ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

ヒゲオヤジ/ロック・ホーム/アセチレン・ランプ お宝本シリーズは続く(その3)

近所の電柱も秋の装い。このまま展覧会に出展できそうな意匠です。

f:id:bochibochidou:20181116200533j:plain

今日午前中は風もなく、文字通りの小春日和

f:id:bochibochidou:20181116200644j:plain

人もついひと刷毛、絵を描きたくなるような空。

 

こんなに爽やかな日中なのに、この頃は近所の先輩/後輩に習い、暗い側溝に潜り込んで調査に飛び回るこいつ。

f:id:bochibochidou:20181116200929j:plain

オヤジに叱られて、また暗いところに逃げ込んでいます。

 

さて、ぼちぼち堂お宝本シリーズはまだ続きます。

今日は、昨日のガロつながりで「佐々木マキ」のエッセイ「ノー・シューズ」

f:id:bochibochidou:20181116201237j:plain

2014年亜紀書房の発行で、まだ新刊でも手に入る本ですが

f:id:bochibochidou:20181116201347j:plain

ジャーン サイン付き

若い頃筆耕の仕事をしておられたという来歴がしのばれる筆致

エッセイだけでなくスカラマンガと銘打った貴重な一コママンガも50枚掲載されています。

しかしこの人の一コママンガは、ガロの時代から不思議。よくわからないけれど印象に残るマンガです。

 

マンガつながりでは、こんな本も

f:id:bochibochidou:20181116201840j:plain

ヒゲオヤジ/ロック・ホーム/アセチレン・ランプ と手塚漫画の愛すべき脇役に焦点を合わせたアンソロジーです。

 

さて

日差しのたっぷり入るぼちぼち堂で、ゆっくり読書はいかがですか?

f:id:bochibochidou:20181116202147j:plain

最後の一葉…こちらはまだまだお宝本    (その2)

近所の木の葉が最後の一葉。

そんな物語があったなぁー、オーヘンリーだったか…

f:id:bochibochidou:20181115202835j:plain

 そう言えば、お客様から無償提供された「枯葉バージョンコースター」が好評で、これも最後の一葉になりました。

f:id:bochibochidou:20181115203348j:plain

冬の準備はどうだかなぁーなどと、何かしら哀愁を感じる時期ですが、ぼちぼち堂お宝本発掘シリーズはまだまだこれから!

 

今日は、超大物!!

前回の装丁者つながり、なんとこの本も羽良多平吉の手によるものです。

f:id:bochibochidou:20181115203502j:plain

f:id:bochibochidou:20181115203508j:plain

昭和真っ盛りの頃、独自の世界観で一時代を築いた漫画雑誌「ガロ」その20周年を記念して1984年に発行された、1200頁の大作「木造モルタルの王国」

そこに居並ぶこの執筆者

f:id:bochibochidou:20181115204233j:plain

f:id:bochibochidou:20181115204236j:plain

これだけの作品を一堂に集めた本は、もう出ないでしょうなぁー。

まんがだけでなく巻末の広告も、チープな手作り感があの季節を彷彿とさせて、見ているだけで楽しい!!

f:id:bochibochidou:20181115204719j:plain

f:id:bochibochidou:20181115204724j:plain

 

 

好きな人にはたまらない、こんな本も出してます。

f:id:bochibochidou:20181115204920j:plain

谷川俊太郎松本大洋のコラボ絵本「かないくん」 内容は深く、重たいです。

 

 

お宝本を掘り出しました

この秋2度目の臨時休業 ということで、ちょっとお久しぶりです。

おやすみには久々の上京。昔の仲間たちとの再会とともにもう一つの目的で、こんなところをウロウロしとりました。

f:id:bochibochidou:20181114192409j:plain

東京のイチョウも黄色くいろづいています。

ここでこの厳しい顔をした方に睨まれながら、年に一度の青空古本市

f:id:bochibochidou:20181114192959j:plain

 東京に住んでいた時は、いつも最終の週末しかいけませんでしたが、今回は口開けの月曜日午前中  ということで、心踊らして古本の海にダイビング!!

   ありました、掘り出しました「お宝本!」

 

f:id:bochibochidou:20181114193520j:plain

一千一秒物語 (イナガキ・タルホ一篇一冊物語双書)   透土社

稲垣足穂の「一千一秒物語」は、この孤高の独自世界を作り出した駄々っ子の巨人が「この後私の書いたものは、全てこの本の解説でしかない」と言わしめた名著。

1922年に金星社から出版されたその本を再現し、全体の編集と装丁を羽良多平吉が手がけております。

金箔やエンボス加工を凝らした装丁、本文の美しさ。本好きの方は是非実物を手にとってご覧いただきたい一冊です。

f:id:bochibochidou:20181114194655j:plain

使用した紙の種類だけでもこれだけ!

f:id:bochibochidou:20181114194715j:plain

この本の作成に関わった人/会社たち

f:id:bochibochidou:20181114194830j:plain

 

さて、秋の臨時休業もこれでおしまい。

朝日の柔らかな日差しは優しい感じですが、

f:id:bochibochidou:20181114195101j:plain

夜は、冬の兆しが牙を剥き始めていています。

f:id:bochibochidou:20181114195144j:plain

魔物の顔に見えます

 

