ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

秋の花火大会

今年で3回目となる「会津花火大会」の開催です。

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 よく晴れた日の放射冷のせいで寒い会津ですが、我が家ではこたつに入りながら花火見物ができちゃいます。ゴクラクゴクラク

今年で終わりかーというウワサも聞きますが、今年は参加者も多くいつもに増して華やか、SNSのタイムラインも素晴らしい写真や動画で花盛りでしょうから、ひっそり一枚だけ。

 

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いやぁーほんとに秋が深まってきて、ぼちぼち堂から見える東山方面も一面色づいています。

 

そんな風流を切り裂いて、突然乱入のぼちぼち堂評論家(現在小5)、最近覚えた流行り言葉?「オヤジは引っ込んでろ!💢」を連呼しながら、今日のブログにこの写真を載せろ!と脅されたのがこれ。

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オヤジの子供の頃も、大流行りしてプラモデル屋のサーキットに連日通いましたっけ。

あの頃はレーシングカー、今はミニ四駆というそうです。徹底的に改造して、自分のマシンを磨くのだとか、、、

       …はい、仰せの通り載せました…。。。

 

気を取り直して、今日も安部公房の素敵な本の紹介

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山内書店 1956年発行 安部公房「R62号の発明」

以前ご紹介した「第四間氷期」と同様、安倍真知によるカバー絵

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これぞ古本 の佇まい、匂いのする素晴らしい一冊です。

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なぜか、朱肉の検印が押されていると、ドキドキするオヤジです。

 

 

 

秋のおまかせ定食

心地よい、清新な朝。

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暖かい午後の陽だまり。こいつは、いつも見逃しません。

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そして冬を予感させるつるべ落としの晩秋の夕暮れ。

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みなさん残り少ない秋を楽しめていますか?

 

今日は久しぶりに、ぼちぼち堂の秋のメニューのご紹介です。

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オカミ得意の、暖かい煮物が多くなりました。先月末からはおいしい会津産の新米とともに、明日もみなさんをお待ちしておりますよ!!

 

さて本の品出しはこんな感じ。

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工作社の本、昔夢中で読んだブルーバックス等などまたまたバラエティ豊か。

それにしても安部公房の本、帯に記された惹句がいかにもを感じさせます。

 

 

くっきり虹がたちました。

ひさかたぶりの四連休でした。

休み明けの今日は雨風が吹き荒れたかと思ったら、日が差したりの不順な天候。気温も低く、今シーズン初めて終日ストーブをつけました。

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ここ会津では、こんな日のご褒美のように、しばしばくっきりした虹がかかります。

 

さてさてこの休み中は、結婚式へのおよばれやら、

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ちょっと遠出のお買い物やら

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一年ぶりのペンキ屋さんやら

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近所の子供と遊ぶやら

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充実した休日を楽しむことができました。

 

さて、今日のハロゥインの夜が終われば、もう11月! 今年も冬の足音が聞こえてくる季節となりますが、いつものぼちぼち堂、暖かいお食事でみなさんをお待ちしとります!!

 

ところで、秋の夜長にこんな本はいかが??🎃

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ハロウィーンがやってきた/ブラッドベリ

この頃の会津は深い朝霧で始まります。

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日中太陽が顔をを出すやいなや、それま朝寝を決め込んでいたこいつが、くるまっていた毛布から飛び出し、早速気持ち良さそうに日光浴。

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 一日の寒暖差が激しく、今週末は山では雪かもの知らせに、とうとうストーブの出番のようです。

 

定食屋/カフェでもあるぼちぼち堂、基本のメニューは

   お任せ定食(お飲み物付き):680円

   定食+おやつ:880円

   お飲み物;350円

   お飲み物+おやつ:500円 

といたってシンプル。あとの通常メニューはお子ちゃま用ジュース(250円)ぐらいなのですが、、

開店当時からの裏メニュー(小学生限定)があります。

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これが3人で出し合ったその代金。開店から2年半、今や第2世代の小学生達が、でっかい財布からお金を取り出し、おずおずご注文なさいます。

