ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

誰そ彼

英語の「twilight 」という語の成り立ちは、two + light。夕焼けと暗闇の対比なんだそうです。

漢字の「黄昏」も同じ成り立ち、いずれもヴィジュアルなイメージ。

一方日本語の「誰そ彼」という言葉には、なんとも様々な物語が含まれていて、日本語の柔らかな豊かさを感じます。

 

そんなことを徒然に思う春の1日

遠くにでかけなくとも、赤白黄色の花盛りです(雨に濡れた白線でスリップするからと、今週月曜のサイクリングは中止になりました、グスッ)

 

今日は1日、新着絵本の整理

珍しく、人気の「こどものとも」が多めに入荷しました

 

まずは年少版

続いて、年中/年長版

なかなか名作揃い

これは、大人も楽しめます

きょだいなきょだいなは再入荷です

 

※6月5日(日)ぼちぼち堂は臨時休業の予定です。

少しずつ調子は戻っています

ぼやぼやとした、春らしい過ごしやすかった一日

なんの花かは知りませんが、この控えめな色合いが好ましい

 

この時期、水の入った田んぼに映る夕日も、この季節ならではの風景です

 

いろんなお客様が、「調子はどう?」と心配くださって声をかけてくれますが

いたーい注射のせいか(貧血の改善のためだそうです)少しずつ調子は戻っているようです

減退していた食欲も、6年間低プロテインカリカリオンリーでやってきたのが、腎臓ケア用のウエットタイプの食事をあげると、「世の中にこんな美味いもんがあったのかっ!!」と、心配するほどの爆食いで、体重も増加してきました。

ご心配かけていますが、もうすぐ虫取りに精出すほど、元気を取り戻せそうです

何より、この幸せそうな寝顔が、、、安心です。

 

かわいいねこの絵といえば、人気のこの絵本も再入荷しております

牧野のさんの描く動物のなんといじらしいことよ

町田尚子さんの描くふてぶてしい猫もいいですが、この猫にも癒されます

 

再び里山へ

先週に引き続き、今週のお休みも自転車漕いで東山ダムへ

 

今回のテーマは、「休まず坂道を登りきれるかっ!!!」

ひとまず日和らずに目的地まで着きました

 

今回は結構余裕もあって、あちこちうろうろ

またまた昔の思い出が蘇ってきます

 

あの頃の元朝まいり、寒い中みんな羽黒山の山道を登ったよなぁー。

そういえば、背あぶり山のロープウエィってずーっと前に廃止されたそうな。

悪友たちと登って、頂上で好きなこの名前を叫んだこともあった、、、あいつはもう死んじゃった

 

帰りはずーっと下り坂、大音声で歌をがなって飛ばすのが快感

 

  50年も前の歌、さらば青春

 

もう、”黒い水”になんども巻き込まれたような歳ですが、口をつくのはこんな歌です

”ぼくはー呼びかけはしなーい♪”

 

新着絵本から今日はこの2冊

エリック・カール 「ホットケーキ 出来上がり!」

谷川俊太郎 「もこもこもこ」

 

色彩の魔術師はこんなことしても魅せます

一方詩人は、こんな風に魅せます。

 

五月の朝

春、雨上がりの清新な朝

それっぽい写真を撮りたかったのですが、いまいちピントが合わず

こちらはそこそこピントが合っても、イマイチ色合いが、、、

 

スマホオヤジの撮る技量はこんなもんですが、実物はなんとも清々しい

片隅では、何にもお世話していないのに、今年も健気にスズランが花をつけました

一方、こちらは力一杯艶やか、妖艶なボタン

蒸し暑くなる前の、春の雨上がりの朝は、また格別ですねー

 

今週は、お店で長く欠品していた定番/人気絵本が続々再入荷です!

