ちょっと前、月刊PENの2月号が「みんなのスヌーピー完全保存版」 だったので思わず買ってしまった。
1950年
1950年誕生したての頃のスヌーピーは、こんなんだったそうな。
懐かしいなぁー、オヤジがピーナツブックを手に取ったのは、1970年の少し前ぐらいだったか、谷川俊太郎の翻訳でした。
世の中は安保で激動の時代。今ならさしずめSEALDsの過激版で、学生の運動がもっと世の中を騒がし、動かしていた雰囲気があったようです。
その時代少年だったのオヤジは、のほほんとこんな本を読んでいたんですね。世の中の仕組みも知らず、まだ若さ故の煩悩・苦悩さえも未成熟な、牧歌的な子供時代を過ごしておりました。後で振り返ると、社会の大きな動きに「遅れてきた青年」のような口惜しさ憧れを抱いたものでした。そんな意味で1970年の近辺は、とても興味があります。(学生時代は全くのノンポリでしたが…)
この辺から面影があります。
このころが最盛期?
シュルツ最晩年のころのスヌーピー。なんだか1950年当時の面影が戻ったような気がしませんか?
オヤジも還暦を迎え、怒涛のシュプレヒコールの熱情より、ピーナツブックのユーモアとペーソスが心地よいこの頃となってきたようです。
ルーシー曰く
「ひとりでいるときだけよ。寂しく思わないのは!」
ぼちぼち堂にも少しありました。
スヌーピーの50年 世界中が愛したコミック『ピーナッツ』 (朝日文庫)
- 作者: チャールズ・M・シュルツ,三川基好,Charles M. Schulz
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2004/02/14
- メディア: 文庫
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スヌーピーやライナスになりたかったけれど、やはり、チャーリー・ブラウンが他人に思えず、一番愛おしい。
でもあの頃のピーナツブックは、一冊もありません。