ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

秋化粧

雨の降った秋の朝

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山や野原に出かけなくとも、身の回りで季節の織りなす一つ一つが芸術作品ですなあ

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おや、いつもの顔なじみの先住民さんもすっかり秋化粧で出てこられました

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なに見てんだよーと言った風情

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もちろん、ネズミ捕り警官のような秘密調査員の調査は免れません。

 

さて明日から10月の営業開始

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今日は、ぼちぼち堂定番の「あご出汁」やら、新し目の本など届きました。

来週月曜の一箱古本市で大放出しようかなぁ。

 

おや、秋らしいこんな本も出てきましたよ。

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残念ながら、前の持ち主の蔵書印が押されてしまっていますが、シンプルで手に馴染む感じのいい本。

1982年刊行 六興愛蔵文庫の一冊、内田百閒作品集「猫の耳の秋風」

この作家の軽ろみと深みは格別です。

 

 

台風にもめげず

 土曜日ごろから、くるぞくるぞと構えていたのに、なんだか寝ているまにあっというまに過ぎ去った感のある台風24号。収穫を迎えるこの季節は、農家の皆さんにはハラハラでしょうが、とりあえず会津のみしらずガキは元気そうでした。

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 台風一過スキッとした晴天、とはなりませんでしたが、休日家でウダウダばかりもなんなので、ずーっと食べたかったお秀茶屋で餅田楽を。

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なんだろう、いい意味での田舎臭さがなんともいい味。

写真は、ついたまらず一口かぶりついたあとです、悪しからず^^;

  満足、満足。

 

さて来週はいよいよ「Book!Book!AIZU」一箱古本市の開催です。

http://bookbookaizu.info/hitohako

 

今年は、どんな本を持って行こうかなぁーと思案しつつ、こんなハロウィンっぽい絵本を品出ししました。

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11の項目は、案外普通。

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追記メモ

ぼーっとテレビ見てたら、また希林さんの言葉

「おごらず、人と比べず、おもしろがって平気に生きて行けばいい」

 

秋色のいちにち

昨日はストーブのことが頭をよぎるような寒い日だったのですが、今日はとても爽やかな秋の1日でした。

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 んだん日が落ちるのが早くなって、世界中が秋色に染まる中を、ゆるゆると散歩すると、なんだか自分自身も静かに茜色になっていくような感じがします。

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気がつけば、近くの田んぼも稲刈りが終わっていました。これから着実にやってくる冬に向け、こんな時間を精一杯楽しんでいきたいものです。

 

今日の本はこんな本たち

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カミュは、シューシュポスの神話なんかにガシガシ線を引いてむさぼり読みました。

寺山修司はその語り口に、ひねくれた心地よさ/共感を抱いたものです。

リサ・ランドールは、よくわからないままに物理学の世界にワクワクさせてくれた最初の本でした。

などなど、オヤジに大事な読書体験をさせてくれた本たちです。

 

秋はいいなぁ  。。。こいつも物思う秋のようです。

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もの思う。。。

秋分もすぎ寒くなるとの予報でしたが、今日は爽やかな秋の日

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毎日のように散歩に出る川原で、今まで気がつかなかったのが不思議。

  彼岸花が一輪だけポツンと咲いているのを見つけました。

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目を凝らせば、可憐な青いツユクサ(?)もこんなに妖艶。

 

今、先日亡くなられた樹木希林さんのドキュメントを見ながら、自分に残された時間はどのくらい?下り坂は楽にスーッと滑り落ちていくのかな。。。

  などともの思う「秋」ですなぁ。

 

さてさて読書の秋。あと1000冊本が読めるとしたら。。。

 

昔を思うとこんな本 「もう一つの別の広場」

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将来に向けては、、、実際こんな本 ^^::

「読んでいない本について堂々と語る方法」

          えっ?! 読むの?読まないの??

