ここ数日、夏が忘れ物を取りに来たような、暑い日が続いています。
一度涼しさを感じてしまうと、ちょっとげんなりな日中ですが、夏の疲れがどっと出る時期でもありますね。皆さんにはお変わりありませんか?
それでも夕暮れは、秋の空そのものです。
薄暮に目をこらすと、秋の実りがもうたわわに頭を垂れています。
そして朧月夜にコスモス
夜に夕涼みして月を眺めるのは、最高ですヨ
今日のご紹介は、自慢の一冊と一枚
文庫普及版とは違う、ポーランド語の本を底本とした、完訳版です。
8月の末から急な休みをいただいていたぼちぼち堂、9月5日から再開いたしました。
もし、知らずにご来店のお客様いらしたら、すいませんでした。
初秋の優しい夕暮れ、蜘蛛もおぼろ月を眺めているようです。
日中はまだむし暑く、急なお休みの後というのにお客様はたくさんいらして、頭をからにして働くことができました。
そしてくしゃくしゃしたオヤジの気持ちを慮ってか(いえ、ただの偶然ですが)お客様からお地蔵さんの人形をいただきました。
ありがたいことです。
好きな作家、開高健の古い単行本第2弾
昭和34年11月の発行ですが、外へ外へと志向する、若き開高健の心意気が伝わってくるような、透明なカバーに水色のフォントが浮き出ています。
この本は、学生時代徹夜で読み通し、朝日をあおいだ思い出があります。
そしてこの、とても達筆な最初の所有者も同じ気持ちだったのでしょうか、、、
急で申し訳ありません。
ぼちぼち堂
8月30日(金)〜9月4日(水)まで、お休みとします。
9月5日(木)より通常営業、再開いたします。
夏休みも終わり、一雨ごとに秋が近づいてくるんでしょうね。
近隣の子供達には日常が戻っているようです。
こちらも過ぎ行く夏を惜しむかのように、ぼちぼち堂の日除け暖簾でセミがわんわん
その姿を一心に見つめるこいつ、毎日毎日飽きもせずセミを追いかけて、今年の熱い夏もなんのその、この情熱はどこから来るのか。。。
今日のぼちぼち堂では、読書好きのみなさんが集まって、好きな本を紹介し合う集まりがありました。ようやく夏を乗り切ったということで、そろそろ秋の夜長の読書、そのお手伝いができたらな、と改めて思い直したオヤジです。
以下は和室の棚
ほとんどランダムに並んでいるぼちぼち堂の古本たちですが、ここは一コマずつ作家やテーマを決めて、並んでいます。
それぞれ思い入れのある本たちですが、この秋にはそろそろ入れ替えも考えたい。
ということで記念撮影です。
【業務連絡】
■ 8月29日(木) 奥の和室貸切となります。
ランチタイムは通常通りとしますが、残り些少となります。
心配な方は、ご連絡の上ご確認いただけると幸いです。
直前のご連絡ですが、よろしくお願いいたします。
ようやく朝夕は気持ちのいい気候になりました。
湯川の夕暮れも、なんだか秋めいています。
それでもまだ日中は厳しい暑さで、じっと耐え忍んでいる草花たちも、涼しい朝には、私をみて、私を見てと、頑張っているようです。
そうそう最近とみに外遊びに興じるこいつも、今日は自己主張!?
どうも、スープの向こうを張っているようですが、まだまだですね。。。
今日の紹介本は、図録
ぼちぼち堂では馴染深い、オカタケこと。岡崎武士さんの2013年に行われた挿絵展の図録、300部限定の76番
もちろんサインつき
岡崎武志さん、オヤジの(勝手に)心の古本師匠です。
東京時代は、一箱古本市などでよくご一緒しました。最近ブログ更新をやめてしまったので、近況がわかりませんが、お元気でしょうかねー。
【業務連絡】
■ 8月25日(日) ランチタイムのテーブル席は貸切です
座敷とカウンター席は通常通りです
■ 8月29日(木) <もしかしたら>ランチタイム貸切となります
心配な方は、ご連絡の上ご確認いただけると幸いです。
この頃はお風呂上がりに、聞こえてくる虫の音を聞きながら雲間の月を眺めるのが日課になっています。(ついでに秘密調査員のハンター活動見守りです)
残暑の宵、居待月、寝待月と、どんどん月の出が遅くなり、また現れる頃ははや「中秋の名月」ですね、、、夏の終わりのなんだかちょっと物悲しい感じは、心地よいですなぁ。
今日の控えめな夕暮れも、なんだか優しい感じです
これも、微笑ましくも優しい感じのお地蔵さん
裁縫は苦手と言いながら、オカミの被り物やチェニックなどを作ってくれるお客様の作品です。
めんこいですよね!
今日の紹介本は山下洋輔
まだ現役のジャズプレイヤーですが、今の若い人は知ってるかなぁー。あのタモリを発掘した方としても有名です。抱腹絶倒のエッセイをたくさん書いていらっしゃいますが、そのうちの2冊
オヤジはジャズ、ましてやフリージャズなどからしきわからないのですが、この面白さはわかります。
「ピアニストを二度笑え!」「ピアノ弾きよじれ旅」