ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

一泊二日の冬将軍

とうとうやって来た感のある、会津の冬

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午前中は凄まじいホワイトアウト状態で、ようやく昨年新調したスコップが大活躍。

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それでも、除雪車出動となるほどの積雪はなく、せっかく肩があったまったのに、、、「かかって来いやー」と凄むオヤジを尻目に、冬将軍は通り過ぎていった様です。

 

それにしても大したことのない冬将軍に増してへなちょこなのは、こいつです。

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朝の散歩はパトロールはパス! ストーブの監視に徹しますっ!!

 

今日のご紹介本は、先日の大型本を改めて詳しくご紹介

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2018年玄光社刊 「定本 和田誠 時間旅行」

帯にもある様に、和田誠 4歳から82歳までの落書きから様々な作品/仕事を俯瞰できる素晴らしい一冊。和田誠好きにはまさに「定本」です!!

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最後の一枚が、この本自身なのがオモチロイ。

 

小寒の部分日食

曇りがちの寒い朝、奇跡的に撮れた部分日食の写真です。

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スマホ片手にあれやこれややってみたのですが、なかなかうまくいきません。

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本来観測を邪魔する雲の加減で、欠けた部分がくっきり写りました。

 

小寒とはいえ、寒い朝。今シーズンの会津は雪は少なめ、でも風が厳しい。

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こんな朝でも、ちゃんとパトロールを欠かさない勤勉な先輩猫を尻目に、うちの秘密調査員はストーブの前を離れず

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頼りのぼちぼち堂評論家も、営業拡大の知恵は出さず、冬休みの宿題もそっちのけで、お正月にゲームセンターでせしめた大型エンターキーを試して、きゃっきゃ騒いでいるばかり。

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その後は、暇な古本屋オヤジの枕として寄付するんだとか、なんとか。。。

  世界情勢はなんだかきな臭いというのに、このぼちぼち堂の緩さはどうよ??

 

ということで、平和ボケの人類に警笛を鳴らす古典的SFをご紹介。

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ジョン・ウインダムにより1953年に出版された「海竜めざめる」

そして星新一が訳、長新太がイラストを担当

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==警鐘を鳴らす冷静な声は、人々には届かず、国ごとに異なる利害、そしてそれぞれの思惑から、国家間では疑心暗鬼が渦を巻き、国際協調も進まない。世界で何が起ころうとしているのか。何一つはっきりとしたことはわからないまま、場当たり的な対応が繰り返される。そして、静かに、緩慢に。終末は深海から訪れる。 ==

 

どうです、この小説のキャプション、なんか今の世界を暗示している様な、、、

この今も、警笛を鳴らしている人はいるはずなのですが、我々耳には届かない。。。

 

 

 

古本屋ぼちぼち堂2018年の振り返り

年が改まり、古本屋としてのぼちぼち堂、待望(?)の振り返りです。

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昨年ぼちぼち堂から旅立った本たちの作家一覧。

 

堂々の1位は、「かがくい ひろし」さんでした👏👏👏

ほとんどが、この人の「だるまさんシリーズ」これは棚に挿した途端に旅立っていく果報者で、現状在庫なしの状態です。

他に人気があったのは、上橋菜穂子西原理恵子なかがわりえこ松谷みよ子など女流作家陣がやけに目立ちます。

守り人シリーズぐりとぐら、柔らかい昔話などなど、まぁーぼちぼち堂にある本の偏りもあるのですが、頷ける結果です。

おっと、オヤジ専門のSF分野でも頑張っているのは女流の、ル・グウィンでしたな。

 

さて、今年は「古本屋ぼちぼち堂」もちょっと頑張ってみたいなー と、昨日チラ見せした本の品出しをはじめました。

 

大型ヴィジュアル本

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和洋の絵本

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猫本やエトセトラ… もうお嫁に行っちゃったのも ^^;

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もちろんエッセイ本や小説、純文学やファンタジー、ミステリーも充実してるつもりなのですが、どうしても動きやすいこんな品たちのご紹介が中心になってしまいます。

