ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

朝のお客様

 世はシルバーウィーク 明日から4連休のようですが、最近の金曜日はお客様少なめなので、ダラダラ朝の開店準備を始めていると、しきりに店を覗き込むこんなお客様

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「まだ、開店前ですよー」「開店は11時、お食事は11時30分からですよー」と呼びかけても何処吹く風。

窓にへばりついて、店の中を値踏みしているかのようです。

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 まぁどう見ても、近所の「おじちゃん水くれー」小学生同様、おまかせ定食代金六百八十円を持っているようには見えまでんでし、日本語もお話にならないようなので、うちの秘密調査員に見つかる前に、退散願いました。

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さて、いつものように暇な金曜日も終わり

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今日は夕焼けもお休みでした。

 

さて、今日も新刊ご紹介

こんな本です

 「ディストピア感の流れる、スウェーデンの普通の片田舎に、得体の知れない巨大設備や恐竜の共存する、それでいてなぜか懐かしい既視感のある風景」

シモン・ストーレンバーグの画集?イラストブック?

 

「エレクトリック・ステイト」

「ザ・ループ」

「フロム・ザ・フラツド」

 

大きなストーリーはないのですが、ある種の世界観に統一されたスケッチのような文章が散りばめられています。

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翻訳は、あの山形 浩生

ぜひ現物を手にとっていただきたい本です。