ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

秋の気配

夕暮れ外に出ると、吹き渡る風と虫の声、空の雲も秋めいています

雲の無い夕暮れは、すっかり秋の様相

夕焼けを彩る雲も、すっかり秋を告げるウロコ雲でしょうか

お盆過ぎの夏休み中日(休みは24日(水)までです)

特にどこに出かける計画もなく、日中は汗を流しながらエントランスのペンキ塗りに勤しみました。

この休みは、法事やワクチンや健康診断などについやし、ちょっとお店のメンテナンスなどで終わりそうですが朝夕の涼しい風がご褒美。

うん、それで十分ジュウブン…

 

この16日で終わってしまった町田尚子の「隙あらば猫」展に刺激されて、ぼちぼち堂にも図録を入荷しました。

めずらしい、紐綴じの造本

画集としては、ちょっとオシャレ感がそこなわれるかなぁー という感じですが、見開きがピタッと決まり、ワレを気にしなくても良いのがメリットでしょうか

もちろん中身は超絶ステキ

猫好きならもちろん、そうで無い方も、町田さんの愛情あふれる猫への視線と、ていねいな色使いを楽しめること太鼓判です!!

展覧会を見逃した方、あるいは迷って買いそびれた方、25日(木)から再開のぼちぼち堂で、存分にご覧ください。

月夜とでんしんばしら

あいかわらず不順な天候が続いています

おどろおどろした夜の月はこんな感じ。。。

宮沢賢治の水彩画「月夜とでんしんばしら」を連想してしまいますが、あれは9月だったかしら。

 

いやいや、近所ではもうコスモスが咲き始めていました。

このところたっぷり雨をふらせて、夕暮れはからっといい気持ち

しかしここに至るまでが大変

 

お食事時間が終わってお客様の引けたころをみはからい、雨降りの夏休み終盤、隙をもてあました近所の小学生がやってきて、やれ水を出せ、おやつくれ、おせんべいじゃダメだ、お絵かきするから準備しろとこき使われ。

すぐに飽きると、オヤジのパソコンを占有してひとしきりティックトックダンス

まだはずかしいからと、オヤジは締め出し。

それに止まらず、雨が上がると外に出てドッジボール。。。

ああ、明日の営業が終われば夏休みだ!! と 汗を流して頑張りました。

 

今日の品出し

レオノール・フィニ「夢先案内猫」 再入荷です。

猫を愛する幻想画家が綴ったファンタジー

工作舎の造本が好きです

 

※ぼちぼち堂 8月20日(土)〜24日(水)まで夏休みです。

出穂の時期

大雨の後、なかなか湿気は抜けませんが、ようやく暑い暑い夏の終わりの始まりがみえてきたようです。

 

雨があがったちょっとさわやかな今朝

毎日のようにセミ捕りに出かけ、満足して朝寝の体制にはいるこいつ

なぜかきまって朝の一匹目は、オヤジのところまで持ってきて、どんなもんだい!といわんばかり。

ちょっと迷惑なんですが、セミを咥えて意気揚々とやってくる姿を見ると、もう殆どいつもの元気が戻ってきたようで、ちょっとうれしい。

ひとしきり褒めてあげたあとは、ちょっと弱ったセミにごめんなーといいながら、外に返してあげるのが最近の日課です。

 

気がつけばいつのまにか出穂の時期も過ぎ、会津の稲穂たちが色づく季節です。

 

秋の読書に向けては、こんな渋い大人の作家の本

吉田健一 谷崎潤一郎に影響をうけたという、句読点のない美しい文章

「私の食物誌」

欧米に通じた、都会の粋人であったからか、東北方面の食べ物は蕨ぐらいしか載ってないのがちょっと残念。

「本が語ってくれること」

 

==「戰爭に反對する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである。過去にいつまでもこだはつて見た所で、誰も救はれるものではない。」==

湿気がすごい夏です

なんせ湿気がすごく、かんかん照ったとおもったら、土砂降り。

人間どもは、もうかんべん とゼイゼイしてますが、植物たちはいきいきしてます。

朝のツユクサのこの清々しさ

タネを育む椿のはちきれるようなつややかさ

なぜか沈む太陽に背をむけて、おすまししている向日葵

 

適当に雨さへ降れば、植物たちはみんな元気ですなぁー

 

