近頃の雲の姿が面白く、すでにもうすぐ冬が滴ってくるような感じ。
昨日休日二日目。爽やかな風に誘われ、週初の仕込みに追われるオカミを尻目に、手持ち無沙汰なオヤジはちょっと散歩。
小学生の頃、昆虫採集か化石探しかフラフラ迷い込み、ざわざわした恍惚感のようなものを感じさせた山はどのあたりだったか。。。
もう半世紀以上(!)も前のこととて、よく思い出せないまま、こんな神社に迷い込みました。
心ざわざわには包まれなかったですが、足は確実にガクガク ^^;;
子供の時にしか見れないものがあるとしたら、ニュートラルな感性が、半世紀を過ぎなくなってしまったのか。ただ単に体が錆び付いただけなのか。秋を楽しみにまた探しにこようと思いつつ、滑りやすい石段を帰ってきました。
九月の月待ち、二十三夜はまだ先ですが、夕暮れはこんな猫爪の月が浮かんでおりました。
さて、今日は大人の渋い単行本のご紹介
これらは逆に、大人の感性が必要な読み物です。
五木寛之は、同世代の遠藤周作、北杜夫なんかに比べると、ユーモア路線に走らなかったせいか、スノッブさがちょっと鼻持ちならない作家さんでしたが、対談相手が綺羅星のようで、そそられます。