8月の末から急な休みをいただいていたぼちぼち堂、9月5日から再開いたしました。
もし、知らずにご来店のお客様いらしたら、すいませんでした。
初秋の優しい夕暮れ、蜘蛛もおぼろ月を眺めているようです。
日中はまだむし暑く、急なお休みの後というのにお客様はたくさんいらして、頭をからにして働くことができました。
そしてくしゃくしゃしたオヤジの気持ちを慮ってか(いえ、ただの偶然ですが)お客様からお地蔵さんの人形をいただきました。
ありがたいことです。
好きな作家、開高健の古い単行本第2弾
昭和34年11月の発行ですが、外へ外へと志向する、若き開高健の心意気が伝わってくるような、透明なカバーに水色のフォントが浮き出ています。
この本は、学生時代徹夜で読み通し、朝日をあおいだ思い出があります。
そしてこの、とても達筆な最初の所有者も同じ気持ちだったのでしょうか、、、