お客様の少ない3連休中日
常連のお客様が、苦虫をかみつぶしたような顔で店に入ってくるなり
「ぼちぼち堂には色気がない!」と断じるのであった
で、食事の後、軽トラで乗り付けるや、有無を言わさずこんな花を置いていかれました
以前、この花は丈夫で世話が簡単だから、といただいたマリーゴールドを、いとも簡単に枯らしてしまった前科があるので、自信がないのですが。
ほっとけばいいんだ!!とのたまうお客様の言葉にすがり、しばし様子見します。
古本屋に色気 とは悩んでしまいますが(もっともそのお客様は、ぼちぼち堂は定食屋のご認識)、古本屋の色気とは、こんな古い本の渋い装丁ではないかとも思います
オヤジが中坊だった頃シャーロックホームズの次は、この人にもハマりました
その頃前衛の最先端を走っていたと思しき異色の作家
なんだか奇妙でわからない小説なのに、ゾクゾクしながら「第四間氷期」なんぞを、授業中に盗み読みしていた覚えがあります。
昭和40年間刊行のこの本、付録に芥川賞受賞者一覧があります、懐かしい!
急死しなければ、ノーベル賞をもらっていただろうという作家、誰か再評価してくれませんかね。
明日は歳の神
この雪のない暖冬はいつまで続くのか、ちょっと禍々しい予感さえありますが、歳神さんに平穏をお願いしましょう。