ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

初夏、花咲く乙女たちな日曜日でした

 ※ぼちぼち堂 4月26日(木)ランチタイム貸切です

 

 外に出るとうなじのあたりが暑いぐらいの陽気。初夏、夏休みの始まりを思わせるようなこの土日でしたね。

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言葉を失うような、夕焼けのグラデーション

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湿度も少なく風が気持ちいいので、ぼちぼち堂のエントランスではこいつもご満悦

一応乙女

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 子供達はもう半袖で走り回り、いつもの女子会メンバーが野原の花を積んできてくれました。

今日はお子様多めの日曜だったので、オカミが急遽作ったいちご風味のゼリーの残りを振舞われ、これまたガールズトークに花が咲いておりました。

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地味なオヤジは、混ぜてもらえず、せっせと品出しの日常。

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今日は、大好きなちくま文庫版の「宮沢賢治全集」全10巻揃い踏み

文庫なので場所も取らず、ちくま文庫のそこそこ瀟洒な佇まいで、いつでもパラパラと宮沢賢治の世界に入っていけます。

今なら、10巻揃いでお分けできます。もちろんバラ売りも可。

 

もう一つ、通好みの「深沢七郎コレクション 流・転」

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キッチュな表紙絵、カバーデザインは横尾忠則

こちらは是非2冊セットで手に入れたい本です。

2018年4月26日(木)ランチタイム貸切です。

【ぼちぼち堂】4月26日(木)は、ランチタイム貸切とさせて頂きます。

 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

 14:00過ぎからの喫茶/古本は通常営業の予定です。

 

カラッと晴れた春

散歩の途中出会ったこの子は、外へ走り出したくて、走り出したくて待ちきれない様子。

f:id:bochibochidou:20180419195223j:plain無許可ごめんなさい

一方のこいつは、春眠暁を覚えず、全く覚えず

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暁を覚えずだけならまだいい方で、暁とともに家人の布団に飛び乗り、無理やり起床させ、朝ごはんを要求し、はぐはぐ食べ終わったあとは、またこの通り二度寝を決め込むのです。

つくづく幸せなやつ、羨ましい、、、

 

さて恒例?、最近のおまかせ定食のご紹介

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 この他に、春らしく、筍ご飯やこごみなどをちょっとつけて、ご好評をいただいております。

 

 

菜の花と磐梯山、そして石部桜、桜

春  雪から解放され、このところの休みは、てくてくと会津を散歩しております。

今日は優しい春の雨の一日でしたので、またぞろ昨日の散歩の写真です。

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まずは、菜の花と磐梯山

 本当に会津の春を感じさせる一枚。

 

そして昨日は初めて、八重の桜で有名となった「石部桜」を見に行って来ました。

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流石の枝ぶり。平日にも関わらず観光客の方もぞろぞろ。

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 喧騒を離れ少し足を伸ばせば、リニューアルなったという、静かな浄水場脇の桜の下をお若い母さんが子供づれでお散歩。すれ違いざまに「こんにちわ」と声をかけられ、なんか人生のモヤモヤがいっぺんに晴れたような瞬間。

願わくば、オヤジの残りの人生も、ゆっくりとぼちぼちと長い散歩のように心楽しく行きたいもんです、、、

その後は、会津大学のカフェテリアで昼食を頂き、オヤジの学生時代を思い出しながら、またぶらぶらしました。(オヤジ、学食よりは雀荘で昼食の方が多かったですが^^;)

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今日は、今でも数多のコアなファンを抱える人物の大型本をご紹介

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昭和61年、二見書房から発行されたいわゆる謎解き本 

         「シャーロック・ホームズ10の怪事件」

ベーカー街探偵団の一員として、地図、新聞、住所録を駆使して、ホームズから与えられた奇怪な事件を解決すべく、深い霧のロンドンをさまようという嗜好。

それもいいですなぁ

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もう一冊は、幡谷紀夫の写真集 寺山修司「望郷」

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時代の先頭を駆け抜け、生き急いだ寺山修司の一方のキーワードは、確かに「だれか故郷を思わざる」なのだと思います。

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そういえば、寺山修司も路地を彷徨った人でした。

 

 

情深い偽善者が…

ちょっと寒い感じの一日。でもこれが平年並みかな。

 

