昨日の夕暮れ、所用でとあるお店にいたのですが、外に出ると、ハッと息をのむほどに、世界が燃え盛っておりました
慌てていつもの撮影ポイントに走っていって、撮った写真がこれ
残念ながら、極大の時間帯は逃したのですが、「紅蓮の炎」という、ちょっと恥ずかしい言葉が頭に浮かびました。
飯豊山を前景に見ると、入江の夕暮れのように見えます
それにしても赤い、紅い、、、
これが今日の普通の(?)夕暮れです
今の世相を反映して、地獄の蓋が開いたのかと思うほどに赤く燃え盛っているのがわかります。
紅蓮というのは、八寒地獄の7番目に位置する、寒い寒い地獄のことなんだそうで、炎とは本来関係がないとのことですが、人類にはこれからどんな混乱や試練が待っているんでしょうなーとちょっと不吉な感覚に襲われる夕暮れでした
それでもタチアオイの花が咲き始め、いつものように夏が始まっていきます。
今日の一冊は、大好きな小林敏也の画本宮澤賢治の中でも、一番好きなこの絵
「猫の事務所」
このちょっととぼけた感じの猫たちは、たまりません
それにしても、賢治の時代からイジメやパワハラはあったんですなー
この時代にも、どこからか獅子の一喝が飛んでこないかしら