ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

春がいっぺんにやってきました

【ぼちぼち堂業務連絡】

  4月11日(木) ご予約多数のため、ランチ提供できません 

           喫茶/古本のみご利用できます

 

昨日の夕日

このところ暖かい日が続き、桜が咲く前にすでに夏日にせまる気温

夕焼けも春たけなわの優しい色合いです

 

今日はもう、入学式

わがぼちぼち堂のエントランス看板担当の三代目画伯も、いつのまにか中学生です。

今までのように、中学生になると何故かお店に寄り付かなくなるのが常で、次のデザイナーさん募集中です。

今回最後と思われる絵はディテールに味があって、こんな書き込み

入学まえの最終日、また来てくれたので看板をほめて、「今度は中学生レベルの絵を描いてや」とよけいなことを言ったら、「中学生れべるってどんな絵やねん」とすねて

こんあっけない絵に書き換えて帰ってしまいました、、、幼稚園レベル

いろいろ面倒臭い年代となりますが「さよなら、中学生生活をいっぱいたのしんでなぁー」

 

さるものあれば、くるものあり

最近日に三回はやってくるご近所さん

ビミョーな距離感が微笑ましい

結構なイケメンおにいさんのようです(?しらんんけど?)

 

先日の、ピース又吉さんご来訪のつながりか、お客様リクエストの「東京百景」

余分にあります

 

そうそう、本格的な春の訪れとともに、ぼちぼち堂のプチデザートも水羊羹へと衣替えしました

 

 

春分もすぎて

裏の河原での夕焼も、だんだんいいポジションになってきました。

なので、早速久しぶりの夕焼けハンティング

 

一進一退して、ようやく春になりましたなぁー

   ぼちぼち堂でも春を感じる(?)先週のわすれもの。。。

卒業、入学、就職と 別れと新しい出発の季節

 「会うは別れの。。。」

 「さよならは別れのことばじゃなくて。。。」

 「新しくであうために。。。」

いろいろいいますが、高齢者入り口のこのオヤジにも、今後輝く出会いはあるのかっ!! 少々心細くもあるこの季節でもありまする。

 

今日は、いつものシロではなく、アオくんがおられました

いずれにせよ、かれ(彼女?)のように、凛と暮らしていきたいものです。

 

今日は、とっても久しぶりに詩の本 「山之口貘」を4冊

どんなに悲惨で貧乏しても、自由気ままに可笑しく生きる、そんな詩人にあこがれます

 

お知らせ一つ 会津のこのあたりで、駆け回る「林家彦三落語会」開催です

2024年4月24日(水)10:00〜

 こらんしょう亭 → 可月亭 → 清林寺

 

ランニング&落語 とは、なんとも新しい

のぞいています

【ぼちぼち堂業務連絡】

🟥 3月27日(水) お店は全て貸切です

 一般のお客様はご利用できませんので、ご注意を””

 

寒暖差が激しいこの頃

今日は春がのぞいています

昨日は吹雪で今日は風がちょい冷たかったですが、お日様ポカポカのいい天気

なぜかまだ鼻水チョロチョロ程度で花粉症爆発とはなっていないので、何もしない散歩第二弾

(オヤジ自身を含め、明日の夜は大谷vsダルビッシュ一色であろうと想像しますが、3月17日19:00〜BS吉本「又吉せきしろの何もしない散歩」、会津若松ぼちぼち堂/太郎焼本舗編放映予定です )

twitter.com

鶴ヶ城の桜の様子を見に行きましたが、まだこんな感じ

ふと気が付いたのですが、オヤジたちの青春の汗を見守ってくれていた老木が、いつのまにか一部伐採されていました。

桜の衣寿命は平均60年程度だとか、、、少々寂しいですがこれも致し方のないことか、、、

時は流れる、さらば青春!!ってか。

 

なので、お城の本丸に会うのはやめて、湯川べりをてくてく散歩して帰宅

こんなやつが、春を満喫しておりました

 

今日のご紹介は、該当なしの時の芥川賞候補作品、

円城塔「これはペンです」

円城さんは、この後すぐ「道化師の蝶」で芥川賞を受賞していますね

この作品、文学世界のクラクラする散歩が楽しめます

春の散歩

 以前にちょっとだけお知らせしたテレビ収録の件

番宣も始まって情報解禁となりましたので、改めてお知らせです

オヤジも今まで全然知らなかったのですが、BS吉本で毎週水曜19時から放映している

「又吉・せきしろの何もしない散歩」の収録が、まだ冬真っ只中2月の初めにぼちぼち堂で行われました。

https://twitter.com/matasekisanpo?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

 

