ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

旅に出る時は微笑みを

夏至

f:id:bochibochidou:20180621202851j:plain

 冬至に比べ、昼の長さが5時間も長いという今日。うちの秘密調査員が朝の点呼にくるのが、ますます早くなっているこの頃です。

雨ももう少し降ってもらいたいものですが。。。元気良く、夏を迎えましょう。

f:id:bochibochidou:20180621203210j:plain

 

さて、イベントのお知らせを一つ。

f:id:bochibochidou:20180621203439j:plain

お世話になっている「よーだcoffee」さんが今年も参加

「會津ハンドメイドマルシェ2018」

 7月8日(日)10:00〜16:00 野口英世青春広場で行われます!!

 

本のお知らせ、今日はこれ!!

f:id:bochibochidou:20180621203758j:plain

ぼちぼち堂に在庫のサンリオSF文庫の中でも、最右翼のレア本

ほとんど知られていないソ連の作家ナターリヤ・ソコローワ著 「旅に出る時は微笑みを

 

  ー20世紀のおとぎ話は最後はめでたしめでたしとは、ならないのだよー

 

もう一つお知らせ、100均箱を店内に新設しました

f:id:bochibochidou:20180621204630j:plain

これからもぼちぼち投入していきますので、たまに覗きにきてねー (^^) /

 

伊佐須美神社 あやめ祭り

ようやくの雨。

今週のお休みには、始まったばかりの「伊佐須美神社外苑、あやめ苑のあやめ祭り」を見てきました。

f:id:bochibochidou:20180620203930j:plain

今年の梅雨はまだちょっと雨が少なく、咲き始めのあやめも心なしか元気が無いように感じます。今日のひと雨で元気を盛り返してくれればばいいのですが。

f:id:bochibochidou:20180620204131j:plain

f:id:bochibochidou:20180620204134j:plain

元気のないあやめに比して、餌を求める池の鯉たちと、日向ぼっこをする亀たちが元気な姿を見せてくれました。

あやめ祭りは7月5日まで、雨の季節皆さんもしっとりと楽しんではいかがでしょう。

 

梅雨の合間、こんな親子連れがぼちぼち堂の前をお散歩。

普段、子供はどちらかというと苦手なこいつが、珍しく調査開始。

f:id:bochibochidou:20180620204710j:plain

なんだかたどたどしいお互いの意思疎通(?)が微笑ましい。

 

気候不順でなんだちょっとだるーいオヤジ。なかなか本の整理が進みませんが、しっとり微笑ましい外界に逆らって、おどろおどろしいこんな本をご用意中です。

f:id:bochibochidou:20180620205123j:plain

昭和40年代発行 春陽文庫江戸川乱歩名作選 全9冊」

春陽堂からは、もっとモダンで妖しい表紙の新版も出ていますが、この昭和、あるいは大正時代を感じる、高塚省吾の装画はとても貴重です。

アミニズム? それとも…

 先日の休みは、会津里山のふもとをウロウロしたと報告しましたが、その続き。

日本国中どこでも同じように、会津の里には、鎮守の森と神社があちこちに点在しています。

f:id:bochibochidou:20180616202111j:plain

その一つに、こんな木彫りの像が静かに座っておられました。

いいなぁー

f:id:bochibochidou:20180616202221j:plain

f:id:bochibochidou:20180616202220j:plain

f:id:bochibochidou:20180616202223j:plain

宗教心とはちょっと違うもの、あるいは宗教心のその根元、始まりにある心持ちか、こんな神社の前では自然に会釈し、手を合わせたくなります。

藤原新也でしたか「何も願わない手を合わせる」という本がありますが、まさにその言葉の通り。

 

 そして日常に戻り、ちょっと敬虔な心持ちで店を開いていると、お客様はこんなシャツを着てお店にやってきます。

f:id:bochibochidou:20180616202733j:plain

これは反則だろ〜

     さて日常は楽しい🎶

 

今日はまたまた文庫本の整理

f:id:bochibochidou:20180616203247j:plain

左の山は100均にしようかな。藤原新也の文庫も何冊か出てきましたね。

こんな珍しいビジュアル文庫も!

f:id:bochibochidou:20180616203248j:plain

真ん中の本 京都書院アーツコレクションの1冊「明治の輸出工芸図案」

 

最後にウチの鎮守様の今日の姿。

こいつも今日は長い散歩で、オヤジ朝ごはんが遅れましたとさ。

f:id:bochibochidou:20180616203551j:plain

 

里山の緑  それからお知らせ多数

先日は黄金色一色だったので、一転今度は梅雨の曇天、里山の緑

f:id:bochibochidou:20180614202835j:plain

今日は梅雨の晴れ間とて、爽やかな晴天でしたが、これは何日か前、梅雨空の会津のとある里山の景色です。

 

 この前の休日、ちょっと所用のついでに、緑のグラデーションと会津らしい鉛色の空の下を、何時間かてくてくと歩いて来たのでした。

f:id:bochibochidou:20180614203300j:plain

f:id:bochibochidou:20180614203302j:plain

 こんな里山の風景が好きです。

長く住んだ東京から、生まれ故郷の会津に帰って来たのは、この景色の中にゆっくり溶け込んで行きたい、そんなふうに風の音だけが聞こえる林の中に、浸透していく何かムズムズとした喜びを味わいたい、、、

  と 心のどこかで子供の頃から抱えている思いがよぎったからなんだ…

 

なぁーんて、柄にもないもの思いにとらわれながら、歩いていくと、、、

f:id:bochibochidou:20180614204436j:plain

おやまぁ、現実は厳しい。

 

今日は、お友達関係のイベント勝手に宣伝

 

①園長先生 

 「日本舞踊 みやび会」 六月二十四日 郡山文化センター

f:id:bochibochidou:20180614204824j:plain

 

②副委員長 

 「長い、会い直し ~會長幾星霜~」

  孫が彼氏を連れてきた。時代遅れだと言われても 許せない。

  七月十四日、十五日 風雅堂

f:id:bochibochidou:20180614204937j:plain

f:id:bochibochidou:20180614205248j:plain

 

③先生(!)

