ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

マグカップを新調しました

ぼちぼち堂開店してから、はや2年が過ぎました。

開店当時から使っている樹ノ音工房さんのコーヒーカップが半分になってしまいました。いずれ何事も生々流転、形あるものは壊れる、、、ぼちぼち堂オヤジの洗い物奮闘の貴重な(?)結果でもあります。

ということで、新しいコーヒーカップを投入。

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高価なものではありませんが、シックな茶色。ぼちぼち堂Wayは変わらずマグカップでたっぷりと読書やおしゃべりを楽しんでくださいネ。

 

さて急に夏めいてきました、もう関東では梅雨のたより。

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飯豊山系の爽やかな初夏の装い。   暦の上では芒種、ぼちぼち堂周りの雑草も一日一日頑張ってます、

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オヤジもめげずに、せっせと品出し。

今日は宮内悠介/須賀敦子いずれも再入荷!!

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類い稀なき、知性と感性の作家

 

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緊張感のある文体、鋭くておばかな天才作家

 

是非読んでほしいこの二人の作家、お見逃しなく!!

 

淡い夕映えも初夏を感じますが、明日も暑くなりそうです。

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夕日、木登り、そして、、、

今日の夕日

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毎日のように、同じ場所で眺める夕日ですが、いつでもほっと見惚れる景色

しばしお付き合いを、、、

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さて、この土日は夏でした。

けだるい午後とは最近も呟いた気がしますが、こんな感じ

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 今日は恐怖の「水くれ小僧軍団」たちも現れず、日陰で風に当たるのが気持ちいい、とても静かな日曜日の昼下がり。ぼちぼち堂の売り上げはさっぱり伸びませんが、草むらでは密かに着実に明日への営みが繰り広げられているんです。

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なんちゃって

 

 夕方は十分な休息をとった秘密調査員が、もうすぐ建築工事が始まる空き地で、これが最後とばかりに木登りに励み、日がくれてからは虫の調査に行こうと、いまもオヤジを誘って来ます。

 

本をまた少しずつ出しました

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ご存知岡崎古本天皇の自筆イラスト付きの古本エッセイ、この本は新品同様です!!

 

カモの親子の大騒動

朝早く秘密調査員のボディアタックで起こされ、二度寝

ちょっと寝坊を決め込んでいたらなんだか外がガーガー騒がしい。

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なんでこんな所まで来たのか、ぼちぼち堂の目の前にカモの親子。文字通りガァーガァー騒いでいます。

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人が近づいても、そわそわしながらも逃げる様子もなく、、、

なんとこの金網の下の側溝にコガモが迷い込んでいるのです。それをどうにか助け出してくれ、と親がもとその子が訴えかけていたようです。

オヤジはオロオロ、どうしていいかわからず、人生はじめての「110番」通報

電話の向こうのオジさんに「あなた、この件はね、緊急通報じゃないよ」と冷静に諭され、かけるべき警察の電話番号をメモしていたりしたら、我が家の秘密調査員が出て来たようで、、、

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どうなったのか、母ガモ先頭に、暗渠から出て来ました

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側溝ぞいに家族全員ぞろぞろ。

その後が大変で、側溝から出られないコガモ達を、ご近所や通勤途中の方々が、ほうきやバケツを総動員して救出。

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優しい交通整理のYさんに道を横断させてもらい

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オメデトウ!!無事に川岸まで到着。

一匹取り残されていたコガモも無事見つかり、川辺に返してあげましたが、ちゃんと母ガモに会えたでしょうか。

 

 店の引けた夕どき、どうしているか偵察に行きましたが姿を見ることは」きませんでした。みんな集まって、お母さんに「もう勝手に遠くに行ったらいかんよ」などとたしなめられているのでしょうか。

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単なる本能といったらそうでしょうが、子ガモを心配する母親の凛とした態度、両手に包んだヒナドリの暖かさと柔らかさ。この、直接感じるホンワリとした気持ちは、とても素直に「愛と勇気と希望」なんだと知らされた思いです。

 

 そこで今日は、長い間日本人の「愛と勇気と希望」であり続けた、ドラえもんの生みの親、「藤子・F・不二雄の世界」

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表紙から覗く金の鈴は、こんな仕掛け。

1998年 藤子プロ刊の図録です。

 

 

三の倉高原 菜の花畑

今週頭のぼちぼち堂定休日、喜多方にランチに誘われたついでに、今話題の三の倉高原に行ってきました。

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あいにくの曇天でしたが、本当に一面の菜の花。平日のせいか人もまばらで、菜の花畑にはいい風が吹いていました。

ここは夏のひまわり畑で有名ですが、喜多方市が去年から菜の花畑の造成にも取り組んでいるそうです。

https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-a/10553.html

 

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奥には磐梯山のシルエットも見えて、「多分PM2.5でけぶっているんだなぁ」などと無粋なことは忘れてしまいます。

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名前はわかりませんが、こんな花も咲いていました。

 

オヤジも見習って、せっせと古本屋ぼちぼち堂の棚の造成に励まなければ!

