ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

土筆が出てきました

あっという間に土筆ん坊がニョキニョキ顔を出していました。

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この空き地には、毎年毎年この季節にはびこります。土筆は別名「地獄草」と言われるぐらい厄介な植物なんだそうです。

 

厄介といえば、目に見えないウィルス

ぼちぼち堂の棚にも、こんな本が一冊だけありました

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細菌学の大家であった、吉川昌之介が1995年に書いた本ですが、研究者の激減を嘆いて、現在のこの騒ぎを予見/警告しているような本です

 

一番強いものは「変化するものである」の言に習えば、強いのはどっちだとすぐ答えが出てしまいますが、宿主を死に至らしめるものも淘汰されてしまうハズなので、どうなんでしょうね、、、結局危ういところでバランスが取られるものなんでしょうか。

 

いずれ専門的なことはわからないオヤジです。せいぜいこの人の、天真爛漫な毒にニヤッとするぐらいが、いいところかもしれません。

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編者の呉智英によれば、水木しげる先生は、妖怪漫画家であるとともに、より優れた風刺漫画家であったそうな。

 

小人凡人がいくら考えても、何が正解かはよくわからず、鬱々とした嫌な気分が残るだけです、せめて春の美しい夕暮れで心を癒しましょう。

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やけに姿勢のいいシロサギが、眺めに来ていました。

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