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ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

薫ちゃん

ぼくは時々自転車に乗ってそこいらを散歩する。

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 家の近くの、もう使われていない醸造所の煙突が、春の空にポツンと突き刺さっている。ここ会津若松も本格的な春。花たちが、我先にと咲き始めています。

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 満開の桃の花。自己主張の強すぎる桜の花よりも、しっとりと風景になじみます。

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一方の桜の花はもう少し。すでに約束された主役としての登場を待っているようです。

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 これは辛夷の花かな。オヤジは木蓮と辛夷の違いが、いまいちわかりませんが、この花を見ると、冒頭の「僕は時々〜」を思い出してしまいます。

 庄司薫の「白鳥の歌なんか聞こえない」がNHK銀河テレビ小説で放映されたのが、1972年の春、オヤジがそろそろ進路なぞを考えはじまた高校生の頃。ヒロインの仁科明子がすごく眩しくて、薫ちゃんと木蓮の花の下を夜散歩するシーンが今でも目に焼き付いています。

 薫ちゃんシリーズ4部作、それに続く「狼なんか怖くない」は青春のバイブル(?)として仲間内で回し読みしました。50年近くも前の小説/エッセイなのですが、何年か前にも新装版が出るなど、今でも読み継がれている本のようです。

 以前CSか何かで、映画になった「赤ずきんちゃん気をつけて」をチラ見したのですが、オヤジとしてはもう恥ずかしくて見ていられなかった、、、とは言っても、薫ちゃんが「青春の真っ只中で犬死しない方法」を提げて再登場してくるのを、今でも待っているような気がします。

狼なんかこわくない (中公文庫)

狼なんかこわくない (中公文庫)

 
狼なんかこわくない (1971年)

狼なんかこわくない (1971年)