雨が降って肌寒い朝。
日が差して来るとだんだんあたたまってきて、ついこの前まで日陰を求めていたこいつは、今日はもう日向を探してまったり。
日足がだんだん長くなってきて、着実に秋の気配を感じます。
最近よく見かける、ノラでしょうか、この黒猫もぼちぼち堂のうらで、ちゃっかり日向ぼっこを楽しんでおりました。
先日の愛宕神社の階段後遺症もあってか、今週はちょっとゆっくり、秋の日差しを楽しみながら、こんな本たちの品出し。
文芸評論家にして大学教授でもある高橋敏夫が、登場して40年(なんとオヤジの生まれる前)のゴジラを至極真面目に哲学しちゃってる。
なんともキャッチーな題名だなと思ったら、あの大御所武田泰淳の短編が出所のようです。
短編集の題名は「ニセ札つかいの手記」
「神よ。あなたは、ゴジラだったの、ですか……」
高度成長を果たした日本人にとって、ゴジラは破壊の神であったのか、はたまた再生の神であるのか、、、まだまだ続きがあるようです。