ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

最後のあがき?

冬将軍のじたばた最後のあがきか、寒い日がつづいております

それでも今年の会津若松市内は、最初の寒波以来、ドカ雪とjはなりませんでした。今朝もこんな具合。

さぁー雪かたしだぁーと意気込んだのですが、結局朝方のお天道さんが綺麗に片付けてくれました。

 

大雪だと騒がれた冬もいよいよ終盤、この春の「花粉大量飛散(悲惨)」も予報倒れになって欲しいものですが、、、とりあえず薬は飲み始めております。

 

別れを惜しんで?最近の冬の一コマ

静かな夕暮れ

凛とした冬の星座 オリオン座大星雲も映り込んでいます
(夜間モードすごい!!)

冬眠中?のアンモニャイト ^^/

 

今日は久しぶりに、水木しげる 生誕百年 もうすでになくなって七年もたってしまったんですね

文庫版の漫画やエッセイたちです。

 

妖怪を愛し、一方で戦争を深く見つめ続けた水木さん 今のこの戦争をどう言ったでしょうかね。

 

 

 

つきがさ

先日の月暈

薄い雲が氷でできています、そこで屈折する月の光…この季節のご褒美のような光景ですね。

空を見上げてフーッと息を吐くと、なんだか足が地について、流される日常のなかで確かなものを感じるような、そんな気にさせてくれます。

 

雪国の人なら、まだまだこんなもんじゃ終わらないぞーー と思いつつも、このごろの日中は穏やかなお天気

うちの秘密調査員もうたた寝を中断して、おしごと(看板猫)に復帰かっ?

いや、ひさしぶりに、お天道様の下でこれがしたっかったんですね。

 

今日は「こどものとも」などがたくさん入荷

和田誠谷川俊太郎のゴールデンコンビ絵本があったり

なにやら不思議にシュールだったり

よいこの好奇心と想像力を刺激する、素晴らしい本たちです

 

もちろん大人もたのしめますが、よい大人のみなさんにはこっちもありますよ

岩波文庫

ある書評によれば、読んでしまったら、しばらく呆然としてしまって立ち直れないそうですよ

タタール人の砂漠」

          いかが??

 

 

明日は節分

このところの会津若松は、降ったり晴れたり、もやったり。

大気はまだまだつめたいですが、今年の積雪量はそれほどでもありません。

でも今朝の雪は水気が多くて重く、ちょっと厄介でした。そう言えば明日はもう節分、こんなところでもしっかりと季節は進んでいるのが感じられます。

 

今日のご紹介は、ルイスキャロル

いわずとしれた「アリス」の作者

不思議の国のアリス」 文字通り世界中で様々なヴァージョンでの出版、研究がなされ「不思議の国のアリス症候群」という名の病気まであるようです。

「ルイスキャロル 遊びの宇宙」は、この人の本業 数学・論理学に焦点を当てた本

「シルヴィーとブルーノ」は、あんまり知られていない最後のファンタジー

最後は、アリスをオマージュした様々なアーティストの本「アリスの絵本」

表紙は地味な感じですが、中身は濃い!

四谷シモン

 

    …げにいのちとは 夢ならずや

 

さむさまっさかり

予報通り、寒い寒い日が続いています積雪は大した量ではなかったですが、外に出した看板がは瞬く間にこんな感じです。

 

寒そうでしょー、寒いです。

 

このところの寒波で秘密調査員の近隣パトロールはお休み。

そのためやっとこさ昨年開催した(もう2ヶ月も経っている)「会津ブックフェア」の後始末をはじめています。

といっても、データベース上の消し込み処理が終わっただけで、現物はまだ放置状態のありさまですがね ^^;

 

以下は主に自分の覚書のため、ブックフェアで売れた本の作家さん一覧発表です

 

まずは期間全体の作家ベストテン

おおーっ 開高健松岡正剛小松左京など、出品時に力を入れた作家さんたちがベストテンに入っているのは、嬉しくもちょっと意外でした
片岡義男司馬遼太郎池波正太郎なんか、お店にはあまり並べていませんでしたが、やはり人気
クリストファー・パオリーニは、ドラゴンライダーシリーズを全部買いしたお客様が、

町田尚子さんは、全部が古本に比べ割高の新刊でしたが、まだまだ人気ですね。

 

