ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

理系 文系

寒の最中だというのに3月の気候だとか、今日は雨模様でした。

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週初めの好天、磐梯山も春霞にもやったような姿

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春を予感させるような週初のお休みでしたが、いやいやそんなに甘くはありません

まだまだこれから寒波がやってきて、春の前には花粉が飛んできて、その上今年の冬は、緊急事態宣言の真っ最中。

 

お客様のお話では、市中の飲食店は閑古鳥らしいです。

「この前はお客が自分一人で、それも6時半で切り上げたゾォー」

 

 前回の宣言時と違い今回の緊急事態では、「古本は不要不急」とあげつらう声はないようなので、ただただ頭を下げて、コロナ禍やスギ花粉が頭の上を通り過ぎてくれるのを待ちつつ古本を並べていくしかないんでしょうなぁー。。。

 

今回はお客様の嗜好無視で、オヤジの好きな本を品出し

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大御所 神林長平の堂々七百ページ近くに及ぶ「膚の下」はサイン本です。

 

以上は図らずも理系に偏っていますので、こちらは文系の大御所?

 

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麻雀放浪記はある意味、オヤジの青春時代のバイブルでした。

バクチ打ちだけの持つ矜持。強烈に濃くギラギラと生き急ぐ姿に、憧れに似た感覚を持ったものでした。

 

色川武大として表紙を飾っている1979年の「話の特集」をパラパラしていたら、なんとソウル時代の四方田犬彦が読者欄に投稿していたりしてました。

もうなくなってからも三十年以上の時が流れているんですね。。。

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