ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

小寒の部分日食

曇りがちの寒い朝、奇跡的に撮れた部分日食の写真です。

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スマホ片手にあれやこれややってみたのですが、なかなかうまくいきません。

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本来観測を邪魔する雲の加減で、欠けた部分がくっきり写りました。

 

小寒とはいえ、寒い朝。今シーズンの会津は雪は少なめ、でも風が厳しい。

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こんな朝でも、ちゃんとパトロールを欠かさない勤勉な先輩猫を尻目に、うちの秘密調査員はストーブの前を離れず

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頼りのぼちぼち堂評論家も、営業拡大の知恵は出さず、冬休みの宿題もそっちのけで、お正月にゲームセンターでせしめた大型エンターキーを試して、きゃっきゃ騒いでいるばかり。

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その後は、暇な古本屋オヤジの枕として寄付するんだとか、なんとか。。。

  世界情勢はなんだかきな臭いというのに、このぼちぼち堂の緩さはどうよ??

 

ということで、平和ボケの人類に警笛を鳴らす古典的SFをご紹介。

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ジョン・ウインダムにより1953年に出版された「海竜めざめる」

そして星新一が訳、長新太がイラストを担当

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==警鐘を鳴らす冷静な声は、人々には届かず、国ごとに異なる利害、そしてそれぞれの思惑から、国家間では疑心暗鬼が渦を巻き、国際協調も進まない。世界で何が起ころうとしているのか。何一つはっきりとしたことはわからないまま、場当たり的な対応が繰り返される。そして、静かに、緩慢に。終末は深海から訪れる。 ==

 

どうです、この小説のキャプション、なんか今の世界を暗示している様な、、、

この今も、警笛を鳴らしている人はいるはずなのですが、我々耳には届かない。。。