ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

本気な寒の戻り

冷たい雨の一日

朝方は曇り空。春の共演だ!などと、ご近所の写真を撮っていたのですが

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開店の時刻には雨がしとしと降り始め、いやー寒い。

    本気な寒の戻りです。

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そこかしこからは、雪の便り/除雪車が出たよーの知らせがが飛び込んできます。

会津も夜半過ぎには

 

 これからの天候を察知するのでしょうか。定例の朝のパトロールにもいかず、ウチの秘密調査員は朝寝を決め込み、やっと今起きたところ。

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早速、ストーブの前を占領。テーブルの上は、今週整理中の本たち。

 

いつもの通りカオスな品揃えですが、、、これなんか、お好きな人にはお宝本です

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奇想天外別冊 1981年刊 「レイ・ブラッドベリ大全集」

春になったり、晩秋のようだったり

昼間陽がさすと まさに春

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里山では、菜の花が咲いていました。 桜もほころんでいます。

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陽がさすと、わがぼちぼち堂の秘密調査員はまるでねこのように(?)、まったり日向ぼっこしたり、

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はたまた子犬のように枯れ草と遊んだり

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 春を満喫しとります。

 

でも陽が落ちて風が吹くと、寒い寒い

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細い月がまるで晩秋の夕暮れのよう。ブルーの色合いがなんとも言えない。

 

そうそう、この休みには会津の有名な蔵元さんとの宴席があり、「月弓かほり」というのがイチオシだぁとおっしゃていました。

しかしその席で出されたのは、このお酒

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オヤジ、ほとんど下戸に近い不調法者なのですが、このお酒、うまかったです。

純米吟醸「善き哉」 これを冷やで、うすはりのガラスのお猪口でチビチビと。。。

 独り言・・・ >K先輩 大好きな○○山酒造でっせ

        >K社長 たまには仕事うっちゃって、来ればよかったのにネ ^皿^

 

さて、また明日からは、またお仕事お仕事

 

今日のご紹介本は、いわゆる証跡本

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変哲も無い、ソフトカバーのルポ本。

ご存知あの時代のサントリー宣伝部には、開高健山口瞳柳原良平…いずれもキラ星/将来巨星となる才能が集まった集団であったのだから、どんなドラマが展開されるのか、興味津々の内容には違いないのですが、、、

この本頁をめくると

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 どうです、この父娘の間に、どんな時間が、思いやりやまなざしが流れていたのか、お父さんは著名な著述家だったのかな。娘はこの本を読んだ後、胸に抱きしめて、すくっと視線を上げたのかなぁ、、、こちらもなんだかドラマチックですね。

そして、この大切な本がどんな事情で古本の海に投げ出され、ぼちぼち堂まで辿りついたのか、、、妄想が膨らむ、世界でただ一冊の本です。

いいからいいから…3

春らしい気候ですねー

  春休み最後の休日のせいか、この頃はお母さんと小学校ぐらいの子供づれ多く、なんだかいつもと違う、ちょっと華やいだ雰囲気。

   ぼちぼち堂の周りでも、そこかしこで蕾が膨らんできました。

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いつもの裏の川では、白黒の鷺たちが春を迎えるダンスを見せてくれました。

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 、、、単に、縄張り争いをしていただけなのかもしれませんが、春に浮かれたオヤジにはそう見えました。

 

これまた春めいてきたからか、最近は「旅行の本なんかない」というお客様もちらほら

棚にも少しありますが、少し古い旅行ガイド結構在庫あります。ぜひお尋ねください。

 

今日は、ぼちぼち堂らしく、ちょっと奇妙に旅心をくすぐるこんな本はいかが?

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「工場萌え」

「奇岩の世界」

マチュピチュ

 

それから、一部お客様絶賛のこの本、掘り出しましたよー

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長谷川義史「いいからいいから3」 

   あのびんぼうがみさんが出てくる話です!

一気に春めいた日でした

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昨日とほぼ同じ場所の景色。今日は親子がのんびり犬を連れて散歩中。

      一気に春めいた感じです。

<参考 昨日の景色>

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今日は朝からまたまた優太郎(以前優一郎と呼んだのは間違い)くんと張り合い、珍しくお客様のお相手などをして張り切ったせいか、夕方にはちょっとお疲れ。オヤジとのパトロールにもいかず、なんだかアンニュイな調査員でした。

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<参考 昨日のバトル>

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 3月の終わりごろから、珍しくぼちぼち堂おまかせ定食は売り切れ続出。お客様にはご迷惑をおかけしております。

 一方4月になったら、なぜか本の動きがぱたっと止まって、皿洗い係ばかりのブルーなオヤジでしたが、今日ははるばる米沢から車を飛ばして、ぼちぼち堂を探し当て、ずーっと本棚に張り付いてくださるお客様あり、漫画から哲学書、漂流譚から料理本までお買い上げくださり、俄然元気をいただきました。

 

そうです! ぼちぼち堂は古本屋 兼 定食屋(=”ごほん と ごはん”)

こんな本たちが、カオスにランダムに本棚で。あなたを待っております よー

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もちろん、お求めやすい子供向け絵本、綺麗な大人向け絵本も充実ですっ!!

