ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

最近の調査員

最近とんと目覚ましい話題を提供してくれない、ぼちぼち堂の秘密調査員。

            相変わらず元気であります。

日中は調査をサボってほぼ眠りこけ、夜中に「真空行動」を繰り返し、オヤジ/オカミの安眠を妨害しております。

f:id:bochibochidou:20181207195314j:plain

夏の失踪事件でちょっと懲りたのか、最近は近所の側溝調査に力を入れオヤジに叱られているのですが、お客様の人気はうなぎのぼり。先日も似てるからといって、こんな黒猫をいただきました。

f:id:bochibochidou:20181207195910j:plain

最近の実物はこれ、町内監視中の図。

f:id:bochibochidou:20181207195956j:plainちょっと太ったかも、、、

そして、日中はいつもこんな感じです。

f:id:bochibochidou:20181207200134j:plain

 

気温も下がり始めて、ほぼ雨の一日。昨日までの喧騒はどこへ行ったやら、ぼちぼち堂の前は文字通り猫の子一匹通りません。

オヤジはボチボチとパラパラしたりウトウトしたり。

f:id:bochibochidou:20181207200455j:plain

この中の一冊

1990年中央公論社から発行の、水木しげる「諷刺の楽しみ」

オヤジもリアルタイムで読んでいたと思われる、1960年代〜70年のガロなどに発表した作品集です。

収録作品はこんな感じ。

f:id:bochibochidou:20181207200806j:plain

f:id:bochibochidou:20181207200845j:plain

そのほかの本もみんな、昭和の懐かしさを感じる本ばかりです。

 暖かいぼちぼち堂で、ぜひパラパラしてみてくなんしょ。

羽ばたく鶴  …のような白鷺

12月初めのぼちぼち堂おやすみは、目まぐるしく変わる天気。  暖かい。

f:id:bochibochidou:20181204200619j:plain 晴天に誘われていつも裏の川に出るてみると、白鷺が優雅に羽ばたいておりました。ちょっと小さいですが、一見鶴のようで年賀状にでも使いたい一コマ

f:id:bochibochidou:20181204200820j:plain

飯豊連峰の薄雪もいい感じです。

それにしても、いつの間にか年賀状の季節になっちゃいましたねぇー。

f:id:bochibochidou:20181204200937j:plain

優しい日差しの天候ももうすぐ下り坂、今夜は雨が降り始めました。

f:id:bochibochidou:20181204201047j:plain

これからはこんな日が続く事になります。

         でもこれが会津 そう思ってます。

 

今年のぼちぼち堂にも、冬/クリスマス関連の絵本を出しましたよ。

f:id:bochibochidou:20181204201300j:plain

f:id:bochibochidou:20181204201324j:plain

暖かいお食事とともに、ゆっくりとした時間を過ごしに、おいでくださいまし。

最近の日常、、、

ぼちぼち堂にも、とうとう12月がやってきました。

まだ初雪を見ない会津ですが、来週末にはいよいよ雪のたよりかぁ〜などとゆるゆる開店準備の朝、バラバラ事件の発生です!!!

f:id:bochibochidou:20181201195019j:plain

首と左手が見事に切断、、、こっ、これはプロの仕業か??

 この頃はオヤジの什器すってんころりん事件も影を潜めていたのですが、久々悲惨な事件でした。<(これを作ってくれた縄文人の!?)遠古堂さん、ごめんなさい。>

 

そのほかには、あまりにのどかなぼちぼち堂の店内では、男子はこんな光景だったり

f:id:bochibochidou:20181201195730j:plain

(→少しは本も読んでくれよー)

女子はオヤジを締め出し、部屋に籠って何やら秘密の儀式を行なっている様子。

(→外で買ってきたドーナツのカス、こぼしたままにすんなよ〜、せめてオヤジに一口くれよ〜)

 

オカミも密かに新作スイートを焼いたり。。。

まさに平々凡々の日常が過ぎております。

f:id:bochibochidou:20181201200102j:plain

名づけて、フレッシュアップルタルト、何がフレッシュなのかはわからないそうです。

 

