ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

秋めくこの頃

雨が降って肌寒い朝

f:id:bochibochidou:20180913202322j:plain

 日が差して来るとだんだんあたたまってきて、ついこの前まで日陰を求めていたこいつは、今日はもう日向を探してまったり。

f:id:bochibochidou:20180913202518j:plain

日足がだんだん長くなってきて、着実に秋の気配を感じます。

f:id:bochibochidou:20180913202601j:plain

最近よく見かける、ノラでしょうか、この黒猫もぼちぼち堂のうらで、ちゃっかり日向ぼっこを楽しんでおりました。

 

 先日の愛宕神社の階段後遺症もあってか、今週はちょっとゆっくり、秋の日差しを楽しみながら、こんな本たちの品出し。

f:id:bochibochidou:20180913203459j:plain

ゴジラが来る夜に」 平成5年廣済堂出版 

文芸評論家にして大学教授でもある高橋敏夫が、登場して40年(なんとオヤジの生まれる前)のゴジラを至極真面目に哲学しちゃってる。

 なんともキャッチーな題名だなと思ったら、あの大御所武田泰淳の短編が出所のようです。

短編集の題名は「ニセ札つかいの手記」

f:id:bochibochidou:20180913204557j:plain

「神よ。あなたは、ゴジラだったの、ですか……」

高度成長を果たした日本人にとって、ゴジラは破壊の神であったのか、はたまた再生の神であるのか、、、まだまだ続きがあるようです。