ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

皇帝の新しい心、はたまた、、、

12月23日 天皇誕生日 ぼちぼち堂に通じる路地に、冬の虹が立ちました。

f:id:bochibochidou:20161223194529j:plain

師走の祝日。

 大人のお客様や学童のお客様が開店前から続々と詰め掛け、それぞれに、ひとり素敵な本をお供にしてくれたり、冬休みの宿題にせっせと取り組んだり(してるふり?)、ご家族やお仲間同士でゆっくりお食事したり、、、繁華街のクリスマスできらびやかなお店とは行きませんが、静かにいつものように時間が流れました。

 

 まだまだ暖かい会津盆地ですが、この雨はあの有名なクリスマスソングのように、夜半には雪に変わるやもしれません。

 そんな長い冬の夜、年末年始にじっくり楽しめる本は如何でしょう。

f:id:bochibochidou:20161223200923j:plain

今回は、上橋菜穂子ル・グィンのいずれも鉄板ファンタジー。良い冬の夜を過ごせること請け合いです。

 

 12月23日。日本の天皇のおかげで祝日となった今日は、オヤジの一周回った1年後でもありました。

f:id:bochibochidou:20161223201946j:plain

1周目の若い頃は、こんな本のこんな名前の作家の本を、訳も分からず読んでいたようですが(やたらと棒線が引いてある、、、今となっては記憶なし)、これからも「訳も分からず貪り読む」という体験は無くしたくないですね。

 

 さて、二周目の若い(?)オヤジは、これらのどっちを味読するのか、そんなことをぼんやり思っている冬の夜長です。

f:id:bochibochidou:20161223202236j:plain

 オヤジはさておき、ぼちぼち堂、皆さんのそんな体験のお手伝いができたら、とささやかに願っております。