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子供達の未来には、こんな絵本 「子うさぎましろのお話」

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いずれにせよ、本だけにはしがみついて生きていきたい と思った秋でした。



中秋の名月

今宵はまさに中秋の名月

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あいにくの雲のまにまに顔を出す月。iPhoneの写真では、なんか抽象画のようですが…。

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 人間の都合に合わせたわけではないのでしょうが、会津まつりの三連休は良いお天気に恵まれ、みんな浮かれて祭り見物している間に、川の鳥たちはいつもよりのんびりしているようです。

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久しぶりにしらさぎ閣下もそのお姿を見せてくれました。立ち姿も飛ぶ姿も、凛々しく美しい。

 

さて、オヤジオカミは会津まつりの喧騒に背を向け、しばらくぶりの日帰り温泉

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これがたまりませんっ!

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まばらに秋色に染まり、今週からは収穫真っ盛りのあいづ平野でした。

 

今日は大人も子供も楽しめる絵本のご紹介

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あの童夢やアキラをかいた大友克洋が「おはなし」、アニメ監督の木村真二が「え」を担当しています。

ちょっぴり怖い吸血鬼のヒピラくんが主人公の、ハロウィンにぴったりの絵本です。

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ふちねこハロウィンバージョン

秋雨のいちにち。

夕方の散歩は雨に阻まれ、今日の1枚目は、最近うちに来たふちねこ新バージョン。

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しょうもない写真ですが、結構いけてる。ハロウィン仕様だそうな。

 

 一方、うちの秘密調査員の文字通り猫の額の縄張りで遊ぶ新顔の黒猫、なかなか馴染めず、こんな距離感のまま。

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冷たい朝、ぼちぼち堂の前の空き地には、こんな花が咲いておりました。

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今日は、鼓笛隊の練習するドラムの音も聞こえず、静かな秋の一日でした。

 

さていよいよ明日からは、会津で年一度の大イベント、あいづ祭りが始まります。

明日のお昼過ぎからは天気も回復するとか、良いお祭りになりますように。

そしてぼちぼち堂はこの土日もいつものように、みなさんをお待ちしております。

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整理中の単行本たち

この中で一押しは、内田樹の「街場の文体論」

わかりやすくはっきりした物言い。クラフトエヴィング商会の柔らかい装丁。そして朗らかミシマ社からの発行。三拍子揃った良書です。

あとはなぜか、円城塔が3冊。さっぱりわからないけれど、なぜか読後感が良いと言われる、不思議な最先端の作家さんです。

10月8日 「Book!Book!AIZU」開催です。

今年もまた「一箱古本市」がやって来ます。

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ぼちぼち堂にもフライヤーが寄せられました。

思えば2011年震災の年に始まり、もうなんと8回目になるのですね。

わがぼちぼち堂も、最初は東京からはるばる遠征したりして、今年でなんと6回目の参加になります。

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 今年も、カレーとのコラボイベントがあったり、多彩なゲスト出店があったり、ぜひみなさんも本や人との出会いを楽しんでくださいね!

 初めての古本屋さんごっこに、なんとなく「ぼちぼち堂」の屋号で出店。いつの間にか会津若松のこの地で、本物の古本屋になってしまいました。先日は、去年のこのイベントでぼちぼち堂の存在を知ったご夫婦が、一年越しで探し当てて、それぞれ本をお買い上げなすってくださったり。。。とても大切なイベントです。

オヤジも当日は、初心に戻り(?)ピクニック気分で楽しむ予定。

 

◼︎日時  2018年10月8日(月・祝日) 10:00〜15:00

◼︎場所  東邦銀行会津支店南側パーキング

 

もう一つ、イベント告知

会津まつりに合わせて、今年もあいづしんくみ主催の「藩公祭市」開催です。

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今日も本の整理はゆるゆると、、、おっこんないい本出て来ました。

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文庫版ですが、人気の須賀敦子「塩一トンの読書」

 

ところでこの木の実はなんでしょう?

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