ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

たくましい会津のネコ。。。

会津のノラ猫先輩のたくましい行進

f:id:bochibochidou:20210122194233j:plain

冷たい雨が降っているというのに、脇目も振らず堂々とぼちぼち堂の前を横切って行かれました。

一方、わが秘密調査員はふがふがとストーブにかじりつくばかりです

f:id:bochibochidou:20210122194824j:plain

まぁオヤジも御同様で、日がな一日店の中で、ぼちぼちしとりました。

 

なので? 今日は外の写真はなし。

f:id:bochibochidou:20210122195030j:plain

ということで、たまには店の棚の一場面

おやおやいつの間にか、客さんからの貰い物でいっぱいです

(色気のないぼちぼち堂にみなさんのご心配、本当にいつもありがとうございます)

 

 ところで、中央の絵本「クマがふしぎにおもっていたこと」は、ぼちぼち堂でも何冊か売れている本で、とぼけた味の微笑ましい本ですが、改めてパラパラしたら、なんとサイン本でした

f:id:bochibochidou:20210122195611j:plain

作者のヴォルフ・エァルブルックの絵を模してあるので、ちょっと気がつかなかったのですが、これは訳者の自身も著名な童話作家である今江祥智さんの献呈署名に添えられたスケッチでした。

(こんな素晴らしい本を手放したらダメですよ!幸子さん!!)

 

署名つながりで、こんな本も棚に並んでいます

f:id:bochibochidou:20210122200419j:plain

f:id:bochibochidou:20210122200435j:plain

谷川俊太郎佐野洋子の素晴らしいコンビで

きさらぎにという言葉で、谷川俊太郎の墨の署名がされています

 

素敵なコンビといえば、こんな絵本もぼちぼち堂に並んでいますよ

f:id:bochibochidou:20210122200745j:plain

長新太さんが亡くなる前に残したスケッチを、和田誠さんが色付け仕上げしたというメモリアルな絵本

f:id:bochibochidou:20210122200918j:plain

わんわんにゃーにゃーだけで展開される、長新太ワールド全開の一冊です。

 

寒さ本番です

昨日はすごい吹雪

ぼちぼち堂のエントランスの呼び鈴、黒猫たちが白猫になっています。

f:id:bochibochidou:20210120195349j:plain

こちらは夜のぼちぼち堂の様子

f:id:bochibochidou:20210120195604j:plain

なんだか寒さ厳しい北国の一杯飲み屋の雰囲気で

熱燗にあたりめが似合いそうな風情となりました。(もちろん出ません^^)

 

今日のお客様との雑談などで思い起こせば、オヤジの小さい頃はもっともっと寒くて、家の中のタオルが凍ったり、歯をガチガチさせて登校したりしたなぁー

それでも寒さは明日朝がピーク、その後ちょっと緩むようです、寒の入りもほぼ中間の大寒を迎へ、そろそろ「春よ来い」と歌いたくなる頃合いですが、もう少しガンバっぺー。

 

さて今日は、年初ちょっとお知らせした「junaida」の新刊が入荷しました

f:id:bochibochidou:20210120201153j:plain

どれもイマジネーションを刺激する素晴らしい絵本ですが

特に、宮沢賢治の童話や詩の一節に添えた不思議な絵たちの、IHATOVOのシリーズ

そう賢治のいう「心象風景」という言葉がぴったりです

f:id:bochibochidou:20210120201537j:plain

f:id:bochibochidou:20210120201548j:plain

f:id:bochibochidou:20210120201601j:plain

 

ぼちぼち堂では定番、ショーン・タンや町田尚子の本たちも一緒に入荷しましたよ

f:id:bochibochidou:20210120201743j:plain

 

