ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

コーヒー豆

 先日、春を探しに遠出したらすぐ軒先に春は顔を出していました。と書きましたが、お店の開店に向け、良いコーヒー豆を探しているオカミにも同じようなことが起きました。

 今現在コーヒーは、ネット通販などを試しており、それはそれで良いのですが、会津若松で良い焙煎をしてくれるところがあれば、なおいいなぁ と考えていたら。

 なんと、ぼちぼち堂から1キロメートルも離れていないところに、ありました!豆やさん。

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 住宅地に突如現れる瀟洒な外観。「豆や よーだcoffee」

 ご店主は、隣の設計スタジオで建築設計とコーヒー豆の焙煎販売の二足のわらじを履いていらっしゃるとか、本日はもうすぐ就職という娘さんとお二人で応対していただきました。

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 ご自慢の焙煎機の写真を撮らせていただきたいとお願いすると、さっと仕事をしているふりをするご主人の姿。。。(笑)

 お話し好きのご主人と話が弾み、ぼちぼち堂と豆やさん、どちらの店の場所が分かりにくいか自慢から始まって、もちろん貴重なご主人のコーヒーに関する薀蓄、設計のお仕事では、我々のお友達である若松幼稚園「星の子ランド」の設計を請け負った方だとか、その関係でオカミが読み聞かせを始めたのをご存知だったとか、、、

 何よりもオヤジが嬉しかったのは、本棚にある絵本に混じって、ロバート・A・ハインラインの本がポツンと並んでいたのが気になって聞いてみたら、SF好きの方だとか、会津移住以来「SFが好きだ」という人に初めて会うことができた。。。(感涙)

月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)

月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)

 

  お店では、セレクトされた紅茶も取り扱いされていました。

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 ご主人ご推奨のエルサルバドル産コーヒーと、紅茶を少し分けてもらい、試飲もさせていただきました。花粉症のおかげで香りは楽しめませんでしたが、嫌味のないコクがあって、とても美味しゅうございました。

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 「手を少し開いてみたら、いいことが飛び込んできたよう」とウキウキのオカミでしたが、相変わらずオヤジの本棚作りはどこをさまよっているものか、

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ビスを打ちすぎて、星座のようです。