ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

「空をゆく巨人」

天気予報は外れて、午前中から雨模様の会津若松

f:id:bochibochidou:20181128194508j:plain

地面に落ちた紅い楓がくっきり

f:id:bochibochidou:20181128194611j:plain

曖昧な雲が次々と表情を変え、パッと陽がさす時間もありました。

f:id:bochibochidou:20181128194732j:plain

いつの間にか昼寝から飛び起きて、こいつは今頃のお日様が大好きです。

 

最近読書に目覚めたオヤジ(^^;)←最近かいっ

FBの知人から教えていただいたこの本を、新刊では生まれて初めてか、密林さんでポチして読んでおります。

f:id:bochibochidou:20181128195151j:plain

川内有緒著「空をいく巨人」

現在はニューヨークに拠点を置く現代美術家蔡國強」と、いわきの変なおっちゃん、いわき万本桜プロジェクト代表である「志賀忠重」を追ったドキュメンタリー。

2018年の開高健ノンフィクション賞を受賞した本であることもさることながら、この作家の言葉がとても良くて、立ち読みする間もなく即ポチしちゃいました。

 

「自宅の近所に何時間でも立ち読みさせてくれる小さな書店があり、私は小学生の頃からそこに入り浸り、何冊も本を読みふけっていました…ささやかながら自分のこの本を全文立ち読み可能とします」

「復興を支援したいといった背筋を伸ばしたミッションなどではなく、もっと個人的なモチベーションでこの本を書いてみようと思った」

https://note.mu/ariokawauchi/n/n9ceedfc7f256?fbclid=IwAR3yEqRny_LkgwyscgkxVbRppPViaWSGUa9arBskjj5VcfIyG6TiGfgP71k

 

それにしてもこの本、奥付には2018年11月30日発行とあるのに、密林経由ではもう手元に届いてしまっています。すごいことです。

f:id:bochibochidou:20181128201700j:plain

 

そう、ぼちぼち堂もささやかながら、少々店主の趣向に偏向しとる嫌いはありますが、陳列の本全て立ち読み/座り読み可能です。

さて今日も、偏向気味の本を品出し、品出し、、、と

f:id:bochibochidou:20181128201911j:plain