東京のオカミのお友達先輩から、たくさんの本が届きました。
午前中、その本をクリーニングし並べてみました。
届けてくれたのは、オカミが幼児向けの読み聞かせを始めたきっかけになった方で、古くから私設の文庫活動の先駆けや、地域の図書館の設置などにご尽力されたとか。
送られてきた本も、そんな歴史が感じられるものから、最近の原発事故を捉えた本まで。地域の中で生活し、ご飯を作り、人とおしゃべりをして普通に生活をしてきた人のこだわりと迷いが感じられるそんな本たち。
そんな中から1冊
うちの迷い猫の名前を拝借した本です。
ミヒャエル・エンデ作 日本では1976年に発行されました。この本は1984年の第19刷。誰もが一度は手に取った本、今でも売れ続けている本ではないでしょうか。オヤジもこの物語を胸にしまいつつ、時間に追われ、灰色の背広を着てサラリーマン生活を続けていました。
こんな本たちを託されると、なんの志も目的もなく、ただ時間にだけは追い立てられないで、と始めようとしている古本稼業ですが、この本を次の人に手渡すお手伝いをするのだ。とちょっぴりそんな気持ちが湧いてくるのでした。
Oさん、本当にありがとうございます。必ずこの本たちを次の読者に届けますヨ。
さて、その名前を頂いたうちの(もしかしたら秘密調査員)モモといえば、
人類の秘密書類を調査するにしても、美味しい干し芋を盗み食いするにしても、はたまた未だ治らない鼻炎の鼻をチーンするためにも、手を使えるようにせねばとのオヤジの勧めに従い、二足歩行の猛訓練中です。。。