今朝、近所の先輩が訪ねてきて、我が家の新米秘密調査員に、何かこんこんと諭している風情です。
右前の耳が我が家のモモ
秘密調査員は、朝3時から走り回り、オカミから朝御飯(夜食?)をせしめ、6時にはオヤジを踏みつけ無理やり起床させ。そんなご乱行を見かねて「来るべき日に備えちっとは身の程をわきまえろ」とでも言っているのか。もっとシビアに、この先輩地域の厳しい掟について、オリエンテーションなどをしているものか。。人間には計り知れない感じですが、つられて「はい」と返事をしそうになる程の、堂々とした貫禄です。
一方オカミとオヤジは、秘密調査員が恐縮して固まっているのをいいことに、そっと抜け出し、午前中から春を探しに行ってきました。
おきまりの日帰り温泉、それも朝から一番風呂!、誰もいない低温サウナで朝寝放題!、まるで小原庄助さんを地でいく行状です。これには天のバチがあったか、芦ノ牧温泉は、春どころか雪模様。…思う存分雪中露天風呂の責め苦に耐えてきました。^^;;
今日のご紹介は「奔放な読書」 ダニエル・ベナック著、真面目な藤原書店から、1993年の発行。1992年のフランスでベストセラーとなった本だそうです。
読者の権利10か条など、フランス人らしいウイットに満ちた文章で、気軽な読書の楽しみを教えてくれる本です。
曰く「本嫌いのための。新読書術」
ーー第10ヶ条 黙っている
人は生きているから家を建てる。だが、いずれ死ぬことを知っているから本を
書く。人は群居性があるから集団で住む。だが、自分の孤独を知っているから
本を読む。この読書は他の何者にも代えがたい仲間。〜〜
ところで、春は、なんと自宅の目の前に顔を出していました。