まだ鋭意整理中でほんの一部ですが、続々品出ししていきますので、乞うご期待

 

佐野洋子のこの本も、ハードカバー版でお目見えです

…人と人がともだちになったきっかけを思うと本当に不思議です

 

さかな1ぴきなまのまま

名前は知らない

このところは、春らしい気候  近隣の野に咲く花も軽やか(名前は知らないけど)

空いた時間を見つけては、はるかぜに吹かれるのが気持ちいい

見上げれば、天空には有明の月

夜は、こんな風におどろおどろしい、、、

 

今週の足慣らし運転で、ダムまで行ったこと報告しましたが。その道すがらの東山温泉

久しぶりでしたが、なんというか温泉街はまだら、、、

大手はリゾート感満載でこぎれいにしていますが、一方小さい店では日に焼けたカーテンを閉ざして、うらびれていたり、、、

 

そんな中で、こんな佇まいに目が止まりました

障子の奥では、昭和の文士が長逗留しながら、埋められない原稿用紙の前で、ウンウン唸っているような、そんな雰囲気です。

おや、こんなところにも、姐御デザイナーの子分たちが、明るく仕事をしとりました。

 

そこで今日は、硬軟取り混ぜて、なんだか昭和の匂いのする文庫たち

古本屋っぽいラインアップです^^;

 

ついでに、ちょっとおすまししたこんな本も再入荷しました

長田弘「われらの星からの贈物」

   詩人からの贈り物です

 

里山へ

季節の変わり目、いつものようにお秀茶屋にお忍び?したあと

ふと思い立って、東山まで足を伸ばしてみました。

まだ、八重桜が見頃。

それにも増して、新緑のグラディエーションが息をのむ素晴らしさ

小学校の頃は、近所の悪ガキ連と、自転車で冒険探索の定番だった東山

オヤジの今は、何度も休んでえっちらおっちら、。、

雨降り滝、傘岩  今まで忘れていた風景が繰り広げられ、ちょっと感動

まだ子供用の自転車で、何回も遊びに来たのに、誰と何しに来ていたのかははっきり思い出せませんが、山や渓流の静けさに、お尻をくすぐられるような畏れ?快感?の感覚だけが呼びさまされます。

終点 東山ダム湖 ここまで来たのは初めてかもしれません

 

久しぶりに、人気のない里山で、菩薩にあったような心持ちになり、かえってきました

里の田んぼでは、いつの間にか田植えが済んでおりました

 

菩薩ならこの本

平岡正明山口百恵は菩薩である」

杉浦康平装丁、イラスト満載の単行本も素敵でしたが(ずっと前に売れちゃった)、この文庫本が定本完全版です。

 

 

結論。山口百恵が菩薩であること、いささかの変更も修正も翻意もなし。

 

寒暖の差

朝夕は寒くて暖房、日中は暑くて冷房 なんせ一日の温度差が20度もあると。。。

ぼちぼち堂のプチデザート(お飲み物についている季節のデザート)は、一足先に水羊羹に衣替えです

 

でも冬の寒さ、夏の暑さを考えれば、つかの間のいい季節

おてんとう様もおつき様も優雅/繊細な姿を見せてくれます

もうすぐ沈んじゃいますが、とりわけ今日の細い月は幽玄です

 

おかげさまで、うちの看板娘、まだ少し猫背ですが、元気を取り戻しつつあります

あっ、猫背は当たり前かぁ

お医者さん曰く、体に良いが食べたくない食事より、体に良いか分からないが食べたい食事をするのがイチバン とお墨付きをもらい、15歳のおばあちゃん向けの食事をモリモリ食べております。

 

先日、ぼちぼち堂の大切なお絵本好き親子さん、転勤で遠くに引っ越してしまったのですが、一年ぶりに帰省

もう立派なおねえちゃんになって、最近は長い物語にも挑戦中だとか

抱っこしてきていた下の妹ちゃんも、「これくらさいと」自分でお気に入りの絵本をお買い物です

そこで品出し

ハートウォーミングという言葉そのままの絵と物語

ハンガリーの作家、ガブリエル・バンサンの「くまのアーネストおじさん」シリーズ

 まだまだ、こんな世界で夢見ていてほしいものです

 

※ Eさん レジチェックで二重計上発覚、今度の機会に調整します ごめんなさい😅