ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

冬の散歩

今日で1月が終わり、春が待ち遠しい頃合いですが、風が冷たい、冷たい。

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それでも、ぼちぼち堂にいらっしゃるお客さんは、この辺はまだ真冬だなー、もう街中は雪ないぞー などとおっしゃる

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確かに、連日ブルトーザーが出動してガリガリやっていますが、我が家の周りはまだこんな感じです。

何末年始の大雪このかた、家の周りの雪かたし以外に外に出ないオヤジでしたので、例年恒例花粉症の薬の処方のついでに、街をぶらぶら。

確かに大通りはすかりアスファルトがむき出し、歩道の氷も剥ぎ取りが進んでいるようです。

 

ということで冒頭の写真は、普段気にも留めない神明神社のあうんの狛犬

よく見ると、苔をびっしり纏って、なかなかの迫力です

「頼むからコロスケも退治してくれなぁー」とお願いしてお参りしてまいりました。

 

そういえばじっくり見たことなかったなぁーとその帰りには、日新館天文台

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冬空に凛とした佇まい

江戸の昔、日新館の徒弟たちはここで天文学を学んだんだそうです

古の会津っこたちは、夜空を見上げて何を思ったのでしょうね。。。

 

ということで、こんな本

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「人はなぜ、夜空を見上げるのか」 櫻井邦朋

人はふと夜空を見上げ、解放と畏れ、神秘を感じ、その秘密を解明しようとします。

そして確かに、見上げた夜空は「ソレデハオマエハナニモノカ?」とあなたの心を覗き込んでくるでしょう。

 

その想像力の先をお望みならば、ぜひこんな世界にも飛び込んでみてください

今日はちょっとレアなフランスのSF

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「マレヴィル」  ロベール・メルル 他にはイルカの日が有名です

「窒息者の都市」 レジス・メッサク 牧神社出版というのがたまらない再入荷です

 

ちょっとご注意

両作品ともディストピアものなので、あなたの心の深淵が深くなるばかり かもです

 

さあ今日は、寒空のオリオンでも眺めてみましょうか。