と、今日は子供の本

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あんまり動かないタイプの図鑑や絵本ですが、、、

昔の本で情報は古いですが、なだいなだが訳した「子どもが出あうはじめての百科」は広範囲に優しく、子どもたちの好奇心をくすぐる、まさに良本です。

そして長さん、こんな仕事もしているんですね。

 

まぁ、子供達が何を面白がるかは、なかなか大人の計り知れない事なんですけれどもネ ^^/

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こくわがたの襲撃、流血!!

初夏の装いのぼちぼち堂界隈、去年の秋に続いて今年は春から熊の出没騒動。

この春に生まれた熊が道に迷ったのか、湯川沿いに多数の目撃情報が寄せられ、朝夕には通学児童を心配した父兄がたくさんウロウロしている状態です。

そんなおり、「く」はくでもクワガタ虫が襲来

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学校から早く帰った近隣小学生談

「これはコクワガタ」「オスよりもメスの方が挟む力が強いので、注意」との由

 

この後の写真は。ちょっとグロなのでご注意。。。

 

 

オヤジも小学時代は、いっぱしの虫取り名人だったので、オロオロするオカミや秘密調査員を鼻先で笑い、むずっと捕まえたら、「ぎゃーーーー」と悲鳴が出るほど強く挟まれてしまいました。

 

 

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これがその、流血の顛末

今年の春は、なんだか気温が高いせいか、自然の動きが早いようです。

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ツバメの雛も、ちょっと見えている姿はもう親と同じ。

 

さてさて、今日も綺麗な夕日が落ちまして、

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ひとり密かに秘密調査員が、夜のパトロールの出番を伺っております。

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熊にでも襲われたら、懲りるのかしらん。

 

今日は、日本のハードSFの旗手、堀晃のレアな短編集

f:id:bochibochidou:20180529204552j:plain1981年発行 早川JA 「梅田地下オデッセイ」

濃密な短編揃い、解説もしっかりしていて、堪能できます。

 

けだるい午後

絵に描いたような けだるい午後のひととき。

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よく見ると、頭のお鉢が真四角ですなぁ。

こうやって、ダラダラしているようですが、車が止まってドアが空くと、脱兎のごとく走り出し、ちゃっかり乗り込んだりするクルマ好きです。車でお越しのお客様はくれぐれもご注意下さい。

 

  …lazy afternoon…

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今日は午前中、近隣の小学校は授業参観日だったようで、土曜日にしては静かな午前中でしたが、午後になるといつもの小学生軍団が、水を要求し、お客様からいただいたクッキーを強奪し、ワァーと来て、サァーっと帰って行きました。

 

こんな風にまた、ぼちぼち堂の一日はくれて行きましたとさ。

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また、脈絡もなく本のご紹介

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1996年 改訂新版 自由国民社発行「世界の奇書」

110冊の本が載っていますが、ざっと調べてもぼちぼち堂には2冊しかありませんでした(さてなんでしょう??)、本の世界は、めくるめくも奥がふかーい。

 

春は山菜

春の会津は山菜の宝庫

ぼちぼち堂には、連日ご近所から、うど、ワラビ、ふき、みず等々、ありがたいおすそ分けが届きます。

これは極め付け、春の王様!タケノコ

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あっ、これは山菜とは言わないか…

なにせ某会社の敷地には竹林があって、今年は豊作だったので社員全員に一抱えづつ配られた由。これはその孫おすそ分け。

 

つくづく春を感じます。

 

というわけで、今日は「ぼちぼち堂、春のお任せメニュー」の一挙ご紹介

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このところ暑かったり寒かったり、オカミ苦心のメニューです。

 

さて、バラードの長編もう一冊出しました。

   残念ながら、ハイ-ライズは早速お嫁に行っちゃいました。

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J.G.バラード「コカイン・ナイト」