ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

春になったり、晩秋のようだったり

昼間陽がさすと まさに春

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里山では、菜の花が咲いていました。 桜もほころんでいます。

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陽がさすと、わがぼちぼち堂の秘密調査員はまるでねこのように(?)、まったり日向ぼっこしたり、

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はたまた子犬のように枯れ草と遊んだり

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 春を満喫しとります。

 

でも陽が落ちて風が吹くと、寒い寒い

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細い月がまるで晩秋の夕暮れのよう。ブルーの色合いがなんとも言えない。

 

そうそう、この休みには会津の有名な蔵元さんとの宴席があり、「月弓かほり」というのがイチオシだぁとおっしゃていました。

しかしその席で出されたのは、このお酒

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オヤジ、ほとんど下戸に近い不調法者なのですが、このお酒、うまかったです。

純米吟醸「善き哉」 これを冷やで、うすはりのガラスのお猪口でチビチビと。。。

 独り言・・・ >K先輩 大好きな○○山酒造でっせ

        >K社長 たまには仕事うっちゃって、来ればよかったのにネ ^皿^

 

さて、また明日からは、またお仕事お仕事

 

今日のご紹介本は、いわゆる証跡本

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変哲も無い、ソフトカバーのルポ本。

ご存知あの時代のサントリー宣伝部には、開高健山口瞳柳原良平…いずれもキラ星/将来巨星となる才能が集まった集団であったのだから、どんなドラマが展開されるのか、興味津々の内容には違いないのですが、、、

この本頁をめくると

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 どうです、この父娘の間に、どんな時間が、思いやりやまなざしが流れていたのか、お父さんは著名な著述家だったのかな。娘はこの本を読んだ後、胸に抱きしめて、すくっと視線を上げたのかなぁ、、、こちらもなんだかドラマチックですね。

そして、この大切な本がどんな事情で古本の海に投げ出され、ぼちぼち堂まで辿りついたのか、、、妄想が膨らむ、世界でただ一冊の本です。