そして今日の空も、素晴らしい姿を魅せてくれました

このリズミカルな造形美

調子にのって、落っこちる雲も

荒れ狂うとそれはもう怖いですが、毎日毎日楽しませてくれますね。

 

きょうは、幼児向け絵本をすこし

 

【ぼちぼち堂2022年の夏休み】

 8月20日(土)〜8月25日(水)まで五日間、

 おやすみします。

あしたもつづく…

【ぼちぼち堂2022年の夏休み】

 8月20日(土)〜8月25日(水)まで五日間、

 おやすみとします。

立秋をすぎても、まだまだ暑く不安定な気候

 

あたしの夏はあしたもつづく…♪   暑い夏の三番館で見た藤田敏八八月の濡れた砂

ぎらぎらひかる波間に浮かぶヨット、エンディング曲として流れてくるこの歌  

そんな記憶だけが夏の情景としてずーっと頭にのこっています。

石川セリ 井上陽水の奥さん まだ10代のころでしたなぁー  と遠い目…

 

ひまわりと月

ゆうぐれの太陽

 

まだまだ続く暑い夏に、とりあえず午睡

まだまだ午睡

セミ捕りの夢でも見ながら。これがただしい夏のうっちゃりかたかもしれませんネ

 

きょうは、シャーロックホームズのパロディ?贋作?エッセイ??

これでひとつのジャンルができてしまっている様相 ぞろぞろでてきます、

 

 

大雨でした

朝から雷様がゴロゴロ。

近隣地域は大変な豪雨、夜中に携帯の警報アラームがなって、大変な夜でした。

そして朝には、ようやく只見線全面開通だというのに、今度は磐越西線の鉄橋が崩壊したとのニュース。

 コロナ、戦争、猛暑、カルト、豪雨…… 心休まない毎日ですねぇ〜

 

それでも、雑草たちは生き生き

先住民先輩たちも、ぞろぞろ這い出してきました

これから秋まで、こいつとの熱い戦いの火花が散ります

 

さて今日は写真展のおしらせ 「フカンとカビン」

只見線開通に向けエネルギッシュに活動を続けている、星賢孝大兄と、志登美姉御の写真展です

先日まで福西本店で好評のうちに開催されていた写真展が、巡回展として色々な場所で開催されるようで、今回は猪苗代図書歴史情報館で実施されます。

 8月27日〜9月24日(月曜日は休館)まで。

    ==今度は無料だよ❤️(曰姉御^^)==

 

本のご紹介は、カート・ヴォネガット

昨年、授業で使うんです、と言っていた英米文学の大学生さん、こんなに集まりました

でも、今年の夏も帰省できないのかなぁー

 

ぼちぼち堂の夏休み(2022年)

今年はとりわけ暑い夏 すでに高齢者に突入しているオヤジ/オカミは、無理せず7年目の夏休みを取ることにしました。

 

【ぼちぼち堂2022年の夏休み】

 8月20日(土)〜8月25日(水)まで五日間、

 おやすみとします。

 

どこに行くあてもないのですが、法事とコロ対策、、、あとはゆっくりですかね。

 

 今週のお休みは、エアコン効かせて家で溜まった伝票整理、、疲れたらたまに外に出て雲ばかり眺めていますが、その雲がなかなか面白い

 

 

夕暮れ時に沈む寸前のネコ爪の月も、新しいスマホでは、こんな風に撮れました

そうそうネコ爪といえば、暑い中をのそのそと町田尚子さんの「隙あらば猫」展、やっと見に行きました。(8月16日まで喜多方市美術館で(水曜定休))

「素晴らしかった!」

原画のていねいな色使い、ふてぶてしくも可愛い猫への愛情あふれる視線、ますますこの作家さんが好きになりました。

うちの絵本たちは全てお嫁に出てしまったので、また仕入れて手元にお置きたいと思いました、乞うご期待!!

 

さて今日のご紹介は、こんなアンソロジーが出ていました

「三体」に代表されるように、最近の中国SFの隆盛は目を見張るものがありますが、

その中でも、女性SF作家だけで、こんなアンソロジーが編まれています。

「この世界は最後には私たちのものになる」

オヤジは、誰一人知らない作家さんですが、中国SF界刮目すべし です。