ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

情深い偽善者が…

ちょっと寒い感じの一日。でもこれが平年並みかな。

 

近くの川べりの公園にある立派な桜。

ひっそりと咲いています。

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そろそろ満開の時期を過ぎ、散り始めでしょうか。

帰宅を急ぐじょしこーせーの後ろ姿とよく似合っています。

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湯川の河面もこんな感じ、かもが迷惑そう。

 

この季節になるといつも思い出す  このうた

こんな桜を見ると、オヤジも、深刻な顔で腕組みしてしまいます。

 

    ”同情:あわれみ”

  花の散ることは淋しいことなのだが

  花の散ることは誰でも知っていて

  やがて実のなる頃には

  すっかり忘れてしまうのに

  ほんの短い時間が

  あまりにひっそりとするために

  情深い偽善者が

  深刻な顔で腕を組む…

 

               作:塚原将

 

子供のワクワク本、また続き

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このグロテスクなまでの精密さが、たまらない少年。

 

 

花に嵐の週末でした

満開の桜に合わせたように、曇天の週末。花に嵐。

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こいつも目まぐるしく変わる天候に合わせ、今日はだらけたおやすみモード

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まだまだストーブの前を離れられません。

 

昨日はこんな天気。子供達は元気よく飛行機遊び

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ちなみに、近所の駄菓子屋で108円。今もこんなおもちゃあるんですね、子供の頃は、バルサや竹ひごで、ゴム動力の飛行機を競って作ったもんでした。翼に紙を貼るのがうまく出来なかったことが蘇って来ました。

 

今日は、子供の頃のドキドキ読書体験の続き

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ピラミッド、ナスカ、モアイ、ストーンヘンジ、、、子供心に目を見張った世界の秘密

これらの古代遺跡を「蜃気楼」の観点で見直した、ワクワクの1冊

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全部著者の奥様が書いたという挿画も素晴らしい。

 

もう一冊

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平凡社のムックシリーズ イメージの博物誌の一冊「ミステリアス・ケルト

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こんな写真が満載です!

 

明日からまた天気は回復との事。名残の花吹雪でも長めにいきたいですね。

春の散歩 最後は桜

 今週の休日春散歩、最後を飾るのはやはりこの季節の桜     

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これは二日前の鶴ヶ城お堀端の様子です。

この時七分咲きぐらいの見頃。今週末は満開でますます賑わうことでしょう。

 

その他、若松市内をうろちょろして撮った写真です。

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厳粛な鳥居の赤にも、瀟洒な教会にも桜はしっくり似合います。

 

今日のご紹介は、少年の頃の読書体験を思い出させる一冊

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ドイツ文学の名エッセイスト、池内の「少年探検隊」

子供が本を読まなくなったと言われて久しいですが、こんなラインアップに、自身の子供の頃のドキドキ、ワクワクの読書体験を思い出す方は多いと思います。

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さて、様々な本、懐かしい本に出会えるぼちぼち堂

こんなのや、あんなのも皆さんをお待ちしております。

花見散歩のついでにぜひお立ち寄りください。

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春の散歩 まだ続く

ブログアップが遅れていますが、この月火のお休みは、色々な野暮用や食探訪のすがら、春散歩を楽しんでいました。

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会津っ子ならお馴染みのこの方。ちょっとはにかみながら春の訪れを知らせています。オヤジもようやく花粉の責め苦から解放され、思わず「よっ!」と声をかけてしまいました、もちろんそのあとは、頭をぽん。

 

春雨にけぶる里山もこんな表情

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初めて、今や最強の観光スポットとなった大内宿をチラ見

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さて、目的地は南会津のこの店「せもりな」

以前、国分寺でイタリアンレストランをやっていたというこの店のオーナーシェフ

人柄も味も楽しく、美味しい。

食後にシラカバの樹液なるものもサービスで頂き、文字通り甘露甘露。

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おすすめです。

 

