ぼちぼち堂

会津の片隅で、古本屋オヤジと定食屋オカミになりたい夫婦もんの徒然

5月の本たち/瓜生岩子の絵本

熊出現の続報。         

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 今日の夕方通りかかったら、第1目撃地点の神社に、早速こんな看板がかかっていました。この神社、裏が田んぼのぼちぼち堂より、繁華街に近いんですが、熊がどうやってここまできたのかが不思議です。

熊も相当困っていたことと察せられます。

ぼちぼち堂に初めてくるお客様も、道に迷った時の備えで、熊よけの鈴が必要になるかもしれません??

 

さて、この5月に嫁に行った本たちの(一部)ご紹介です

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5月も思ったほどの嫁入りは果たせなかったのですが、

小さなお子さん連れのご夫婦が、絵本と一緒にトマス・マンをそっとお買い上げくださったり、80を優に超えるマダムが、天眼鏡片手に太宰治を読みたいと、リクエストされたり、プロの古本屋さんが田中小実昌を買って行ったり。初心者古本屋オヤジとしては、それなりに充実した送り出しができました。

 

今日は、猫の目のように天候が変わる一日でしたが、なんだかまたたくさんの頂き物が届きました。

 たくさんのパン

 たくさんのとれたて野菜

 シソの苗

 そしてたくさんの本

本当にありがとうございます。

 

そして、これはお借りしたものですが、こんな絵本が来ました。

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「喜多方のおばあちゃん」 明治時代喜多方に生まれた、社会事業家「瓜生岩子」の物語です。

自費出版の本なので、なかなか入手できないと思いますが、ぼちぼち堂でお借りしました、ご要望あればしばらくご覧になれます。

 

自分ばかりよくなったって、何もならねぇと思うのス」 岩の言葉です。