近くの川べりの公園にある立派な桜。

ひっそりと咲いています。

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そろそろ満開の時期を過ぎ、散り始めでしょうか。

帰宅を急ぐじょしこーせーの後ろ姿とよく似合っています。

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湯川の河面もこんな感じ、かもが迷惑そう。

 

この季節になるといつも思い出す  このうた

こんな桜を見ると、オヤジも、深刻な顔で腕組みしてしまいます。

 

    ”同情:あわれみ”

  花の散ることは淋しいことなのだが

  花の散ることは誰でも知っていて

  やがて実のなる頃には

  すっかり忘れてしまうのに

  ほんの短い時間が

  あまりにひっそりとするために

  情深い偽善者が

  深刻な顔で腕を組む…

 

               作:塚原将

 

子供のワクワク本、また続き

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このグロテスクなまでの精密さが、たまらない少年。

 

 

花に嵐の週末でした

満開の桜に合わせたように、曇天の週末。花に嵐。

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こいつも目まぐるしく変わる天候に合わせ、今日はだらけたおやすみモード

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まだまだストーブの前を離れられません。

 

昨日はこんな天気。子供達は元気よく飛行機遊び

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ちなみに、近所の駄菓子屋で108円。今もこんなおもちゃあるんですね、子供の頃は、バルサや竹ひごで、ゴム動力の飛行機を競って作ったもんでした。翼に紙を貼るのがうまく出来なかったことが蘇って来ました。

 

今日は、子供の頃のドキドキ読書体験の続き

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ピラミッド、ナスカ、モアイ、ストーンヘンジ、、、子供心に目を見張った世界の秘密

これらの古代遺跡を「蜃気楼」の観点で見直した、ワクワクの1冊

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全部著者の奥様が書いたという挿画も素晴らしい。

 

もう一冊

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平凡社のムックシリーズ イメージの博物誌の一冊「ミステリアス・ケルト

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こんな写真が満載です!

 

明日からまた天気は回復との事。名残の花吹雪でも長めにいきたいですね。

春の散歩 最後は桜

 今週の休日春散歩、最後を飾るのはやはりこの季節の桜     

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これは二日前の鶴ヶ城お堀端の様子です。

この時七分咲きぐらいの見頃。今週末は満開でますます賑わうことでしょう。

 

その他、若松市内をうろちょろして撮った写真です。

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厳粛な鳥居の赤にも、瀟洒な教会にも桜はしっくり似合います。

 

今日のご紹介は、少年の頃の読書体験を思い出させる一冊

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ドイツ文学の名エッセイスト、池内の「少年探検隊」

子供が本を読まなくなったと言われて久しいですが、こんなラインアップに、自身の子供の頃のドキドキ、ワクワクの読書体験を思い出す方は多いと思います。

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さて、様々な本、懐かしい本に出会えるぼちぼち堂

こんなのや、あんなのも皆さんをお待ちしております。

花見散歩のついでにぜひお立ち寄りください。

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春の散歩 まだ続く

ブログアップが遅れていますが、この月火のお休みは、色々な野暮用や食探訪のすがら、春散歩を楽しんでいました。

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会津っ子ならお馴染みのこの方。ちょっとはにかみながら春の訪れを知らせています。オヤジもようやく花粉の責め苦から解放され、思わず「よっ!」と声をかけてしまいました、もちろんそのあとは、頭をぽん。

 

春雨にけぶる里山もこんな表情

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初めて、今や最強の観光スポットとなった大内宿をチラ見

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さて、目的地は南会津のこの店「せもりな」

以前、国分寺でイタリアンレストランをやっていたというこの店のオーナーシェフ

人柄も味も楽しく、美味しい。

食後にシラカバの樹液なるものもサービスで頂き、文字通り甘露甘露。

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おすすめです。

 

冒頭の張りぼて同様、よく出来た置物だと思って近づくと。。。

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ニャーと大騒ぎで、ちょっとびっくり

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対照的にこんな物静かな白猫とペアで、日向ぼっこしていました。

 

さてオヤジ、花粉症も治まって来たので、このところ宮内悠介を連続して読んでます。

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文学ムック本にして、「たべるのがおそい」

         なんと好ましい題名でしょう❤️

 

そういえば、「せもりな」もスローフードのお店です。