冒頭の張りぼて同様、よく出来た置物だと思って近づくと。。。

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ニャーと大騒ぎで、ちょっとびっくり

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対照的にこんな物静かな白猫とペアで、日向ぼっこしていました。

 

さてオヤジ、花粉症も治まって来たので、このところ宮内悠介を連続して読んでます。

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文学ムック本にして、「たべるのがおそい」

         なんと好ましい題名でしょう❤️

 

そういえば、「せもりな」もスローフードのお店です。

 

 

 

ざわつく春

最近の天気は目まぐるしい。

春が匂い立つ、いい日差しの日があれば

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この日曜日(4月8日)の朝は、なんと雪まで降りました。

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世の中も新学期だ、桜の開花だ、公文書がどうなど色々騒がしくなっていました。

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ある日の夕暮れなどは、アダムスキー型の円盤が、そんな日本を偵察に来たようです。

 

そんな騒がしい日々でも、ぼちぼち堂はいつもの通りまったりと、、、時折襲来してくるちびっこギャング達も、すぐに外遊びに散って行きます。

 

 そんな目まぐるしく変わる季節の中で、じっくりコヒーをおともにページをめくりたい本のご紹介。

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1冊目は、開高健監修、ジェラルド・ダレル/リー・ダレル著、1991年TBSブリタニカ刊「ナチュラリスト志願」

 ー自然の驚異は、なにも熱帯林のような世界の場所にだけ限られるわけではない、

  探しさえすれば、自分の家の裏庭ででも、自然の驚異に近ずくことはできる。ー

子供の頃の、野原や磯辺でのワクワクを感じられる一冊

 

子供の頃のワクワクということでは、この一冊も

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1980年、これも日本ブリタニカから発行された、遊びの百貨全書の一冊

「暗号通信」 編者は、シュルレアリズムの巌谷國士

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子供の頃、このホームズの「踊る人形」を知って、秘密の世界のドキドキにどんなに引き込まれて行ったか、813というこれもルパンの小説から取った「秘密組織」を設立して、スパイ/探偵/忍者?と行った怪しい活動に心がときめき、ざわつかせた、そんな少年時代を思い出させます。

 

 

 

夏と冬の間 最近旅だった本たち

寒暖の差が激しい一日

春休み最終日、半袖で遊ぶ子供たち  傍の陽だまりでは、春らしい黄色い花が咲いています。

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一転夕方になると、寒さが忍び寄ってきて、ストーブをつける今日この頃。

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飯豊山はまだ真冬。こちらから冷たい風が吹き下ろしてくるようです。

 

今日は久々に、最近ぼちぼち堂を巣立った本たちのご紹介

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ナウシカの7冊セット、とうとうお嫁に行ってしまいました。。。

でも、ぼちぼち堂にはもう一組。絵ハガキつき完全版があなたを待ってます

ご安心を。

 

なんだか期待できるような、不安なような、、、また小学生がカフカを買って行きましたっけ。。。

 

そうそう、「大水木しげる展」図録、再入荷です!!

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2004年 朝日新聞社発行 美本です

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なんせ楽しい!

 

春の散歩 続き

昨日の春散歩の続き。

所用で近くまで行ったので、天寧寺までぶらぶら春の散歩を楽しみました。

 

初めて訪ねた「近藤勇の墓」までの道すがら、風情のある野仏がちらほら

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まずは、首無身代り地蔵尊

 

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春霞でしょうか、会津盆地は白く霞んでいます。

 

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 これなんか、最高の風情ですなー

 

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そしてこれが目的地の「近藤勇」の首塚

近藤勇の首がどこに埋葬されたかは、今だにミステリーだそうで、全国に5箇所知られるうちの一つが、この墓なんだそうです。

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会津は春

実は散歩の本当の目的は、花より団子と、お秀茶屋のもち田楽だったのですが、お休みで叶わず。その上今だに花粉症でグズグズではありましたが、気持ちの晴れるいい散歩でありました。

 

こんな渋目の本たち整理中

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