寒の合間

今日の日中は、こんな穏やかな天候に恵まれました

f:id:bochibochidou:20210118201732j:plain

最近は、どうしても家の中でグズグズしていることの多いこいつ

f:id:bochibochidou:20210118201918j:plain

ぼちぼち堂おやすみだった今日は、颯爽と外に出て思い切りおてんとさまを満喫しました。

f:id:bochibochidou:20210118202102j:plain

そういえば、こいつ

思えば寒いみぞれの日、引っ越したばかりのうちの玄関前に忽然と降ってきて、いつの間にか5年の月日が流れていました

f:id:bochibochidou:20210118202643j:plain

いまだに目ヤニが多いだとか、胃腸が弱いなどいろいろありますが、概ね元気で無事ミドルエイジを迎えることができました。

ぼちぼち堂に現れた本当の目的はわかりませんが、今日の定食メニューより「今日のニャンコは?」と目当てにするお客様も多く、自然と看板ネコになって、馴染んでくれているようです。

f:id:bochibochidou:20210118204344j:plain

それにしても月日の経つのは早いものだなぁと、寒の合間のマジックアワーに少ししみじみ。

そんな穏やかな寒の合間から一転、明日からはまた嵐の予報。雪かきに精出す日々はまだもう少し続きそうです。

 

今日も、長い冬の夜に、コタツでパラパラするのに最適な本のご紹介

f:id:bochibochidou:20210118205324j:plain

ひと皿の小説案内  小説に出てくる食べ物に着目した小説案内

彼女のこんだて帖  ハートフルな掌編とそれにちなんだレシピ集

 

ひと皿の〜に出てくるらラインアップ

f:id:bochibochidou:20210118205801j:plain

f:id:bochibochidou:20210118205818j:plain

読んだ覚えのある小説、そこに出てくる料理、あれなんだろうなぁーと思いを巡らすのも、楽しいひと時ですね。

 

それでは  さてこれは、なんという小説のなんという料理でしょう??

f:id:bochibochidou:20210118210049j:plain

 

不要不急の外出自粛(か?)

あっという間に松の内も終わり、小正月大寒と季節はいつものように過ぎていきますが、いつもと違うのは、このコロナの蔓延。

一日一日とジリジリ追い詰められるようで、息がつまるようですね。

f:id:bochibochidou:20210114202513j:plain

普段は信心のかけらもないオヤジですが、このお正月は破魔矢だの起き上がり小法師など久しぶりに買い替えたりしています。

 

昼間の会食も避けましょうね、と言われるとぼちぼち堂もどうしたものか、確か一回目の緊急事態宣言の時は、食事はOKだけど古本はNGですよと言われていましたっけ

、、、優柔不断なオヤジは、まぁしばらく様子見するしか術がありません、、、

 

今の所は、ぼちぼちいつものように ですが

f:id:bochibochidou:20210114203258j:plain

一方の秘密調査員は、すでに不要不急の外出(?)を自粛し、ストーブを独り占めして暖をとるか、下のような擬似冬眠を励行しております。

f:id:bochibochidou:20210114203525j:plain

しかし見事に丸い!!

 

絵本も、続々新入荷してます

f:id:bochibochidou:20210114203735j:plain

リスとはじめての雪、わたしのワンピースなど、人気の絵本も再入荷

オヤ、そういえばヨシタケくん5年でかなり進歩したようですね

f:id:bochibochidou:20210114203941j:plain

 

歳の神が行われました

様々なイベント自粛の昨今ですが、「厄払いなんだがら、今年やんなくでどうすんだぁ〜」ということで、規模縮小して今年もどんど焼きが行われました。

f:id:bochibochidou:20210112195202j:plain

やはり今年は取り囲む人の数が少ない。無病息災の餅を焼く人もまばらでした。

f:id:bochibochidou:20210112195315j:plain

これが、火をつける前の姿。

今年は、昨年惜しまれて閉店となった「いとう食堂」で長年使われたよしずが使われているので、大変貴重です。

町内会のスズメたちからは、「来年もよしずを供給するために再開店しろよっー」と声がかかっておりました。

 

お休みの今日は、思い立って子供の頃遊んだ神社に、遅ればせながら初詣

f:id:bochibochidou:20210112200328j:plain

八角神社は、伊佐須美神社として建立され「會津総鎮守」として会津を守っている由緒ある神社です。

近隣住人から「おやすみさま」と親しまれ、オヤジの子供の頃は悪い遊びを散々させてもらった神社でもあります。

f:id:bochibochidou:20210112201428j:plain

本当に今は「祓え給え 清め給え 守り給え 幸え給え」ですね。

今では一年に数回しか訪れませんが、今後ともよろしくお願いします。

 