力を入れたシャーロック・ホームズ物や宮沢賢治関連本、大型写真集などがイマイチだった感じはしますが、全体としては、絵本/漫画から純文学/学術系まで、硬軟とりまぜ、いろんなジャンルの本が、満遍なく売れた感じがします。

いつもは人気がないSFも、そこそこ売れました。

 

以下は蛇足ですがちょっと切り口をかえて、フェア前後半に分けた時のチャートです

 

<前半11月>

<後半12月>

 本当は書影も貼り付けたいのですが、pcを変えてから書影一覧がうまく表示されず、残念です。

 

 

だいかんのかんぱ

ここ1ヶ月ぐらい、大雪にもみまわれず、カチンコチンにも凍えず、おおむね穏やかな気候でした。

裏の川原の夕暮れ時もこんな感じで、雪もほとんど消え、まだ犬の散歩やウオーキングを楽しんでいる方がいらっしゃいます。

磐梯山も例年にくらべ雪が少なめ。スキー場は大丈夫でしょうか?

 

ぼちぼち堂でものんびり、新着絵本の品出し

さてこのなかからのご紹介は、ぼちぼち堂でも根強い人気の五味太郎さん。

喜寿をむかえても、ちくちくぴょんぴょんがんばっておられます。

 

来週は、大寒波が日本列島を襲うのだとか。

大寒らしいと言えばそうなんですが、皆さんお気をつけて。

ぼちぼち堂へも、むりのない範囲でおいでください。そしてやっと辿り着いたぼちぼち堂でも、上から虎視眈々狙っているやつがいたりしますよ。

 

あいまいな日常

 新年を迎えたからといって、なにかを決心するでもなく、またゆらゆらと日常が流れております。

 

 まるでこのごろのお天気のように、ちょっと降ったり

ぴかっと晴れたり

 

あの朝霧の先では、ちょっとはシャキッとするのか、そのままどんよりなのか。。。

なんだか憂鬱な気分のこのごろ。ご近所や古い友人たちも、転んで骨折だの入院治療だのそんな話ばかり。

ただ単に、正月ボケの運動不足なのか、いっそこれから寒波到来、いっそ否応なしに雪かたしに精出すのが必要だな、なんて思っています。

 

ただし一方では

きな臭い憂鬱な雰囲気の世情のなかでも、わがぼちぼち堂のお客様は明るく元気

ご自分の作品を絵葉書にして、配ってくださったり

この前ご紹介の「むとうせつこ」さんに続き、またおひとり、絵本作家さんがデビューとのこと

会津ブックフェアのトークショーでもおせわになった「前田智子」さんの童話

「まんまる月の夜」があと1ヶ月で発売予定です。

絵は知る人ぞ知る、三島町にアトリエを構える芸術家「半沢政人」さんが、全力で取り組んでいらっしゃいます。

できたら、ぼちぼち堂でもお取り扱いさせて頂く予定です。  乞うご期待!!

 

さて今日は、もやもやと行く末に迷いとまどう大人に向け、優しく背中を押して元気づけてくれる(とおもわれる:読んでない^^;)本のご紹介です、

 

キーワードは、素直に自然と向き合う ということですかねー

 

通常モード

年も明け、さまざまお正月にまつわる行事もすぎ、通常運行モードとなりました

夕暮れの風景

風もなく、空気が澄んでいるせいか、夕焼けが怪しく燃え立つこともなく、静かに暮れていきます。

 

今年も燃え立ったのは、河川敷で行われるどんど焼き

今年は餅焼きも解禁。大鍋の豚汁の振る舞いもありました。

 

この写真ではちょっと青空ものぞいていますが、例年お約束の”大荒れ”の十日市

この10日の吹雪はすごかった、大盛り焼きそばのパックに雪がつもっておりました。

 

それにしても、毎年行われるこんな行事を、年を重ねるほどに愛おしく思うのは、年をとったせいでしょうかねー

 

さて、ぼちぼち堂オヤジもそろそろダラダラモードから抜け出して、もう1ヶ月も過ぎた「ブックフェア」の後片付けをしなくっちゃ、、、とぼんやり自戒。

 

と、その前にちょっと品出し

尾崎翠から式貴士まで振り幅大きいラインアップ

共通点といったら、四半世紀/半世紀前の作家さんたち

ほとんど時代の流れに埋没しそうな方々ですが、昭和の古本屋ぼちぼち堂、これからもこの路線でいくぞーぉ(行くしかない)

 

 日中は一見おだやかでも、夜はおどろおどろし、、、そんなのが好きです