ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

花冷え

 今朝の会津は氷点下。昨日の夜降った雪は、うっすらと屋根を覆いました。

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 一方日中は、良い天気。空気は少々冷たい感じでしたが、鶴ヶ城の周辺では観光客らしき人たちで賑わっておりました。

 今はストーブを焚いたり、消したり。秘密調査員に急かされて外に出てみると、薄曇りの空に、朧に上弦の月が昇って来たところでした。

 生活をしているだけで、季節の移ろいをしみじみと感じるこの頃ですが、さてぼちぼち堂の春はいつになるやら。1日1センチづつ準備を進めているつもりなのですが、熱力学の厳然たる法則には逆らえず、計画を立てないことを家訓にしていることをあざ笑うかのように、日々宿題が増えているようです。

 その1 会津の本

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 今日、オヤジオカミの昔からの友人が会津の実家に帰省。お父上の蔵書などを手渡してくださいました。その一部が上の写真。

 古本屋の端くれを名乗るからには、古本屋の役割を少しでも果たさなければ。その役割の中には、大事にされた本を次の読者に手渡すこと、地域の本屋として郷土の記録のハブになること、があります。

今まで、歴史なんかにはとんと興味がないオヤジですが、今回託された本を整理しつつそんなことを改めて考えてしまいました。

 

 その2 なんちゃって でーく仕事

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 昨日の、我ながらスパッとした棚のトランスフォームを認めてくれたのか、オカミからの宿題。

 これも実家からいただいた、配膳盆と思しき箱を利用して、「ガイドレール付きの食器収納棚を作成せよ。」

 秘密調査員の遊ぼうよコールにも負けず、明日からまた、世界のエントロピーの減少に精出すつもりです。