ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

環水平アーク

ご近所のFB友達の発信を見て、空を見ると

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「環水平アーク」という気象現象だそうです。

雲を形成する氷の粒に、太陽の光が屈折して太陽の下46度の場所にできるのだとか。

見回せば、方向によって雲の表情が違っていました。

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夏だなぁ。。。

 

そんな事にはお構い無しに、こいつの夏は明日も続く。

今日はセミ捕りに挑戦です。

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飛び乗った塀の足元にもいるんですが、常に目線は高く!

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さて、ぼちぼち堂で目線を高くすれば、こんな絵本たちが飾られています。

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また、本棚には宮沢賢治の童話に材をとった、小林敏也の画本が6冊揃いました。

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 「雪わたり」

 「雨ニモマケズ

 「銀河鉄道の夜

 「注文の多い料理店

 「オッペルと象」

 「猫の事務所」

それぞれに絵のタッチが違います。オヤジが一番好きなのは、猫の事務所かな。

 

とんぼとりの日々は続く…

夜になると、どこからともなく会津磐梯山の盆唄が聞こえてくるようになりました。

しかしまだまだ暑い日中、こいつのとんぼとりの日々は今日も続きます。

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もうすでに30連敗ぐらいなのですが、こいつは努力を諦めません。梅雨明けの乾いた風にふかれながら、チャンスをひたすら待つ日々。

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それに習って、オヤジも、いつ売れるとわからない本の整理をぼちぼちと。

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秘密調査員の毛色に似た、こんな本が出てきました。

ミヒャエル・エンデ 作 / ビネッテ・シュレーダー 絵 の黄金コンビ、モノクロの詩画集「影の縫製機」

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この本ここで、ちょい読みができます

絵本ナビ

http://www.ehonnavi.net/ehon/17109/%E5%BD%B1%E3%81%AE%E7%B8%AB%E8%A3%BD%E6%A9%9F/

 

さて整理中の本のラインアップはこんな感じ、、、

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 あるいは旅愁をそそる、こんな本など如何でしょう。なんと正続合わせて70余の路線が楽しめます。

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 その他、昭和30年発行の、江戸川乱歩の書き下し小説「十字路」や、この前ご紹介の夏葉社、島田潤一郎さんの、心にしみるエッセイ「あしたから出版社」なんかもどんどん出しますよー。

ぼちぼち堂は古本屋です。

これは、なんのベストテンでしょう?

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  ==>「ごほんとごはん」ぼちぼち堂

 

 お客様の中には、お食事された帰り際、会計の際に「本がたくさんあるんですねぇー」「えっ、これ買えるんですか」と、本棚をインテリアとしか見ていない方もいらっしゃるようです。  

実は、ぼちぼち堂。お食事&喫茶のできる古本屋なんです。

そのぼちぼち堂、開店して1年ちょっと、その間に売れた(作家別の)本のトップテンがこのグラフです。

 

 西原恵理子、アガサ・クリスティは、ぼちぼち堂にある本をすべからく大人買いくださるお客様の賜物です。

 佐野洋子田中小実昌、司馬良太郎などは、固めて品出ししたのが、お客様の嗜好に合致したというところでしょうか。

 宮沢賢治松岡正剛は、オヤジ押しの作家です。いつでもあります!

 

その他、お客様のお眼鏡にかなって、お嫁/お婿入りした作家さんは次の通り。

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もちろんこの他にも、密かにオヤジが勧めているのに、一冊も売れない作家さんの本もたくさんありますヨ。

何かの参考になりますでしょうか。。。

 

会津盆地もようやく梅雨明け。爽やかな風が吹いてくれました!!

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7月の本たち

8月最初の夕暮れ。  幻想的な入り江のようです。

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今日は8月最初の日。恒例の(?)7月に巣立った本たちの一部ご紹介です。

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7月に巣立った本は、絵本多めだったのですが、一番の注目は、創元推理文庫ラヴクラフト全集」全7巻

実は、ぼちぼち堂には第3巻がかけていて、6冊セットだったのですが、これをお求めいただいたのは、なんと中学生女子!

