立春を過ぎて、うららかなぼちぼち堂の休日。
なんだか訳のわからない、現代芸術のオブジェみたいですが、お日様を浴びてゆるゆると毛繕いをする我が家の秘密調査員です。
夕暮れも優しい色
しかしこうなると大変。これからはスギ花粉の飛び交う時期でもありますね。
予報によれば、今年は例年の6倍の飛散量が見込まれているとか、、、思い立って例年より早く耳鼻科を受診。
「あんまり早く飲み始めてもいかんよー」と言われつつも、今年は飲み薬と目薬を処方してもらいました。
せっかくのいい季節なのに、これから桜が散る頃まで、目と鼻のしょぼしょぼに悩まされる日が続きそうです。
ということで、今日はしょぼしょぼ渋い本のご紹介。
中上健次「破壊せよ、とアイラーは言った」
プレイボーイの連載とジャズ関連のエッセイ本ですが、中上健次十八歳の時の未発表処女作「赤い儀式」が読めます。
もう一冊、1937年に書かれたレジス・メサック著「窒息者の都市」 牧神社刊
存じ上げませんでしたが、フランス文学の大御所 宮原庸太郎が、ましゆう・ぎょう
とう不思議なペンネームで訳出したもののようです。
書かれている献辞 やはりフランス語でしょうか?