 「土偶のヒミツをさぐる」 七月十四日 喜多方プラザ文化センター

f:id:bochibochidou:20180614205504j:plain

 

さて、

先日いらした常連のお客様から「ブログでの紹介本をいつも見ているんだから、ちゃんと毎日更新してや」と叱られました、、、毎日はムリ、すいません。^^;;

そしてへそ曲がりのオヤジは、今日は期待の斜め下を行くこんな本のご紹介

f:id:bochibochidou:20180614205809j:plain

昭和52年 毎日新聞社発行「昭和マンガ史」

  おじさん/おばさんの思い出の一冊

    そうか、この頃は”がきデカ”が最新だったんだ!

少々のやけは、経年変化で致し方ないですが、結構状態のいい雑誌です。

 

 

 

黄金だらけ

一昨日の仕事上がり、湯川の夕暮れ

f:id:bochibochidou:20180612191916j:plain

金色、黄金、こがね色  こういう景色を見ていると、ほっーとため息ばかり。

ここでモダンな一句でもひねり出せればいいのですが、オヤジは眺め入るばかり。

 

 振り返ると、うっすらと虹も立っているようです(見えますか?)

f:id:bochibochidou:20180612192343j:plain

 

しばし、会津の片隅で繰り広げられている黄金の景色をご堪能ください。

f:id:bochibochidou:20180612192646j:plain

吠えるライオン

f:id:bochibochidou:20180612192656j:plain

古びた神社

f:id:bochibochidou:20180612192651j:plain

あの、釣り竿を持ったおじちゃん(オヤジは勝手にヘミングウエイと名ずけている)もなんだか満足そう。

 

黄金ずくめだなぁーと思っていたら、偶然FBのお友達から、密輸品と思われるインゴットがこっそり送られて来ました、、、ウソ、、、なんでも台北龍山寺でお祓いをしてもらった、金運を招くレプリカなんだそうです。

f:id:bochibochidou:20180612193644j:plain

しばらく飾っておきますから、藁にもすがる思いの方、ぼちぼち堂でぜひあやかってくだされ ^^

 

今日の品出し文庫本はこんな感じ

f:id:bochibochidou:20180612193946j:plain

f:id:bochibochidou:20180612193949j:plain

田中小実昌「乙女島のおとめ」、ジャック・フィニー「盗まれた街」、稲垣足穂などなど盛り沢山です!

 

ラベンダーのかほり、、、

今年もまたお客様からラベンダーの花が届けられました。折々の頂き物で、それぞれの季節を感じることができます。いいもんです。

f:id:bochibochidou:20180609195742j:plain

 今日はまた、はるばる関東から、昔の会社の先輩方が、会津のゴルフ、お酒、温泉を存分に楽しみ、締めにぼちぼち堂でお昼ご飯、最後に古本を押し売りされて帰って行かれました。^^:

f:id:bochibochidou:20180609200125j:plain

みなさんまだまだお元気そうで何より。

 

 さて、昨日ちょっと褒められたので、立葵の今日の姿と、今朝脱走騒ぎでご近所の床屋のおかみさんに連れ戻された、これも元気一杯なこいつの勇姿。

f:id:bochibochidou:20180609200355j:plain

f:id:bochibochidou:20180609200357j:plain

f:id:bochibochidou:20180609200359j:plain

 

お好きな方が多いのでは?、今日はこんな本が入荷しましたよ。

f:id:bochibochidou:20180609200708j:plain

童心社 若い人の絵本シリーズ 岩崎ちひろ絵「アンデルセン 絵のない絵本」

 

立葵が咲き始めました

蒸し暑い会津、「たちあおい」の花が咲き始めました。

f:id:bochibochidou:20180608194845j:plain

 ここ会津では、この花が咲き始めると梅雨入り、てっぺんの花が咲くと梅雨が終わりを告げる、などと言われております。

 

なぜかこの季節になると、空き箱に入りたがるこいつ

f:id:bochibochidou:20180608195211j:plain

でも昼間は流石に暑いのか、気がつくといつもの通り

f:id:bochibochidou:20180608195327j:plain

そうそう、暑くてムシムシする日は、昼寝が一番ですな。

短縮授業だったという緑町の小学生に寄ってたかってツンツンいじられようが、つねられようが、気持ち良さそうに眠りこけておりました。

 

その小学生たちは珍しく縁側将棋

f:id:bochibochidou:20180608195705j:plain

そして、珍しくも数学の本が欲しいといって買っていった本のタイトルは

  「コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし」

まあ、ベースはマンガなんですが、うむーっ小学生、侮れない!!

 

負けずにオヤジも、ディープな本の品出し

f:id:bochibochidou:20180608200134j:plain

種村季弘の評伝「山師カリオストロの大冒険」。。。ルパン三世しか思い出さない

「ぼくは豆玩(オマケ)」自称生まれながらのオマケ係、グリコのオマケを作り続けた人の一代記。戦前/戦中の世相も色濃い一冊

自身が強大な怪物である、あのボルヘスが真面目に作ったのでしょうか「幻獣辞典

そして、ガロ時代の赤瀬川ワールド満開の「虚構の神々」

f:id:bochibochidou:20180608201023j:plain

こんな絵が満載