ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

一進一退

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立春を過ぎ、ほとんどの会津人は連日の雪かたしが憂鬱な季節。

天候もちょうどこのようにお日様と雪雲が交互に陣取り合戦を行っています。

f:id:bochibochidou:20210210200510j:plain(いつもの河原の夕日ポジションは、降り積もる雪でまた閉ざされてしまいました)

 

雪の合間のこのお休みには、塩川に餅を食べに行きました

 冒頭の写真は、そのお店の築百数十年の蔵に飾ってあったお面です。

 

昨年11月オープンで、まだ食べログなどにも情報が出ていないようですが、農家レストラン「竹の子」

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店の前では、こんな風に凍み餅を作っておりました

カリカリに揚げてたのをご馳走していただきましたが、子供の頃が思い出される、懐かしい素朴な味でした。

何より、ここの80過ぎのおかみさんがめっちゃ楽しい

コロナで今は休んでいらっしゃいますが、「花菜」という農家民宿を営んでおられます

「英語を覚えたくて外国人をどんどん受け入れたんだけど、さっぱりダメだぁー

 その代わり、帰る頃には宿泊した外人さん、みんながみんな会津弁喋ってたぁー」

 

 喜多方市塩川町中屋沢字竹屋丙32(駒形小学校プール東)

  0241-27-7992

 

オヤジが食べたのは、餅御前1000円 4種類のつきたてが楽しめて、お腹いっぱい

餃子や焼売も美味しい!!        

    みなさん是非ご賞味あれ

 

さてさて、雪かたしでこわばった体に鞭打って、品出しもぼちぼちと

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いろんなジャンルの文庫本

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米倉斉加年の表紙絵が艶やかな、色気のある男 吉行淳之介 が目につきます

 

一方こっちは、文庫の手軽さとは対極のごっつい単行本

カバンに一冊入れただけでも重い!!

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黒鉄さんは勲章までもらっているんですね、、、

350頁に及ぶ書き下ろし漫画。下品で深遠?です

 

一方の山口瞳の評伝は、500頁!! その半分は山口瞳の著作一覧という、ファン執念の一冊。