2017年のお正月も静かに終わってしまいました。
鏡開きはまだですが、ここ緑町の『歳の神』は今年は九日にあります。もうすっかりお正月も終わりの様相。移住して2回目の歳の神そして次の日は、十日市。1年は早いものです。
今日は品出しをしていて出会った、素敵な絵本をご紹介。
”オレは牛飼いだから、エサをやる。
きめたんだ。おまえらとここにいる。
意味があっても、なくてもな。”
震災/原発事故によって書かれた本を何冊か読みました、それなりに感じ入ったり考えさせられたりしました。その中でもこの絵本はストンと腑に落ちました。
”なぜ”を知ろうとする気持ちは、いつまでも持ち続けていたいですが、その意味ではなく、自分の持った感情に従って生きること、は、大切なことの様に思えます。
「希望の牧場」 森絵都 作 / 吉田尚令 絵
もう一冊
これもいい物語。完璧なSFでもあります。
「うるうのもり」 小林賢太郎 絵と文