冬が若返った

このところの寒の戻り、みなさん春を中心に色々な表現をする中で、「冬が若返った」という言葉を発見、なるほどなぁーと思った次第です。

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たまに日が差すと暖かさを感じるので、久しぶりに裏の川まで秘密調査員とパトロール。しかし依然「春まだ浅く…」の情景で、足早に昼寝の続きに帰還しました。

 

そういえば、この二人にもまだまだ春の訪れは遠いようですなぁ。

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それにしてもこの真剣な野性味溢れる顔は、なかなか見れません。

 

さて、今日もこの前の福島行きの続き。

戦利品として、久々の新刊本2冊

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南陀楼綾繁「蒐める人」皓星社

山尾悠子「歪み真珠」筑摩文庫

 

そういえば今日の新聞に、県の小学生の読書量が月12冊に増えたという記事がありました。

古本屋ぼちぼち堂でも、絵本/漫画は別にして、小・中学生向けの読み物は、全然動かなくて憂慮しているのですが、思いの外読書もしているようです。

一方、古本屋オヤジに変身を遂げ(つつある)我が身を振り返ると、、、ちゃんと読み通すのは月1・2冊かなぁーーー

でも、この新刊は、両方ともオヤジの好物ジャンル/作家です、読みたい本が手元にあるということは、すこぶる幸せな事なのであります。

幸せが長く続くよう、ゆっくり読んでいくつもり

(だから売らないよ!見せびらかしてるだけだよ!! (^皿^ )/

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なにせコトウさんで手に入れたので、サイン付きなんだもん^^

 

福島土産の最後は、これ

常連のお客様大絶賛、うろこやの甘納豆。これなら先着順でおすそ分け可ですヨー。

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福島市のブックカフェ

エイプリールフール/新元号の発表日、久しぶりに会津を離れ福島市に行きました。

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花見山公園?若冲展?? をすっ飛ばし、予てから行きたかった、福島の新進ブックカフェ2軒に突撃!!

あろうことかスマホを忘れ、写真はなし^^; これはなぜかオカミさんから頂いた夏みかんマーマレードに変わった姿です。

せめてこれで、その店の素敵な佇まいをご想像ください。(=^ェ^=)

 ⬛︎Cafe&books 清学舎

 ⬛︎books&cafe コトウ

同じように、喫茶併設の古本屋ですが、名前がそのこだわりを表しているのでしょうか、一方は食(パクチー)にこだわり、一方は本を手渡すことにこだわりを持っている、、のかな?

両店共、手作り感溢れる素敵な店  福島に行かれる方はぜひ、セレクトされた古本と店主さんたちとの会話を楽しんでくださいネ。

 

さて今日は最近のおまかせ定食と、2019年冬に旅立った本たちのご紹介です

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宮崎駿 「風の谷のナウシカ」7冊セット、とうとうお嫁に行ってしまいました。

面陳ラック導入の効果か、たくさんのふしぎこどものともなども、旅立って行きました。

平成最後の吹雪(であろう…)

平成のなごり雪、、、柔らかなことばのイメージとは違い半端ない吹雪でした。

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ぼちぼち堂休日の今日、所用で里山をてくてく歩いていたのですが、もう遭難しそう😅(^^;;

ちょっと小休止の合間に撮った里山の風景です。

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モノクロームのようですが、これカラー写真なんです。その証拠に、、、

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さーぁ出番だと思っていたであろう蕾からは、ちゃんと春がのぞいています。

 

流石に雪模様では、パトロールをサボっているこいつは、オヤジの腹の上でモニュモニュしてますが

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平成30年度最後の土日、ぼちぼち堂はもう大変。

限定10食ランチの、まったりした古本カフェのはずなのに、1ダースの団体さんのご予約が連チャン。ランチ貸切をブログでは告知しているのですが、そんな日に限って常連さんから「なんか食べさせろ」の電話が多数。

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(パイプイスは、町内会館から急遽お借りしました(^_^;))

なんとか乗り切ったり、乗りきれなかったり、、、でした。

             食べられな買ったみなさんにはごめんなさい

 

 

今日のご紹介は、この本

なぜか先月あれよあれよと在庫が売り切れた「星の王子さま」急遽再入荷!!

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これもあります!!

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去年紹介したこれもね!!

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