ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

地域人

生まれ故郷の会津に戻ってはや6年余、ごほんとごはんの「ぼちぼち堂」をよちよち始めてからも5年半の月日が流れました

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今日も一日冷たい雨模様

でもこの時期の冷たい風のにおい、モノトーンの鉛色のそら、冬を控えたそれらの風情が、この自分を形作ったものたちだと、好ましく感じています

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休みの日は、お気に入りのラーメン屋に行ってのこの帰り道が大好きです

写真には撮りませんでしたが、里山に低く雲が立ち込める様子も心和みます

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「残り柿」 とはその地方の高齢化を象徴するものでもあるようですが、このオヤジも組織をリタイヤして会津に戻り、端っこの方で店を営みながら、この残り柿のように、ひっそり熟していきたいものです。

 

なんてつらつら書いたのは、、、

この度「地域人」という雑誌にご紹介をいただきました

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”食から始める地方再生” なんぞと大層なキャプションがついておりますが、ただただ自分たちの居場所が欲しくて、ぼちぼちやらせていただいているだけなんです。

しかし、(ちょっと恥ずかしながらも)外から見ると地域に生きているオヤジとオカミということになるんでしょうなぁ

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この「地域人」

大正大学が出しているちょっとアカデミック寄りの雑誌です

全国誌ですが、会津の本屋や図書館では見かけないようなので、ご興味あればぼちぼち堂でご笑覧あれ