 

そして、(珍しく日中起きた)こんなやつや、オカミ謹製こんなものも、みなさんをお待ちしております。

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2019年の始まりです

2019年 明けましておめでとうございます。

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 新春らしく、何かしゃれた写真を、、、と思っていたのですが、せっかく雪の少ない年始なのに、ほぼ寝正月コンプリートのぼちぼち堂。やはり今年もこれにしました。

 

さて、ぼちぼち堂オヤジ 今年の目標は、、、

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ですかねぇー。小学校の頃は郷土の偉人「野口英世」の影響で、何と言ってもこれが一番だったような記憶。

 

今年も一年、健康で忍耐強く、野口先生を追い求める所存です(千円札かよ?)

 

何もお正月らしいことはありませんが、今年は明日(1月5日)が店始め。

 

さるお客様曰く、東京のにほいがする本(新し目の古本)も大量入荷!

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普段でも寝てばかりなのに、ますますねんねこに拍車のかかるこいつと、暖かいお食事で皆様をお待ちしとります。

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皆様、ぼちぼちとおいでください。

 

【ぼちぼち堂】あけましておめでとうございます

🌟あけましておめでとうございます

 今年もよろしくお願い申し上げます。

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🔳12月30日(日)〜 1月 4日(金) 年末年始休業 します

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🎍年明けは、1月5日(土)から通常営業いたします。🎍

 

 

 

ようやく会津の冬らしくなりました

ようやく本格的な冬到来

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これは、昨日の夜の降り始めと今日の朝の様子。まだまだ積雪は序の口ですが、風が冷たく寒い師走、ようやく会津の冬らしくなりました。

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それでも今シーズン初めての積雪にちょっと戸惑い気味の秘密調査員。パトロールに行こうかどうか迷っているところ。雪のないところに足を置いてるのが、いじましい。

会津生まれなんだからちょっとは頑張らんかいっ!!😿

 

会津に帰って来て4回目の冬。

「秋風秋雨、人を愁殺す」の例えあり、日常の生活にも慣れ、大きな事件もないこの頃ですが、厳しい冬があってこその健全な生活、幸せの実感ですよね。

 

最近はこんな本を拾い読み

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まだ子供と大人の端境の時代、「じつぞん」やら「ふじょうり」やら「けいじじょう」などの言葉を全然わからないままブツブツ唱え、今でも何もわかっちゃいない。

そのころのいわゆる尖った有名人が実名でバンバン出てくる自伝小説ですが、もう大半の方があっちに行ってしまっています。

 昭和は遠くなりにけり、来年は平成さえ終わろうとしています。

 

ぼちぼち堂 明日で2018年の営業最終日です。

 

クリスマスも過ぎて…

 だからと言って特に変わらず、イブも当日も定休日だったぼちぼち堂。

今年は雪のないクリスマスになった会津市内。ちょっと遠出してみましたが、里山にも雪はありませんでした。

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ということで、温泉の後はいつものこれ

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そして当然のようにここ

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岩合さんのネコカレンダーで有名なこのお店で、大盛り食べました。

 

クリスマス過ぎて、静寂の戻った(いつもの?)ぼちぼち堂には、取り残されたようにこんなオーナメントが飾られています。

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星が北極星なら、おおぐま座の向きがおかしいだの、クリスマスだからあの星はベツレヘムの星を表しているんだ、などとかしましく、、、ぼちぼち堂は株の下落にも関係なく、、、まぁ平和な休日です。

 

そして、今日はぼちぼち堂評論家が降臨してきて、こんなものを置いていきました。

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先日の3連休。友達とのクリスマスパーティでシフォンケーキを焼いて、それ以来面白くて6台も焼いたのだとか。。。

でも小学5年男子の作とは思えない、ふわふわの食感です。マジ!

よければ、明日のお客様にも振る舞おうかなと思ってます。

 

この年末、お風呂おでじっくり読み直したい。こんな本もあなたを待っております。

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お風呂で読める文庫 宮沢賢治銀河鉄道の夜