子供達の「ドキドキの初体験(=カフェでお茶?)」に与しているのでしょうか、、、

。。。内容は、大人のあなたには㊙️。

  ちなみにこれは5円多かった(チップ?w)

 

ハロウィンも近い季節。子供時代のドキドキといえば、この人のこの本は外せません。

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少し大人ぶったあなたには、こんな本も

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この本、渋い大人の川本三郎の訳出。青いインクで、献呈署名が記されています。

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さて、かねてよりお知らせの通り、27日(土)/28日(日)は臨時休業

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10月31日ハロウィンの日にお待ちしております。

 

 

 

 

秋化粧 べっぴんさんの鶴ヶ城

今日は寒々しい秋の一日でした。

写真は昨日散歩の続き、秋たけなわ、べっぴんさんの鶴ヶ城

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紅葉のピークは、後1、2週間というところですが、目をこらすと着実に秋が深まっているのがわかります。

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この種子たちは、もうすぐ木枯らしに乗って遠くへ遠くへと旅して行くんでしょうなぁ。

 

週明け水曜日には珍しく、寒々とした曇り空。やはり寒々としたぼちぼち堂で、オヤジは今日もせっせと品出しです。

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今日は、親父の好物 本に関する本とサイエンス関係の本。

特筆はこの2冊

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古本屋にして直木賞作家 出久根達郎さん「古書法楽」

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墨跡も力強く、識語/署名が記されています。

 

もう一冊、ストルガツキイ兄弟著「そろそろ登れカタツムリ」

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弾圧の強かった旧ソ連で、目くらましの物語で体制批判をし、そのため数奇な運命を辿った不思議なSF。群像社1991年発行。桂川寛の表紙絵も幻惑的です。

 

 

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暦の上では、明日が満月の日ですが、今日の方がまん丸の雲間の寒々としたお月様。 そろそろストーブの出番だなーと思う今日この頃です。

 

 

秋の散歩はぼーっと続く

ぼちぼち堂休みの今日、秋晴れに誘われてフラフラ散歩

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鶴ヶ城公園の紅葉はもう少し先かなぁーという感じですが、お堀端では鳥たちが気持ち良さそう。

何を狙っているのか、ほとんど動かない白鷺を眺めて、オヤジもぼーっとしてきました。

 

秋晴れの空が気持ちいい。

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雲もいい気持ちで遊んでいるとしか思えない。

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さて前回に続き、今回も素晴らしい本の紹介。

 星の王子さまの次はアリスです。

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この淡くシンプルな本の作りは、スマホの写真ではなかなか伝わりませんね。

伝説の出版社、牧神社刊、1973年発行「アリスの絵本:アリスの不思議な世界」

その豪華な画家/ライター/評論家たち居並ぶ目次

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そして何よりも巻頭を飾る、種村季弘 監修の図版が素晴らしい!

その一部がこれです

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ぜひお手にとってご覧いただきたい1冊です。

 

 

※業務連絡

10月27日(土)/28日(日)臨時休業いたします。

星の王子さま ハーコート・ブレイス社版

今日はのっけから本のご紹介

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これがヒッチコック社版だったら、目の玉が飛び出るような値段の稀覯本なのですが、「星の王子さまアメリカのハーコート・ブレイス社から出版された英語版。刊行年度は良くわかりませんが、初版の雰囲気はそのままです。

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そしてこの本自身にも素敵な痕跡が残されています。

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アメリカで出版されたのに、イギリスでしょうか古本屋の値付け跡、そして今も神保町にある洋書専門の老舗古本屋の、局番3桁のシールが貼られています。一体どんな人の手から手に渡って旅して来たのだろうと想像をたくましくしてしまいますね。

 

  ものごとはハートで見なくちゃいけない、っていうことなんだ。

  大切なことは、目に見えないからね

 

ここ2、3日は気持ちのいい秋日和

今日は夜から雨、この雨があがった週末は、さらに完璧な秋が期待できそうです。

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