ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

羊は花を食べたのか…

梅雨のシーズンですが、生き物たちが元気づく季節。

お客様が庭のバラを手折って携えて来てくださいました。

バラの品種など、とんとわからないですが、香が強いバラ

古くから人間の手で交配され、バラの種類は正式なものだけでも4万もあるのだとか

ぼちぼち堂の周りでも、そこかしこに咲いています

これは艶やかな赤

 

「薔薇」という漢字同様絢爛豪華、妖艶豪奢な姿ですが、オヤジはちょっと苦手

可憐でちっちゃな野の花の方が好きかな

 

バラの花で思い出すのは、この本

定番岩波書店の内藤さんの手による、ですます調のおっとりした文章もいいですが、これはちょっとくだけた調子の新訳

すこしだけ「星の王子さま症候群?」の季節もすでにとおく過ぎ、またしみじみ読み返すのもいいものかも。

 

雨の夜、それでもやっぱり大人になったら、大人の幻想譚世界に浸るのもこれまた佳哉

 

たとえば山尾悠子 久しぶりに新刊書を購入(うらないよっ!!)

 

この本を読んで、あれどんな物語なのか??と。とっても気になるあなた!

こっちは売りもんです!!