さて、令和3年第二週、古本屋も本格始動していきます

f:id:bochibochidou:20210112201807j:plain

新春一発目は、気軽に読めるこんな本たち

幼児むけ小型絵本も入荷しています。

f:id:bochibochidou:20210112202013j:plain

もう売れちゃったのも何冊かあります。^^:

 

寒波到来です

寒い寒い、会津の冬らしくなりました。

f:id:bochibochidou:20210108195115j:plain

昨日の夜のぼちぼち堂エントランス、格子窓に雪が吹き付けて、風がビュービューいってます。

f:id:bochibochidou:20210108195442j:plain

ガラス窓に張り付いた雪が、風雪の強さを物語っています。

一夜明けて雪はこんな感じ、量はそれほどでもなかったですが、何せ寒くてかじかむ夜でしたね。

f:id:bochibochidou:20210108195411j:plain

明日も真冬日の予報。

今年は腹を据えて、会津の冬を十分に堪能(?)していきたいものです。

 

今日は、こんな本のご紹介

f:id:bochibochidou:20210108200516j:plain

2002年発行「文藝春秋漫画賞の47年」

こんな漫画家総勢73人の受賞作がまるごと楽しめます。

f:id:bochibochidou:20210108200739j:plain

〜あいだは割愛〜

f:id:bochibochidou:20210108200749j:plain

オヤジも結構な歳なので、ほとんどリアルタイムで見ている作家さんが多いですが、長新太が第五回で取り上げられていたのは、ちょっと新しい発見

こんなシュールな絵を描いてます

f:id:bochibochidou:20210108201236j:plain

賞の後期は、選考基準が曖昧などと批判を受けたようですが、それなりの意義のある漫画文化の集大成であったと思います。

 

あ、遅ればせながら、最近は寒くて調査パトロールをサボってますがうちの秘密調査員、今年も元気です

「明けましておめでとう御座います、今年もよろしくお願いしますにゃー」

f:id:bochibochidou:20210108201525j:plain

 

2021年営業始動しました

あけましておめでとう御座います

f:id:bochibochidou:20210106201828j:plain

とうに仕事始めも過ぎお正月気分でもないだろう、という方が多いと思いますが、今日ようやく2021年のぼちぼち堂が始動しました。

カレンダーの関係もあって、年末年始のお休みはなんと9連休!!

たっぷりとお休みをいただき、足の裏をストーブであぶりながら、秘密調査員とうたた寝をする毎日でした。

 

お出かけは伊佐須美神社への初詣ぐらい

f:id:bochibochidou:20210106202649j:plain

f:id:bochibochidou:20210106202658j:plain

流石に昨年に比べ、5分の1、10分の1ぐらいの人出で、スイスイお参りができました。

 

今年は日本中のたくさんの人が「コロナ禍が収まりますように」と祈ったのでしょうが、天の神様は今頃何思うのでしょうか。。。

 

さて今年の営業始動に向け、恒例、「昨年ぼちぼち堂から旅立った本たち」をご紹介

まずは、作家別ベストテン

f:id:bochibochidou:20210106203548p:plain

塩野さんは、「ローマ人の物語」全巻一括嫁入りのおかげ

ほーっ オヤジの敬愛する開高健さんが2位に入っているのがニヤリ

松谷みよ子さんも、昔話全集の賜物ですなぁ

川本三郎さんなど渋いところが売れると、古本屋としては嬉しい

ちなみにこちらは直近3ヶ月。。。一年のうちでも傾向が変わるもんです

f:id:bochibochidou:20201231205216p:plain

 

作家一覧は以下、書影は多すぎるので割愛です

f:id:bochibochidou:20210106204255p:plain

新年早々は、moe絵本屋さん大賞でも健闘している、junaidaの新刊絵本を仕入れ予定としております、乞うご期待。

そういえば、同大賞1位のあの本、まだ棚に刺してありますよ! 古本価格!!

 

今年もよろしくご贔屓くださいね。