このところ穏やかな天気でしたが、昨日の雨でとうとう冷たい北風が吹き出したようです。
塀の間では、もう冬色と言っていいような先住先輩が、必死で踏ん張っておりました。もう少し頑張るのかなー、もう頑張らなくてもいいよーと声をかけたくなります。
今日の夕日と、先日の川面に映る凍月。初冬の抒情を感じていただけるでしょうか。
今年の初雪も、もうすぐでしょうね。なんだかワクワクするような、それでいてやるせないような、雪国育ちの人なら、「そうそう」と頷いてくれるでしょう。
さてもう気がはやいもので、クリスマスイベントのご紹介。
いつもお世話になっている、「豆や よーだcoffee」さんからのご紹介。
◆ Christmas Market 11月25日・26日 11:00〜15:00
宮下温泉・桐の里倶楽部で開催されます
みなさん、クリスマスイベントを心待ちにしているのでしょうか、一緒に並べてある「市民美術展」は全然お手にとっていただけないのに、このチラシは引っ張りだこです。
今日の本の紹介は、ちょっと珍しいカバー絵で
昭和29年発行 河出新書 伊藤整著 「伊藤整氏の生活と意見」
花森安治のカバーです
もう一冊は
昭和48年発行 ハヤカワ文庫 C・L・ムーア著 「暗黒界の妖精」
松本零士のカバー
両方とも古い本で、少々くたびれてはおりますが、それぞれの作家さんの特徴が存分に出ていて、味のある本となっています。