はい、古本屋なので本もあります

f:id:bochibochidou:20181201200342j:plain

 

さて、バラバラ事件の顛末。。。

警察や病院のお世話にならず、とりあえずアフロヘアーとともに復活です。

f:id:bochibochidou:20181201200932j:plain

 

 

 

「空をゆく巨人」

天気予報は外れて、午前中から雨模様の会津若松

f:id:bochibochidou:20181128194508j:plain

地面に落ちた紅い楓がくっきり

f:id:bochibochidou:20181128194611j:plain

曖昧な雲が次々と表情を変え、パッと陽がさす時間もありました。

f:id:bochibochidou:20181128194732j:plain

いつの間にか昼寝から飛び起きて、こいつは今頃のお日様が大好きです。

 

最近読書に目覚めたオヤジ(^^;)←最近かいっ

FBの知人から教えていただいたこの本を、新刊では生まれて初めてか、密林さんでポチして読んでおります。

f:id:bochibochidou:20181128195151j:plain

川内有緒著「空をいく巨人」

現在はニューヨークに拠点を置く現代美術家蔡國強」と、いわきの変なおっちゃん、いわき万本桜プロジェクト代表である「志賀忠重」を追ったドキュメンタリー。

2018年の開高健ノンフィクション賞を受賞した本であることもさることながら、この作家の言葉がとても良くて、立ち読みする間もなく即ポチしちゃいました。

 

「自宅の近所に何時間でも立ち読みさせてくれる小さな書店があり、私は小学生の頃からそこに入り浸り、何冊も本を読みふけっていました…ささやかながら自分のこの本を全文立ち読み可能とします」

「復興を支援したいといった背筋を伸ばしたミッションなどではなく、もっと個人的なモチベーションでこの本を書いてみようと思った」

https://note.mu/ariokawauchi/n/n9ceedfc7f256?fbclid=IwAR3yEqRny_LkgwyscgkxVbRppPViaWSGUa9arBskjj5VcfIyG6TiGfgP71k

 

それにしてもこの本、奥付には2018年11月30日発行とあるのに、密林経由ではもう手元に届いてしまっています。すごいことです。

f:id:bochibochidou:20181128201700j:plain

 

そう、ぼちぼち堂もささやかながら、少々店主の趣向に偏向しとる嫌いはありますが、陳列の本全て立ち読み/座り読み可能です。

さて今日も、偏向気味の本を品出し、品出し、、、と

f:id:bochibochidou:20181128201911j:plain

 

冬桜

ぼちぼち堂11月最後の休日。

     冬桜が咲いておりました。

f:id:bochibochidou:20181127202429j:plain

この桜は、この時期と春の二回花をつけるのだとか。

 

 昨日のおやすみの日、お友達に誘われて、「昔食べたラーメンを再現して食べよう」という試みに参加。シンプルな醤油ラーメンに持ち込みのワンタンとホウレンソウをトッピングして食べました。

半世紀前、50円だまを握りしめて入ったラーメン屋の味が蘇ってきました。決まって力道山のテレビ中継が流れていたような気がします。最近流行りのゴテゴテした、精魂込めてます!みたいなラーメンより、これがいいなと再確認。

 

その際、お店の近くに咲いていたのがこの冬桜です。

f:id:bochibochidou:20181127203339j:plain

会津っ子なら、(旧)市民会館前にあったこの野口英夫博士の銅像は懐かしいですね。

f:id:bochibochidou:20181127203359j:plain

 

暑いとまでは言わないけれど、なんだかポカポカの日中

今日は、偶然揃った厚い本の3冊揃い踏みです。

f:id:bochibochidou:20181127204043j:plain

 

 久しぶりに読書もはかどり。ぼちぼち堂にはたくさんあるのに、なぜか敬遠していたアイザック・アシモフのロボットものの短編集「聖者の行進」をパラパラ

f:id:bochibochidou:20181127204209j:plain

バイセンテニアル・マン  みなさんには、長編化されて『アンドリューNDR114』の題名で映画化された方がおなじみかも。

さすが巨匠、半世紀前に人間になりたがったロボットのその最後の結末をこう描いたかと唸らせます。

有名なあの3原則もちゃんと織り込んでありました。

 

