ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

淡雪、ぼたん雪

【業務連絡】

 2月16日(日) ランチタイム(〜14:00ごろまで)貸切となります

 14:00過ぎからの喫茶と古本のご利用は可能です。

 

会津らしいボサボサの雪

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文字通り、綿毛のような雪がちょっとは真面目に降りましたが、今シーズンはいまだに除雪車の出番なし。業者の方々の心情やいかにと心配される会津地方です。

 

 今年の冬将軍はなよなよして、時たまお日様が顔を出したり

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このところ炬燵で丸くなっているうちの秘密調査員が、這い出してきて満喫中。

おやすみの間は、オヤジも真似して日がな一日ストーブの前で一日うとうと。

世の騒ぎを全て忘れて、シアワセだなー。

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寒い中、散歩にもいかず、雪雲から顔を出し月の出を一枚とっただけ。

 

さて、今日は、新刊書店にはもう全然ないのに、古本屋としては並べたくなる作家のひとり、澁澤龍彦の文庫本

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つい最近、この人が訳したコクトーの『大跨びらき』が旅立っていったので、思いたってかき集めてみました。

 背徳文学、快楽主義、破天荒なシュールリアリスト、幻想やエロティック、退廃的なものすべてに、少年のように好奇心を働かせ、あの三島由紀夫から「…この人がゐなかつたら、日本はどんなに淋しい国になるだらう」と言わしめた変幻自在の文学者。

 

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