 ぼちぼち堂の近所では、こんな仔が無邪気に飛び跳ねていました。お母さんはどこにいるのでしょう、夜は寒くなるから早く帰るんだよー

f:id:bochibochidou:20181114195449j:plain

 

ぼちぼち堂 ’18年11月 営業のお知らせ

      ※通常の記事はこの下にあります。

 

臨時休業

     🔶 11月11日(

 

ランチタイム貸切

     🔶 11月21日(水) 開店〜13時まで貸切り

   ※13:00頃からは、喫茶/古本でのご利用は可能です。

 

f:id:bochibochidou:20181015195952j:plain

今年は夏休み取らなかったので、チョット充電。 です^^/

 

 

夕暮れのお月様

 5時ごろになったらもう夕暮れ、今日はお日様を追うように沈む寸前のお月様がちらっと顔を見せてくれました。

f:id:bochibochidou:20181109215114j:plain

ほんの短い間ですが、家路を急ぐ足を止めてしまう光景です。

よく見ると、すでに冬の凶暴さを孕ませているようです。

f:id:bochibochidou:20181109215431j:plain

立冬を過ぎた今日も、なんだか「なま暖かい」という言葉がぴったりくる1日

f:id:bochibochidou:20181109215810j:plain

日差しも柔らかく、ご近所では今年生まれたと思しき双子さんが一心に遊んでいます。

f:id:bochibochidou:20181109215953j:plain

「君たち、冬はどうするの?いまのうちにうちに来ないかい!!」と小学生が呼びかけておりました。

厳しい冬が来る前に、暖かいねぐらを見つけられるといいね。

 

久しぶりに楽しい幼児向け絵本

f:id:bochibochidou:20181109220919j:plain

お母さんが、赤ちゃんに読んで聞かせるための絵本ですが、大人もクスッとできる

f:id:bochibochidou:20181109221019j:plain

最近出たばかりのピカピカです。

 

 

暖かい冬至

暦の上では冬至るとのことですが、暖かいインディアンサマー

 

ぼちぼち堂にも秋の実りが続々届きます。

f:id:bochibochidou:20181107195209j:plain

テーブルに枯れ葉を散らしてみました。。。

これは、裁縫大好き(料理大嫌いw)のお客様が作った、秋の枯れ葉のコースター

ぼちぼち堂で<タダ>でお配りしております!

その他、きのこやら大根やら、続々とお届け物がやってきますが、きわめつけはこれ

f:id:bochibochidou:20181107195631j:plain

特大の紅あずま!! ゆうに通常のサツマイモの3本分はあります。

友人が楽しみながら作ったサツマイモ、これもぼちぼち堂で喫茶/食事を擦ったみなさんに、オカミ特製いも羊羹としてお出しします。

 

 今日はあまりのいい陽気で、朝からゆるゆるしていたら、お気に入りの場所を近隣のノラに占拠されたこいつ。

f:id:bochibochidou:20181107200232j:plain

あわてて厳しい顔で監視体制に入りました。

f:id:bochibochidou:20181107200339j:plain

苦味走っています、、、^皿^

 

さて今日も珍しい本のご紹介

f:id:bochibochidou:20181107200510j:plain

1979年から、工作舎松岡正剛が発行した、planetary books シリーズの第1冊目

「存在から存在学へ」

”科学・哲学・宗教・芸術ー何事にも煩わせない、新しい精神構造体のための遊学マニュアル”  とわけわかんないけれど、かっこいいキャプションの冊子です。

 

もちろん、わけのわかる(?)普通の本たちも、和洋、純文学、SFと多種取り揃えてありますよー

f:id:bochibochidou:20181107201324j:plain

あれ、ご存知なかった?

    ぼちぼち堂は芋羊羹の出る古本屋なんです。

 

秋の雲が遊んでいます

昨日の夕暮れの風景、雲が面白い。

f:id:bochibochidou:20181105204028j:plain

f:id:bochibochidou:20181105204121j:plain

上空では、冷たい季節風がゴーゴー吹きまくっているのでしょうが、青空のキャンバスに勢いのある筆使いで絵を書きまくっているようです。

f:id:bochibochidou:20181105204344j:plain

地上ポカポカで、裏の水路では釣り人の姿も見えます。

f:id:bochibochidou:20181105204513j:plain

こちらでは親子でしょうか、微笑ましい。

 

このところの日差しで、磐梯山の初雪は消えてしまったようですが、こちら飯豊山は厳しい冬景色が始まっています。

f:id:bochibochidou:20181105204717j:plain

 

さて、今は読書週間ということで、少々硬めにオヤジの大好きな二人の作家の代表作をご紹介。

f:id:bochibochidou:20181105204856j:plain

開高健、「夏の闇」もう少し長生きしていれば、ノーベル文学賞でもおかしくない日本文学の傑作

f:id:bochibochidou:20181105205030j:plain

色川武大、「狂人日記」この人の狂気の感覚は、なぜか身につまされます。

 

もっと遠く!! と遠心力を標榜した開高健の豪快さの陰に隠れた、緻密で鬱々とした弱さ。

無頼を旗印に、阿佐田哲也と名乗って肩で風切るように生きながら、どうしても透けて見える端正な優しさ。

純文学(?)がなかなか盛り上がらない今ですが。読書の秋。ぜひこの大人の文学を手にとっていただきたいと思います。

 

※業務連絡

 11月11日(日)臨時休業いたします。

f:id:bochibochidou:20181105210024j:plain