スカッと秋晴れの一日。
うちの調査員は、虫取りに夢中で一緒に夕日を眺めてくれないのですが、今日はこんなショットが撮れました。
サギでしょうか、夕日を背に東のお山に帰る姿。
今日も、夕日と雲が壮大に豊穣に戯れる姿を見せてくれました。
緑町の田んぼも、もうこんな感じ。
稲穂が頭を垂れて入る姿を見ると、「おおーうまそうだ」と思う日本人はいるのかな、オヤジはなぜだか、こうべを垂れる稲穂かなの句を思い出し、敬虔な気持ちになります。
さて、昨日品出しの本の紹介をもう少し。
いずれも、大人に読んでもらいたい絵本ばかり。
近藤薫美子 著 「くぬぎの木いっぽん」
人間に切られることになったくぬぎの木で繰り広げられる、たくさんの動物たちのパニックの物語。考えさせられます。
谷川俊太郎 著 三輪滋 絵 「おばあちゃん/ひとり/せんそうごっこ」
1970年代に発売され、久しく入手困難だった絵本3つを合本したもの。
谷川俊太郎は油断ならない、辛辣です。
ひぐちともこ 著 「4こうねんのぼく」
今週初めて視察に来たぼちぼち堂評論家(4年生)が、興奮した口調でこういうのです。
「おじちゃん、宇宙に果てが無い理由がわかった」
「宇宙はすごい速さで膨張しているから、どんなに速いロケットで宇宙の果てに行こ うとしても、どんどん遠ざかってしまうんだ」
「だから、宇宙の果ては誰にも見れないんだ!」
昔、子供だったアインシュタインも、同じような疑問を持って、相対論に結実させたんだよ。。。
そう、そういうことなんだよ。