ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

重陽の節句

 今日は9月9日。

 最大の陽数9が重なるので、重陽節句というのだと…グーグルさんに教えてもらいました。(オヤジは初めて知りました ^^;)

 台風の影響があって、カミナリ様がとどろき、さすがに秋が近づいています。

f:id:bochibochidou:20200910201636j:plain

いつもながらざわざわと大騒ぎしているニンゲンカイを尻目に、稲穂が静かに頭を垂れ始めています。この後そのニンゲン様に食われてしまうのに、ただ一心に豊かに実ることに集中しているようです。

f:id:bochibochidou:20200910202352j:plain

f:id:bochibochidou:20200910202411j:plain

深まる秋は、黄色からオレンジですかね。

 

深まるといえば、この二匹

f:id:bochibochidou:20200910202813j:plain

最初の出会いから一年以上、最近のケンカ/じゃれあいもこんな姿になりました。

ケンカ友達(?)の友情も深まっているのでしょうか。若い二人のこの先を見守っていきたいと思っています。

 

今日は、辻まことの画文集「山の声」、ちょっと珍しい山とスキーの広告を集めた本、出しました。

f:id:bochibochidou:20200910204451j:plain

 

残暑ざんしょ

またまた全国ニュースになるような、会津若松の残暑 今日は36.8度だと。

もう9月も中旬に差し掛かるというのに、今も夕立のような雷雨が轟いて、、、正直夏バテ気味のオヤジです。

f:id:bochibochidou:20200908195349j:plain

いつものように壮厳な夕日ですが、一方最近のお月さまは朝帰り

f:id:bochibochidou:20200908201024j:plain

どうも夜は雲間に隠れて遊び歩き、最近は火星くんがお供のようですね。

f:id:bochibochidou:20200908201138j:plain

月夜と電信柱

 

さてさて、この暑さでオヤジもだらけて、品出し進まず

こんな感じで、ゴロゴロ ブラブラ

f:id:bochibochidou:20200908201600j:plain

 

なので、今日はオヤジの積ん読/読みさしの本たちのご紹介。

f:id:bochibochidou:20200908201741j:plain

それぞれ勇んで手に入れて、期待に胸を膨らませて読み始めたのですが、どれも遅々として進まず、このままでは年を越しそうな勢い(勢いって言うんかい)

これが古本屋オヤジの実態。本を撫で摩るのは相変わらず大好きですが、「そうか、本は読むもんなんだ」と気づく?のは、一体いつになるやら。

 

 

昨日、本好き猫好きの常連さんからお手紙。

しばらく顔を見せてくれないなと思っていたら、先日の満月の夜に、20年以上連れ添い頼りあった愛猫が天に召されて逝ってしまった  とのお知らせ。

f:id:bochibochidou:20200908202723j:plain

オヤジも先代猫たちで経験のあることです、悲しいこと限りないですが、「今をあるがままに受け入れて生き、そしてあるがままに死んでいく」姿は愛おしくも気高さを教えてくれたようです。

 

泣けるだけ泣いたら、この絵本のように「いてくれてありがとう」と言える日がきますように。

合掌

 

 

夏は、明日も続く、、、

また蒸し暑さのぶり返した日本列島

お食事時間が終わってお客様の引けたぼちぼち堂には、(おか)サーファーがたむろし、「オヤジ、水くれ!」と言って、割り算の宿題をしております。

f:id:bochibochidou:20200903195123j:plain

あぁ、わたしの夏は、明日も続くぅ〜 と昔の歌が響くので、海はないですが夕日を眺めたくなるこの頃

f:id:bochibochidou:20200903195350j:plain

東京に出たばかりの頃、蒸し暑い名画座で「八月の濡れた砂」を見ながら居眠りしていたコト、ふっと目を覚ましたときに目に飛び込んできたギラつく海と石川セリの歌声が鮮明に思い出されます。

あの頃の、何か孤独で頑なな”終わらない青春”の思い出が、映画、本、ラジオなんかとともに、連想ゲームのように湧き出てきます。

f:id:bochibochidou:20200903200416j:plain

「十八歳、海へ」や「サード」は鮮烈だったなぁ。思えば映画から本、そしてその作家と辿ることが多かったようです。

 

そしてラジオといえば、深夜放送

f:id:bochibochidou:20200903201133j:plain

なぜか、パックインミュージックの本「もう一つの別の広場」が別装丁で3冊も集まっています。

那智チャコ、北山修、そして何よりも林美雄が大好きでした、あの頃好きになったもの、ことはみんなラジオから発信されたものが多いようです。

 思えば、10974年の夏は、十八歳真っ只中でしたな。

 

ふぅー あれから半世紀近く、、、

もう年寄り半分のオヤジは、十六夜の月を見て懐かしむばかりです。

 

  月夜の豚は恥ずかしい。
  ずんぐり影が映ってる。
  ガニマタ足で坂を降り、夜空見上げりゃ、あっ星二つ。

 