夏休みが始まったばかりのある日、母娘でお食事にいらして、夏休みの読書感想文用の本を探していたのだとか、、、

「どんな本をお探しですか」「ラヴクラフトなんかありますか。。。?」

とご購入に至ったのが、なんとこの文庫全集でした。

中学生のこの読書感想文、ちょっと読んで見たい、将来楽しみ!?末恐ろしい!?

 

さて、今日の本の紹介は夏休みらしく、長谷川集平「とんぼとりの日々」

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オヤジの子ども時代思い出します。飾らない、等身大の子ども時代。。。

 

人間ならもうすぐ思春期のこいつも、最近は調査を忘れ、とんぼとりの日々。。

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視線の先に、ハグロトンボが見えますか?

 

 

 

高原の便り

尾瀬から花の便りがきました。

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 いえいえ、オヤジが行ったわけではありません。東京時代の知人から例年恒例の山歩きの便りです。

オヤジは相変わらず、梅雨があけない会津若松で汗水垂らしておりますが、雨上がりの早朝は緑町でも、涼しげな野草の花を見ることができます。

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七月も今日で終わり。

湿気の多い毎日で、少々疲れ気味ですが、今日のお休みは久しぶりに日帰り温泉&ラーメンツアーでゆっくりお休みをいただきました。

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なんだか、雲の様子が秋の空みたいです。

今年は蝉の声が、あんまり聞こえませんなぁー

 

 ※とりあえず、 8月も水〜日の営業予定。

 なお、8月13日(日)のみ、お墓まいりで臨時休業の予定です。

 夏休みは、9月かなぁー

 

つい先日、三日月が三日月として撮れたので、おまけにUP

まだまだ夏ど真ん中、8月2日(水)から、また頑張って行きましよう!

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大雨のあと

夕立かと思ったら、まだまだ梅雨前線猛威炸裂!

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珍しく、3時過ぎからいらしたお客様で、ぼちぼち堂から追い出された子供達がまた戻ってきて、異様なハイテンション。映画「台風クラブ」を思わせる展開です。

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裏の水路は、瞬く間に水が溢れて、オヤジはハラハラ。

 

 雨は降りやまず、傘を貸してあげて、母親が迎えにきて。。。ようやく小康状態になったぼちぼち堂には、虫取り網と数台の自転車が残されました。

 取り残された、といえば、最近のぼちぼち堂には、マダムの日よけグッズが多々置いてきぼりにされております、お心当たりの方はご連絡を❤️

 

なんだか、静かに本を見るとはいかなかったお客様には、大変失礼いたしました。

そのお客様方から、今日も色々プレゼント。

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でかい!!  コリンキー 

オヤジは初めてです。生でサラダで食べれるそうです。

その他、子供達に制圧されて写真のない、クッキー、旅行先のお菓子種々。

 

これは、貰い物ではなく、貸していただいたのですが、

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2004年に東京ステーションギャラリーで開催された「真鍋博展」の図録

フライヤーやチケットなども網羅しています。

ぼちぼち堂で(多分しばらく)見ることができますよ。

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そうか、大阪万博も真鍋さんのポスターだったんだ。

この時の未来がまさにドンピシャリですね。

 

会津の恵み、頂き物たくさん

緑町の片隅のぼちぼち堂、このところ毎日毎日、会津の恵みを届けていただいております。

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 きゅうり、なす、ささぎ、かぼちゃ、ピーマン、じゃがいも、とうもろこし、しそ、もも、キャベツ…

そして小学生たちからは、クワガタ、バッタ、トンボ、ダンゴムシ…^^;

  感謝、かんしゃ、カンシャであります。

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台所のバックヤードが、食べ物で溢れています。もちろんうちだけでは食べきれず、お客様にもどんどん供しております。

 

さて今日のご紹介は、こんな本

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昭和のマンガ少年(少女)は、リアルタイムで手に取られたのではないでしょうか?

 Kappa Homes  シリーズ、昭和52年発行 手塚治虫著「マンガの描き方」

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不条理ギャグと銘打った項には、なんとあの「ねじ式」が引かれておりました。