市内だとどこでも見られる、ふつーの花ですが、夕日をバックにするとかっこいい。
爽やかな風に吹かれ、夕日を見ていると、昨日の詩集ではないですが、柄にもなく何かリリカルな気持ちになります。
そういえば今日なんか、小学生が「これください」と差し出した本が、なんと「カフカ」(コミック版ではありますが。。。)
小学生からあの「変身」を読む子は、どんな思春期を迎えるんでしょう、、、ちょっと心配ですが、そっと見守りたい気持ちです。
こんな本も手元にありました。
1965年出版。寺山修司20代。「戦後詩 ーユリシーズの不在ー」
「僕は愛される詩人などよりは畏れられる詩人になりたい」と吠えていた頃の著作です。曰く、「〜私の考えでは「弱者の文学」でしかなかった戦後の詩に、最初の「おはよう」を持ち込んだのは谷川俊太郎である」
十分に若く十全に無敵です!
今では考えられませんが、奥付には著者の住所が載っています。今はない住所のようでうが、かの寺山修司も神田川の辺りで、銭湯に通っていたのでしょうか。
そしてなんとこの本の見返しには、オヤジの文字で、学校時代の友人の住所がメモされていました。。。こんな本を買った覚えも、読んだ覚えもないのですが、はるか昔の青春時代には、こんな本を小脇に抱えて気取っていたのかもしれません。
ふと振り返ると、磐梯山のカレーライスに、雲のスプーンがかぶさっていました。
腹へっったー、メシメシ!!