ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

三連休あけ

ぼちぼち堂 三連休あけの秘密調査員。

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 三連休中、うちを空けることが多かったせいか、本来の調査をおろそかにして、隙あらば膝の上に乗ろうとするめごい猫を演じております。

 

 この日曜日から、雨/雪/風と荒れた3日間でしたが、今日はようやく春らしい日差しも差してくれました。

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周知がしっかりしていなかったせいか、日曜日に無駄足をさせてしまったお客様、すいませんでした。

 

写真はまだまだモノトーンですが、本格的な春はもうすぐ!

ぼちぼち堂、通常運転に復帰し、春休み向けに子供の本などぼちぼち出しとります。

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※4月1日(土)は、ランチタイム貸切です。

 

2017年3月26日(日)お休みです

 明日日曜日、ぼちぼち堂は臨時休業とさせていただきます。

 また来週、3月29日からのお越しをお待ちしております。

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また、4月1日(土)のランチ営業は、「貸切」とさせていただきます。

すいません!! ^^/

 

  たまには、桜三月散歩道♪ なんちゃって。。。

 

 

めまぐるしい春の一日でした

 春分の日を過ぎた3月下旬。今日の会津若松は本当に目まぐるしく天候が変わる1日でした。

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 日差しがあったと思うと、風花が飛んできて、そのうち真冬を思わせる吹雪。午前中は、真っ白な「あられ」も落ちてきました。

 

ぼちぼち堂も、春休みに入ってそれぞれ進級した子供たちが、開店時間前から集まり、去っていき、卒業の歌をコーラスしたかと思うと、「◯んこかけご飯の歌」で大盛り上がりしたり。

 ご近所さんが三々午後お食事をされた後は、一人静かに本を楽しむお客様。4月から転勤ということで、訪れてくださったお客様。様々な表情の1日でした。

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 こいつも一日落ち着かず、あっちコッチウロウロの一日。

 

春休み。そんな感じの本も少し出しました。

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★3月26日(日)は臨時休業です。

 

 

春分の頃

 はや春分の日をすぎました。春の訪れらしい写真をと迷ったのですが、これが一番それらしい気がして。。。

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高田小林開花堂の三色団子。もちもちしてとても美味しゅうございます。^^/

 

まだ、桜の蕾は固く縮こまっていましたが、

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冷たい風もなんのその、陽の光はゆるゆると体と心をほぐしてくれるようです。

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ちょっと日が差すと、脱走体制に入るこいつも、気持ち良さそうです。

 

さて、また前回の続き。安部公房の本がちょっと揃ったのでご紹介。

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 第四間氷期

 笑う月

 棒になった男

 水中都市

 

 いずれも昭和40年前後の作品。その頃の最先端でありましたが、今でももっと評価されていい作家だと思います。ノーベル賞をもらっていたら違っていたんでしょうなぁー。 装幀や挿画は全て、妻の真知が手がけています。

 

一方これは、未完の遺作「飛ぶ男」

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1993年にフロッピーディスクから発見され、当時としては話題となったそうです。

 

【業務連絡】

 1)3月26日(日)  臨時休業いたします

 2)4月 1日(土)  ランチ時間帯は貸切です(和室で本はOK

 3)お車でお越しの場合、車の下に潜り込んだねこ達にご注意を!!

 4)火の娘(新潮社)見つけました!

 

 

赤い太陽、赤い月

薄雲の奥に、変に赤い太陽

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そういえば、昨日は赤い月だった。

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スマホではよく撮れないとわかってはいるのですが、とても印象的だったので、、、

 

昨日に引き続き、なぜかぼちぼち堂の周りには、猫が集まってきます。

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 赤い太陽と、赤い月が何かの印のように、なにやら秘密の会合が行われようとしているのでしょうか。

 

さて、昨日品出しした本の紹介の続き。今日は、正当(?)古本らしい本2冊。

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 もう今では忘れられた部類の作家でしょうか。小沼丹 読売文学賞の作品集「懐中時計」 野良猫や囲碁を題材とした小説群。文章が秀逸。美本です。

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安部公房箱男

こちらはシュールな長編。不在証明(アリバイ)を手に入れたために、存在証明を喪失してしまった現代人の話。

 

 

春はかしまし、はたまたワクワク

会津若松は不安定な天気。

その中で確実に春の訪れを感じさせるのが、かしましいねこ達。

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朝の散歩で出会った近所の先輩達。揃い踏み。

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平身低頭、そろそろとお近づきになろうとしますが、怖いシャーッが止まりません。

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 こいつだけは、まだ新顔の下っ端らしく、影に控えておりました。

 

一方もうすぐ春休みのぼちぼち堂評論家は、こんな絵を描いて「宇宙に行こう!、アルファケンタウリに行こう!!、大マゼランかっこいい!!!」とオヤジを誘います。

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ジャンボジェットに乗っても数万年はかかるよー というと。ちょっと落胆して、それならぼちぼち堂オヤジは、いけないねー。でも2020年までには光の速度のロケットができるので、自分はいけるかもーと、相対性理論なぞどこ吹く風、ワクワクが止まらないようです。

 

さて、そのワクワクは、いくつになっても大事にしたいもので、こんな本を眺めて、広く美しい宇宙に思いを馳せてはいかがでしょう。

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ついでにこんな本も!!

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宇宙にはあんまり興味のない文科系なあなたには、今週こんな本も出しときます。

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この中で、「ヴォイニッチ写本の謎」はちょっと珍本。原書の全ページが、インターネットで公開されています。

www.huffingtonpost.jp

 

【業務連絡】

 1)3月26日(日)  臨時休業いたします

 2)4月 1日(土)  ランチ時間帯は貸切です(和室で本はOK

 3)お車でお越しの場合、車の下に潜り込んだねこ達にご注意を!!

 

冬に逆戻りの会津若松

昨日今日の会津は、冬に逆戻り。冷たいみぞれがびちょびちょ降っていました。

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これは一昨日の、芦ノ牧温泉から見た山々。

  まだまだ、厳しい様子です。

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これは、今日。ストーブの前から離れないうちの看板娘。

  ねとーっと丸くなって、厳しさのカケラも見えません。

 

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 ねとーっと言えば、先日お客さんから頂いて、初めて食べた「高田納豆」。美味しかったです!!報告!

 

今日は、マーティン・スコセッシ監督によって映画化されて話題の、遠藤周作「沈黙」

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中学、高校の頃、狐狸庵先生やドクトルマンボウ北杜夫)の軽いエッセイを良く読んでいたのですが、ふと、遠藤周作のこの本を読んで、宗教観…というより、神様を信じる人について、重〜い印象を持った覚えがあります。

自分自身は、無宗教。強いて言えば、土着アミニズムみたいなところしかないのですが、もう高齢者の入り口で、また読み返してみたい一冊です。

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昭和41年の発行。強く焼けた箱も、趣あります。