それでも、「わたしの夏は明日も続く。。。」

ながつきとなりました

8月の終わりは、猛暑も一段落

待望の雨も降って、体がまさに一息”ホッ”としたのが感じられます。

f:id:bochibochidou:20200901193744j:plain

今日はあいにく雲が多い宵となりましたが、月を愛でるのがいい気持ち

ウイキさんによれば、9月長月は「夜長月(よながつき)」が語源だそうで、まさに月光浴にふさわしい季節となりました。

f:id:bochibochidou:20200901194150j:plain

それにしても昨日は雷様があちこちで活躍、巨大なかなとこ雲があっという間に月を飲み込んでしまいました。

それでも夜が更けるとこんな穏やかな月夜、涼やかな風と虫の音が秋の訪れを感じさせてくれました。

f:id:bochibochidou:20200901194636j:plain

世の中は、本当に暑苦しいコトばかりおきますが、夜空は、月、火星、木星土星が涼やかに目を楽しませてくれます。オススメです。

 

さて、ながつきのぼちぼち堂。

いつものようにぼちぼちとマイペースで、オススメのいい本と、美味しいご飯をご提供していきます。

f:id:bochibochidou:20200901194911j:plain

今日品出しした文庫本たち

夢十夜を十夜で」久々に再入荷。

幽玄なる月明かりを感じさせるこの本、オススメです!!

赤い夕日がぁ〜

こんな夕日を見ると、頭には「あかぁい〜ゆうひぃがぁ〜、こうしゃをそめぇて〜」

舟木一夫の歌声が響く、昭和なオヤジです。

f:id:bochibochidou:20200828200612j:plain

もう居直って、暑い夏の風景をと近所を見回し、

f:id:bochibochidou:20200828200934j:plain
あくまでも真っ青な空に、セイタカアワダチソウ

f:id:bochibochidou:20200828201013j:plain

リゾート地を思わせる(ほんとかっ!?)ぼちぼち堂のエントランスパラソル

f:id:bochibochidou:20200828201114j:plain

何よりもこの足が、夏の暑さを体現しているでしょうか??

               真っ黒に日焼けしております。

 

そんな夏の「おまかせ定食」の最近のラインアップのご紹介。

f:id:bochibochidou:20200828201348j:plain

味噌味おおめでしょうか、、、いつものようにオカミ、セイゼイ言いながらも、一生懸命作っております。

 

今日は、久しぶりに幼児向け絵本を品出し

f:id:bochibochidou:20200828202002j:plain

だるまさんとしろくまちゃんは超定番

ぼちぼち堂でも、もう合わせて数十冊旅立っているという人気商品です

 

そうそう、岩合さんのサイン本も入荷しております

f:id:bochibochidou:20200828202243j:plain

早い者勝ち!!

 

8月最終営業日、30日(日)は、ランチタイムテーブル席貸切です。

 ※奥の座敷とカウンター席は通常通りです。

 

PS

南の夜空、月、木星土星が並んで綺麗です

 

3連休でした

 この前の日曜日は所用で臨時休業でしたが、所用が急遽キャンセルとなり、今日までぽかっと三連休だけが残りました。

 三連休はお正月以来でしたか、、、でも特にどこに出かけることもなく、連日感染者確認のニュースにため息しながら、暑さに喘いでおりました。

f:id:bochibochidou:20200825201639j:plain

それでも夕暮れは秋の気配。

f:id:bochibochidou:20200825202010j:plain

コスモスも咲き揃ってきました。

秋が待ち遠しい。。。

f:id:bochibochidou:20200825202240j:plain

 

さて、休み中は基本ダラダラしていたオヤジですが、素晴らしい本の品出しはバッチリやりましたよ。

f:id:bochibochidou:20200825202451j:plain

ガルシア マルケス

百年の孤独」  お酒の名前ではありません、ノーベル賞をとって、ラテンアメリカ文学のブームを巻き起こした名著です。

これはとてもハードル高い本ですので、まずはこちらの短編集「青い犬の目」から入るのもいいかも。

 

f:id:bochibochidou:20200825202917j:plain

 次は、メイ サートンのエッセイと小説

「夢見つつ深く植えよ」「今かくあれど」そして最後の日記となった「82歳の日記」

 

  ー私の年齢は私の獲得したもの。 持っていかないで ー

 

マルケスもサートンも「孤独を噛みしめる」というキーワードでつながるでしょうか、、、

 

そのほか、こんな本たちも出しています

f:id:bochibochidou:20200825204500j:plain

しばらく厳しい気候が続くようですが、古本屋ぼちぼち堂、美味しい定食とともに、明日からも、ひっそりみなさんをお待ちしております。

【ぼちぼち堂直近の営業案内】

■ 8月23日(日)  臨時休業

■ 8月30日(日)  ランチタイムはテーブル席貸切です

           奥の座敷とカウンター席はOKです

  ※原則 月/火 定休日。開店11:00 ランチ提供11:30  閉店16:00

 

f:id:bochibochidou:20200821200908j:plain

 晩夏の暮れなずむ西の空に、新月から数えて2日目のお月様が、沈んだ太陽を追いかけていきます。

今年の中秋の名月は10月1日なのだそうで、この月はまだその前のひよっこですが、無粋なオヤジにも「かそけき」などという言葉が浮かんでくる、そんないい月。

 

 依然として日中は殺人的な暑さが続いていますが、夕暮れになると暑さが和らいで、近所のネコ先輩たちもゆったりしております。

f:id:bochibochidou:20200821202016j:plain

f:id:bochibochidou:20200821202029j:plain

 

さて今日は、残暑を吹き飛ばす「怪談」関連の本たち

実は、怪奇幻想系はぼちぼち堂の得意分野

ちょっと本棚からピックアップしても、ぞろぞろ本が出てきます

f:id:bochibochidou:20200821202421j:plain

これを読んで、暑さをうっちゃりましょう!! もう少し!!!