ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

ほっと一息、、、

 朝起きて、そっと窓の外を見てほっと溜息をもらした会津人は、オヤジだけではないでしょう。

今日は久しぶりに新雪のない朝でした。

雪かたしのない1日が、なんと開放的な気分にしてくれることよ。

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 ブルトーザーの集めた雪がうずたかく積まれて、足を踏み入れられなかったいつもの夕日スポットにも、しばらくぶりで行ってみました。

それでも緑町の田んぼは、誰の侵入も許さない大雪原の様相です。

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雪国のこんな風景や、繰り返す雪かたしの難行苦行

シーシュポスの岩の逸話を思い出すまでもなく、雪国の人は哲学する人になっていくのでしょうか、、、

 

その割に、ぼちぼち堂の哲学/純文学の本たちはなかなか動かないのですが、、、

月に一度ぐらいは、あの作家さんが読みたい!! と飛び込んでいらっしゃるお客様がいらっしゃるものです。

つい先日も、若い方なのに手に取る本は 犀星/安吾/龍之介/漱石。。。

うむーっ、オヤジもちょっとびっくり

一番読みたいのは太宰なんだそうで、その時出せなかった全集、掘り出しておきました

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ちくま文庫の「太宰治全集」 残念ながら10冊セット中第7巻だけかけていますが、これで太宰のほぼ全てが網羅されていますよ。

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あんまりご紹介してことなかったですが、古本屋ぼちぼち堂、こんな昭和の文学作品も取り揃えてありますので、お気軽にお尋ねくださいマセ。

 

そういえば、ブレない昭和の良識、今年お亡くなりになった半藤一利さんの本も、この2冊だけ在庫あります。

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