 

11月の十六夜

冬がやって来ました

    と実感できる朝夕の寒さ。

f:id:bochibochidou:20181124194427j:plain

このブログでも何度か紹介済みの会津のモンスター(オヤジが勝手にそう呼んでいる)と十六夜の月の出です。

 市内は雪こそ降らなかったものの、朝は霜が降りたようで、朝日が昇ると一斉に水蒸気になって立ち上っていく姿が見えました、雲のあかちゃんですね。

f:id:bochibochidou:20181124195058j:plain

本当に一瞬のできごとだったので、写真には撮り損ねました。

それでも日中は良い天気。遠くで冬将軍が吹きまくっているのが見えます。

f:id:bochibochidou:20181124195228j:plain

 

 

 最近お客様にもらったNS水なるものを点眼しているせいか、このところの眼精疲労が少々緩和。また少しずつ本の整理。

f:id:bochibochidou:20181124195647j:plain

オヤジ好みはこの3冊

f:id:bochibochidou:20181124195727j:plain

「昭和恋々」 もう平成が終わろうとしていますが、オヤジの心のあり場所は、やっぱり昭和であるような気がします。

「君が地球を守る必要はありません」 14歳の世渡り術シリーズの一冊。地球温暖化に代表されるいわゆる「環境問題」の嘘を暴いたという本。一般人の普通の心情に沿っていて納得しやすいですが、ト学会などは、環境問題の嘘の嘘 などと痛烈に批判しているようで鵜呑みはできません。

谷川俊太郎コスモロジー」 中学生の頃か、二十億光年の孤独を読んだときの衝撃はいまも忘れられません、詩人に憧れ同時に俺は詩人にはなれないと諦めたのはこの人のせいですナ。

それにしても、いまの宇宙は138億光年まで広がっていたり、宇宙はこの宇宙だけではないと唱える科学者がいたり。詩人の天才的な感性でも、そこまでは見通せなかったんですな、、、現実世界の方が詩的かもしれません。

 

 

秋に旅立った本たち

雲間の月を眺めていてふと思い出した。

f:id:bochibochidou:20181121194516j:plain

昔むかし、1970年代に林美雄という人がいました。

   ”月夜のブタは恥ずかしい

   ずんぐり影が映っている…”

覚えてる方は、オヤジ世代。受験勉強に追われてか、言い知れぬ悶々に苛まれていたか、深夜3時にラジを聞いていた時代。

ユーミン、ハコ、セリ、タモリ八月の濡れた砂、、、いまでも素敵な青春時代のきらめきを教えてくれた深夜放送のアナウンサーでした。

晩秋の夜更け。なんだかシクシクとなつかしい、、、もう歳のせいか、12時過ぎまで起きていられないオヤジですが、いまの深夜放送はどんな感じなんでしょうね。

 

さて、ぼちぼち堂は明日に向かって前向きに取り組んどります ^皿^/

f:id:bochibochidou:20181121195602j:plain

スイートポテトタルト/イモのタルト 試作中。美味しい焼き色です。

f:id:bochibochidou:20181121195649j:plain

新し目の古本絵本も続々と品出し中。

f:id:bochibochidou:20181121195742j:plain

そしてもちろん  小春日和の日差しの中で、夢みるのもご自由に!

 

 

最後に、この秋旅立っていった本たちの紹介。しばらくサボっていたので、長いです。

f:id:bochibochidou:20181121200213p:plain

f:id:bochibochidou:20181121200222p:plain

f:id:bochibochidou:20181121200232p:plain

f:id:bochibochidou:20181121200244p:plain

f:id:bochibochidou:20181121200258p:plain

f:id:bochibochidou:20181121200307p:plain

f:id:bochibochidou:20181121200316p:plain

f:id:bochibochidou:20181121200325p:plain

f:id:bochibochidou:20181121200337p:plain

f:id:bochibochidou:20181121200349p:plain

f:id:bochibochidou:20181121200358p:plain

f:id:bochibochidou:20181121200410p:plain