お二人が散歩の途中でふらっと訪ねた場所で、自由律俳句を読むという番組で、オヤジもちょっと飲み物を出した折に顔を出しただけで、どんな番組内容だったかは分かりません(20日19:00放映予定です)

芥川賞作家の又吉さんが、次があるからとマネージャーと思しき方にせっつかれながらも、うちの本棚に最後まで取りついてくれていたのが、印象的でした。

(純文学をシッカリご購入いただきました)

 

 

花粉症におののきながら、おやじも春の(なにもしない)散歩

恒例の夜警廻りでまだ寒々しい銀杏トリオに挨拶したり、

ぽかぽかの春の日差しを待っている、お寺の木蓮の蕾を愛でたり

まだまだ厳しく寒い夜空でも、早い時刻にすくっと立っているオリオン座が、一番確実に春の訪れを感じさせてくれています。

 

最近なぜか、肩乗り猫となって、お客様の来訪を待っているオヤジと秘密調査員も、春っぽい風物詩の一つかなぁ。

 

お客さんに教えていただいた、素晴らしく綺麗な本

「瘋癲老人日記」 

  谷崎潤一郎著 棟方志功装丁

内容は老人の歪んだ性を描いてちょっとちょっとですが、毎日芸術大賞のまごうことないゲージュツです。

 

2024年3月の営業案内

【業務連絡】

 ごほんとごはん「ぼちぼち堂」3月のイレギュラー分営業です

 

 ◼️ 3月13日(水)   臨時休業

 

◼️ 3月17日(日)   貸切 

   ※一般の方のご食事は事前相談要 

    古本/喫茶のご利用は可能です

 

◼️ 3月27日(水)   貸切 

  ※町内会イベントのため、一般の方利用不可です

 

◼️ 3月30日( 土)  奥の座敷貸切(1時ぐらい迄) 

  ※テーブル席でにおお食事/喫茶は可です

  

  ※その他月/火曜日は定休日です

 

このほか追加/変更あれば、このブログでお知らせします。

 

もうすぐひな祭り

今日も 橋の下 川は流れ、、、

 4年に一度の閏年2月29日もいつのまにすぎさり、冬と春がせめぎあう、そんな季節となりました。愚かなことを繰り返す人類にくらべ、大自然はなんとゆるやかで着実なことか、と考えてしまいます。

そういう意味では、わがぼちぼち堂もゆるやかで、着実とはいえなくとも、なんとかぼちぼちの毎日を過ごしております

 

色気のないお店に、お客様が持ってきてくださったお雛様。

 

冬が戻ってきたり

春のお日様だったり

月暈の厳しい夜が来たり

はずせない楽しみは、うつらうつらと春眠、うたたね


  こでらんにぃー

 

春色っぽい? 安野さんの絵本、ぽつぽつ集まっています

 

「まんまる月の夜」 絶賛販売中

お買い上げの方に半沢さんの原画プリント プレゼント残り少ないです!!

www.facebook.com

 

水仙月

厳しい冬を乗り越え、春が近づいていることを表した、宮沢賢治の創作した架空の月の名前  「水仙月」

今年の会津は雪も少なく、とても厳しい冬とは言えませんでしたが、もはや水仙月がやってきたようです。

あいかわらず世間では、目を背け耳を塞ぎたくなるようなあれやこれや。

身の回りでは、昨年夏から毎月のように、友達や仲間の訃報が飛び込んできます。

胸が重たくザワザワする毎日。それでも季節はめぐり、こんな穏やかな夕暮れ。

40年余におよぶ都会での生活を終え、この景色に戻ってきたのは良いことだったと思えるのが、小さな救いと思えます。

われらの磐梯山もお月さんも、やさしく見守ってくれているのでしょうか。

 

 …そんな考えにとらわれて、必要以上に暗くなるのもいやで、ブログの更新も滞っておりましたが、ぼちぼち堂はいつもの通りです

 常連さんがポツポツ集まって、たわいのない話をしてああー美味しかったと帰っていって、ランチタイムが終ると、うたた寝ができる静けさ…

 それでもたまに、オヤジのつけた古本の値段を値切ることに無常の喜びを見つけたご隠居さんや、シンガポールからいらして、「いんぐりっしゅおんりー」といいつつご飯おかわりの旅人や、そうそう先週は、店に来るなり「地球は丸くないのだ!!」と確信を持って説くおじちゃんやら、、、時々は刺激的なぼちぼち堂です。

 そしてとうとうある日、、、

何年ぶりでしょうか、ぼちぼち堂にTVクルーの群れが!それも10名の大編成!!「

 守秘義務契約?に縛られて、この顛末は3月後半にお知らせの予定でーす。

 

さて今回のお題は、「水仙月」 

もちろん宮沢賢治の絵本あります。絵は赤羽末吉です!!